「悪魔は闇に蠢く」のネタバレあらすじ結末

悪魔は闇に蠢くの紹介:2014年製作の韓国映画。ソウルのマンホール下に広がる下水道に潜み、住民たちを恐怖の闇に引きずり込む殺人鬼の姿を描くサスペンス。ソウル市内で連続失踪事件が発生、やがて耳の不自由な少女スジョンが巻き込まれ、姉は必死に妹を探し出そうとするのだが…。

予告動画

悪魔は闇に蠢くの主な出演者

殺人鬼(チョン・ギョンホ)、ヨンソ(チョン・ユミ)、スジョン(キム・セロン)、ジョンホ(チェ・ドンムン)、ピルギュ(チョ・ダルファン)、キム・ソンイ(イ・ヨンユ)

悪魔は闇に蠢くのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①韓国ソウル市シンソルドンで連続して10人が行方不明となる事件が発生。しかし手がかりがなく捜査は難航。現在はタクシー運転手のキムの父・ジョンホは、行方知れずになった娘を探し元同僚のピルギュを頼り、銃を盗む。 ②ピンヒールの女性が拉致される現場を見たことから、耳の不自由な妹・スジョンは殺人鬼に拉致される。姉・ヨンソは必死で救助に向かい、ジョンホも向かう。殺人鬼と戦って姉・ヨンソは共倒れ、妹・スジョンとジョンホは生還。

【起】- 悪魔は闇に蠢くのあらすじ1

大韓民国、ソウル市・シンソルドン近郊。
携帯で通話しながら夜道を帰宅する少女がいました。もうすぐ家に着くと言って、電話を切ります。
そこは都会の道で、コンクリートで舗装されています。なんということもない平凡な道ですが、夜になると通行人の数が減り、街灯はありますが、薄暗いところでした。
その街灯が点滅したので、少女は立ち止まって見上げます。気づくと、街灯が奥から順々に消えていきました。
なぜ? と思いながら見ていた少女は、マンホールから出た手にひきずり込まれます…。
殺人鬼は若い男でした。マンホールに住み、張り巡らされた地下道を熟知しています。そして時々見知らぬ人を拉致しては、地下に監禁していました。
飽きると殺し、遺体は無造作に地下道の一角にある穴に捨てています。
もちろん都会ですから、工事の業者も入ります。
ある日、4人の男性が地下通路を通りました。うち1人は違和感を覚えて人間の生首らしきものを持ちあげますが、他の者が「マネキンだ」と言ったので捨て置きました。本当にマネキンだったのかは不明です。
殺人鬼は拉致した女子高校生チェ・ウッキョンを椅子に拘束すると、「大人しくしろ、ここが家だ」と言って髪の毛を切り始めました。家族ごっこをするのが殺人鬼の趣味です。
ソウル市内ではシンソルドンで、すでに10名以上が行方不明になっていました。警察は必死の捜索をしますが、何の手がかりも得られません。
元刑事で現在はタクシー運転手をする男性・ジョンホもその1人で、愛娘キム・ソンイが帰ってこないのです。ジョンホは大量のチラシを作り、タクシーに乗った客や通行人に片っ端からチラシを配りますが、反応は薄いものでした。
警察ではピルギュ刑事が、チーフ(上司)に手がかりを得られないことを叱責されます。
その頃地下では新たに拉致したキム・ソンイに殺人鬼がケーキを置き、「今日が初めての誕生日だ」と言いました。キムは「パパが見つけてくれる」と言い返します。
殺人鬼は一般家庭に育ちましたが、ある時父が家に火をつけ、家族は死にました。生き延びた殺人鬼はマンホールの下で生活し、今現在も家族を求めているのです。
今まで殺人鬼が手なずけられたのは、年端もいかない少年のみでした。その少年は話すこともできず、殺人鬼に「飼われている」に近い存在です。
殺人鬼はもっぱら女性ばかりを狙ってマンホールにひきずりこむのですが、監禁した少女たちは反発し、結果として殺して捨てるしかありませんでした。
さて、行方不明から10日が経過しても、ジョンホの娘キム・ソンイは見つかりません。ジョンホは友人の刑事・ピルギュに、市内にある監視カメラをもっとチェックしろと言いますが、本当に見つからないのです。
業を煮やした父・ジョンホは監視カメラを見せてもらい、父親の執念で気づきました。あるエリアで街灯が消えたと思うと、かすかにマンホール付近に何かが映ったのです(注;映画自体が全般的に暗いので本当に見えない)。

【承】- 悪魔は闇に蠢くのあらすじ2

ジョンホはピルギュから銃とジャケットを奪って立ち去ります。ジョンホが銃とジャケットを奪ったのを知ったピルギュは、責任を取って謹慎させられました。
ピルギュは監視カメラ映像を見て友人のジョンホが銃を盗んだと思い至り、同僚のガンホ刑事に監視カメラ映像の洗い直しを頼みます。
その頃、原付バイクで見回りをする一警官がマンホールの縁に長い髪の毛の束を見つけ、マンホールの蓋を開いて中の地下道に入りました。
ところが…その姿は殺人鬼に見られていました。監視カメラ映像が地下道の監視部屋にも映るよう、殺人鬼はデータを盗んでおり、だからマンホールを観察する警官の行動が監視できたのです。犯行に使うマンホールは1つだけですが、ほかに地下道のあちこちにもカメラを仕掛けていて、監視部屋で見張りができます。
マンホールから地下に入った警官は、すぐそばに張られてあったワイヤーの罠にかかりました。全身がワイヤーに絡めとられます。
暗視ゴーグルで近寄った殺人鬼は、警官の顔にビニール袋をかぶせて窒息死させ、制服ジャケットと銃を奪いました。
その後、マンホールの近くで若いカップルが喧嘩しました。女性が不利になっていましたが、警官制服のジャケットを着た殺人鬼が、警官の原付バイクのライトをつけたため、男性は去ります。
女性もその場を立ち去ろうとしましたが、ピンヒールがマンホールに挟まってしまいました。女性は殺人鬼に殴られ、マンホールから地下に入れられます。
…シンソルドンにある姉妹が住んでいました。姉・ヨンソと耳の不自由な妹・スジョンです。母が他界した後は、姉・ヨンソが妹・スジョンを育てていました。
まだ母が生きていた頃、姉・ヨンソは形見の指輪をもらい、今は左手の人差し指にその指輪をつけています。姉・ヨンソは手話を必死で勉強し、妹・スジョンを必死で守っていました。姉妹2人の生活は豊かではありません。
姉・ヨンソの誕生日、妹・スジョンはケーキと手紙、瓶に入ったチョコのプレゼントを用意しました。ヨンソは喜びながらも、チョコはスジョンに持たせます。
ある雨の夜、傘を持って迎えに行こうとした妹・スジョンは、タクシー運転手・ジョンホに娘と見間違えられました。ジョンホはスジョンのあとを追います。
その頃スジョンは上記の「ピンヒールの女を殺人鬼がマンホールの中に入れている現場」を目撃しました。
しかも運が悪いことに携帯の着信音が鳴り、スジョンの存在が殺人鬼にも露見します。殺人鬼は警官のバイクでスジョンを追いました。
スジョンはチャット通話のまま逃げます。スジョンは耳が不自由なので、普段はメールでのやりとり、可能な時はチャット通話にして、くちびるの動きで姉・ヨンソの言いたいことを読み取っていました。
ポケットにスマホを入れて妹・スジョンが逃げ始めたので、姉・ヨンソもスジョンの異変に気づいて慌ててバスを降ります。スジョンは隠れましたが、メール着信音で気づかれて殺人鬼に捕まりました。

【転】- 悪魔は闇に蠢くのあらすじ3

娘と見間違えたキムの父・ジョンホもスジョンを追っていました。ある場所で乗り捨てられたバイクと、ずれたマンホールに気づき、中に入ります。
姉・ヨンソは一部始終を見ておおよその場所を知り、その場所に行って電話をかけると、地下からバイブ音が聞こえます。廃屋となった教会から下に降りました。
殺人鬼は、浴槽にピンヒールの女性を入れて「消毒だ」と言いながら謎の液体に女をつけると、ラップで覆いをかぶせます。その後、口笛を吹きながら女を運びました。
ジョンホは元同僚のピルギュ刑事に電話して報告します。その後地下を探索したジョンホは、ある通路の下に大量の死体が捨てられているのを見ました。
姉・ヨンソは殺人鬼に見つかりそうになったので、下水道の水中に隠れます。その際、携帯が水没して駄目になりました。
拉致された妹・スジョンは、目覚めると鎖で繋がれています。
そばに、同じく足首に鎖が繋がれているものの、拘束はされていない(鎖の先は千切れて自由に歩ける)少年を見つけたので助けを求めますが、会話が通用しません。
というのも、スジョンは耳が不自由ですし、相手の少年は言葉が喋れないからでした(言葉を教わっていないので理解しない)。
少年はスジョンが持っていた瓶入りのチョコに興味を示して奪い取ると、瓶を割ってむさぼります。瓶の破片でてのひらを怪我した少年の手当てをしたスジョンは、代わりにチョコの包装紙を剥いて食べさせてあげました。言葉は通じないながら、少年とスジョンは心を通わせます。
殺人鬼がやってきてスジョンの手首を結束バンドで拘束しますが、殺人鬼が寝ている間にスジョンは缶の蓋のギザギザで解きます。逃げる時に缶を蹴ってしまい、殺人鬼は起きました。
殺人鬼は逃げたスジョンのいる場所をカメラで確認し、電灯を消して真っ暗にすると暗視ゴーグルをつけてその場所に行きます。妹・スジョンは地下道で姉・ヨンソと再会しました。
妹・スジョンは触った壁の振動で地下鉄の通風口が近いと気づき、助けを求めますが、終電で電気が切られます。
ピルギュ刑事とガンホ刑事は、ジョンホの通報でマンホールのある場所に行きましたが、ガンホ刑事は不気味がって「朝まで待とう」と言います。しかしマンホールの中から物音がするので開き、ピンヒールの女性を保護しました。
ピルギュ刑事は1人で入り、10分経過したら応援を呼べとガンホ刑事に言います。
ガンホ刑事はピルギュ刑事が去った後、パトカーにピンヒールの女性を入れますが、ガンホ刑事もマンホールから伸びた手にひきずりこまれました。その後、パトカーの窓ガラスがバールで割られ、ピンヒールの女性も連れ去られます。
姉妹は立体駐車場へ繋がるのぼり口に出ましたが、妹・スジョンが梯子から落ちて頭を打って気絶し、連れ去られました。姉・ヨンソは助けを呼びますが駐車場は無人で、ボンネット支持棒を持って再び入り、殺人鬼に捕まります。

【結】- 悪魔は闇に蠢くのあらすじ4

姉・ヨンソが気づくと姉妹は監禁されていました。目が覚めていない振りをして部屋を観察した姉・ヨンソは、隙を見て再び脱走します。殺人鬼が追ってきましたが、戸棚の背後に隠れた姉妹は、殺人鬼に棚を倒してぶつけました。
殺人鬼に足首を掴まれた姉・ヨンソは妹・スジョンを逃がします。妹・スジョンは少年と会ってチョコを渡し、手話で訴えました。何となく理解した少年はスジョンを監視部屋に案内します。
そこでスジョンは鍵を見つけ、カメラで姉・ヨンソのピンチに気づきました。ヨンソはワイヤーの罠の手前にいました。暗視ゴーグルをつけた殺人鬼に、電灯をつけて目つぶしをしたスジョンは姉を救います。
キムの父・ジョンホは探し続け、ラップでぐるぐる巻きにされた娘の遺体を見つけました。部屋の一室に今まで行方不明になった人たちのチラシが貼られているエリアを壊していたジョンホは、姉妹と少年を目撃します。殺人鬼も来ました。
ボンネット支持棒で殺人鬼に攻撃している姉妹を見たジョンホは殺人鬼にタックルし、その間に姉妹は逃げます。ジョンホは殺人鬼と戦い、銃で腹を撃ちました。ピルギュ刑事は銃声に反応しますが、誰とも出会えていません。
殺人鬼は「私を殺さないで。お願いだから。パパが見つけてくれる」とキム・ソンイの真似をすると「お前が殺したんだ、遅すぎたから」と言います。
腹を立てたジョンホはボンネット支持棒で殺人鬼を殴ると、銃を撃とうとしました。ところがガスが洩れており、銃撃と共に爆発が起きます(殺人鬼もジョンホも死んでいない)。
姉妹と少年は爆発の音を聞き、脇道に隠れて爆風をやりすごしました。
爆発で周辺のマンホールは吹き飛び、ピルギュ刑事が出てきます。はっきりいって、ピルギュ刑事は何の役も立っていません。
瀕死状態で生きている殺人鬼は注射を打つ(薬物かと思われる)と、出口で姉妹を待ちました。
鍵で出口を外した姉妹は少年にも来るように言いますが、少年は出たがりません。妹・スジョンは少年に、後日必ず助けに来ると言います。
そしてマンホールのはしごをのぼろうとしますが、姉・ヨンソを上から殺人鬼が攻撃しました。妹・スジョンは少年がかばい、さらに姉・ヨンソもスジョンをかばいます。
満身創痍の殺人鬼はガソリンを持ち出して撒いて皆を巻き込もうとしますが、妹と少年に手出しする前に、姉・ヨンソが先にライターを点火して、殺人鬼を火だるまにしました。
姉・ヨンソは少し離れた場所にいますが、炎の勢いが強くて助けられません。泣く妹・スジョンをキムの父・ジョンホが来て救出しました。
朝になり、警察が来ます。
焼けて形の変わった指輪を見つけたジョンホは、それを妹・スジョンに渡しました。妹・スジョンはそれを受け取りながら、昔に姉・ヨンソが必死で手話を覚えてくれていたこと、その指に指輪が光っていたことを思い出し、泣きます。
地下には食卓を囲むミイラ化した一家の死体がありました。自分の家族を殺人鬼がそこに配置したものと思われますが、殺人鬼が死んだ今となっては確かめようがありません。
…後日。生き残った少年は暗視ゴーグルをつけ、地下道を徘徊していました。将来的に、第二の殺人鬼となりそうです。

みんなの感想

ライターの感想

全般的に、謎の多い作品。特に劇中で出てくる少年は、ほんとに謎だらけ。
ただ、スリリングな展開がずっと続くので、見終わった後に不満に思うことはない。
にしても、この殺人鬼、よく動くな。ガンホ刑事とピンヒールの女性を拉致するかたわら、姉妹とも追走劇してるんだもん。
最終的にこの殺人鬼が何したかったのかも謎。女性を捕まえたものの、性的なことは一切していなかったし。擬似家族を作りたかったのかな。
地下が舞台なので仕方がないものの、全編とおして画面が暗すぎて見えにくかった。

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