「情婦」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

情婦の紹介:金持ちの未亡人殺しの容疑者として逮捕された青年の無実を証明できるのは、青年の内縁の妻のアリバイ証言だけだった。しかし、その妻は法廷で意外な証言をする。原作はアガサ・クリスティの短編ミステリ「検察側の証人」。1957年米国(モノクロ映画)。監督:ビリー・ワイルダー。アカデミー賞6部門ノミネート、エルザ・ランチェスターがゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。ラストのどんでん返しで有名な作品であるが、映画版は原作をさらに一捻りしてある。タイロン・パワーの遺作でありチャールズ・ローストンとエルザ・ランチェスター夫妻の最後の共演作。

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情婦の主な出演者

ウィルフレッド・ロバーツ卿(チャールズ・ローストン)、レナード・ヴォール(タイロン・パワー)、クリスティーネ・ヘルム(マレーネ・ディートリッヒ)、ミス・プリムソル(エルザ・ランチェスター)、ブローガンムーア(ジョン・ウィリアムス)、メイヒュー(ヘンリー・ダニエル)、カーター(イアン・ウォルフ)、ジャネット・マッケンジー(ユーナ・オコナー)

情婦のネタバレあらすじ

【起】- 情婦のあらすじ1

弁護士のウィルフレッド卿は心臓発作で一時は昏睡になるほどの重体から回復し、2か月ぶりに退院しました。頑固で我儘な卿に対して付き添い看護婦のミス・プリムソルは一歩も退かずあれこれと世話を焼きます。
そこに、金持ちの未亡人フレンチ夫人を殺害した容疑をかけられたレナード・ヴォールという青年の弁護の依頼が舞い込みます。ヴォールは感じのよい快活な青年で、容疑を完全に否定しています。
事件の起こった晩、ヴォールは8時から9時まで被害者宅を訪問し、9時半に帰宅したと言います。それを証明できるのはヴォールの妻だけですが、愛する妻の証言は法廷では効力がない、と卿は心配します。
さらに、未亡人がヴォールに遺言で8万ポンドもの大金を残したことがわかり、これが動機とみなされてヴォールは逮捕されてしまいます。
医者から刑事訴訟の担当を止められている卿は、助手のブローガンムーアにこの事件を任せることにします。

【承】- 情婦のあらすじ2

ウィルフレッド卿の事務所にヴォールの妻クリスティーネが訪ねて来ます。クリスティーネはヴォールが戦時中に軍隊でドイツに派遣された時に助けて連れ帰った妻ですが、極めて冷静で夫に愛情も感謝も感じていないかのような態度を見せます。
それに挑発された卿は、自らヴォールの弁護を引き受けます。ヴォールはクリスティーネの自分への愛を信じ切っています。
裁判が始まります。被害者の死因は鈍器による撲殺で死亡時刻は午後9時半から10時の間と推定され、被告人席のヴォールは9時に被害者宅を出て30分後には家に到着していたと無罪を主張します。
未亡人に10年間仕えた家政婦のジャネットは事件当夜の9時25分に忘れ物を取りに帰った時に被告人の声を聞いたと証言し、被告人は妻がいることを未亡人に隠していて未亡人が全財産を被告人に譲ると遺言書を書き換えたことも知っていたと言います。
それに対して卿は、未亡人が書き換える前の遺言ではジャネットが遺産の相続人だったこと、ジャネットは耳が遠くあの晩聞いた声が被告人のものと断定できないことを証明してみせました。

【転】- 情婦のあらすじ3

ところが、裁判の3日目に検察側の証人としてクリスティーネが召喚されます。証言台に立ったクリスティーネは、「夫は事件の夜10時10分に帰宅し、袖には血がついていて興奮状態で「彼女を殺した」と言った」と証言します。
この致命的な裏切りにより被告人は一気に窮地に陥り、ウィルフレッド卿は憤りのあまりまた心臓発作を起こしそうになります。
最終弁論を明日に控えて万策尽きたウィルフレッド卿の事務所に匿名の女から電話があり、卿が会いに行くと女はクリスティーネが書いた手紙を売りつけます。
その女は昔クリスティーネに恋人を盗られて顔を傷つけられたために恨んでいるのだと言います。
裁判の最終日、ウィルフレッド卿はクリスティーネを証言台に立たせて手紙を読み上げます。
それはマックスという愛人に宛てた手紙で、夫が殺人容疑で逮捕されたので自分が不利な証言をすれば夫は有罪になって別れられるからあなたと一緒になれる、という内容でした。 この映画を無料で観る

【結】- 情婦のあらすじ4

クリスティーネは手紙を書いたことを認め、ヴォールは無罪になります。
しかし、ウィルフレッド卿はどこか腑に落ちません。クリスティーネは偽証罪に問われることになりますが、卿に真実を打ち明けます。
手紙を売った匿名の女の正体は、実はクリスティーネの変装でした。クリスティーネはドイツにいた頃は女優だったのです。
愛する妻の証言は効力がないので、他にヴォールを救う方法はないかとクリスティーネが考えた策略です。
なぜなら、未亡人を殺した真犯人はヴォールだったからです。
(英国の法律では、一度裁判で無罪が確定した被告は後で有罪だったと判明しても罪に問われない)
「殺人犯を助けたのか?」と問う卿にクリスティーネは答えます。
「わかってないのね、彼を愛しているの」
そこにヴォールが現れクリスティーネに感謝しますが、クリスティーネを捨てて新しい若い恋人を選びます。
クリスティーネはその場にあったナイフでヴォールを刺し殺し逮捕されます。
ウィルフレッド卿は静養のための旅行を取りやめて、クリスティーネの弁護をする決心をします。
最後に「この映画をまだ見ていない方のために、決して結末をお話しにならないでください」というテロップが出ます。

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