「殺人ワークショップ」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

殺人ワークショップの紹介:2014年公開の日本映画。参加者それぞれが殺したい相手を協力して殺してゆく“殺人ワークショップ”に集まった人間たちの姿を描く。『オカルト』の白石晃士監督が、映画学校ENBUゼミナールで講師を担当した俳優コースの実習として製作、話題を呼んだ作品を再編集し、“完全版”として劇場公開。

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予告動画

殺人ワークショップの主な出演者

モリアキコ(木内彬子)、江野祥平(宇野祥平)、エミ(西村美恵)、ヒデトシ(徳留秀利)、ミサキ(井ノ川岬)、アサミ(伊藤麻美)、ユウマ(杉木悠真)、年下の男(重田裕友樹)、職場の同僚2人組(川連廣明&須田浩章)、高木良助(細川佳央)

殺人ワークショップのネタバレあらすじ

【起】- 殺人ワークショップのあらすじ1

眼鏡をかけた内気な若い女性・モリアキコは、同棲する恋人・高木良助から日常的に暴力を振るわれていました。内気なアキコは良助から暴力を受けても抵抗できず、殴る蹴るの暴行を受けるままです。
ある日、アキコは「役者になりたいから、ワークショップに行きたい」と話したところ、罵倒されて暴力を振るわれました。さらに「クソみたいなコンビニバイトで部屋に住めるのは俺のおかげだろう」と罵られます。
アキコが泣いても良助の暴力がやむことはなく、良助はアキコに馬乗りになって殴り続けました。
良助が外出した後、アキコの携帯電話にメールが届きます。それは「ワークショップのご案内」というタイトルのメールでした。
『あなたの周りに殺したい人はいませんか?
浮気している恋人、出世に邪魔な同僚、迷惑な隣人などなど…。
これは、そんな殺したい目標を、実際に殺すための「殺人ワークショップ」です。
安心、安全、確実にターゲットを殺せる方法を、一流のプロが丁寧にお教え致します。
共にその殺意を解放しましょう。
 ■講座概要
   期間:2泊3日
   講師:江野祥平 …』
思い悩んだ末、役者のワークショップではなく殺人ワークショップへの受講を決めたアキコは、メールへ返信をして、指定された場所へ向かいました。
ツタの絡まる、ごく平凡なビルの一室に通されたアキコは、他の受講生や講師と顔合わせをします。
受講生はアキコのほかに、5人の男女がいました。
講師の江野は、自己紹介代わりに、殺したい相手も詳しく説明しろと言います。
・江野祥平…殺人ワークショップの講師、関西弁でしゃべる
・ミサキ…茶髪の女性
・アサミ…ショートカットの白い服の女性
・エミ…ピンクの服を着た少し太めの女性
・ヒデトシ…体格の良い男性
・ユウマ…もみあげの濃い男性
・アキコ
最初に自己紹介したミサキは、殺したい相手はホストをやっていた元カレだと言います。1年半の交際期間に何度も浮気された挙句、他の女と子供を作って出て行ったそうで、殺したいのは元ホストの男性と妻子の合計3人でした。

【承】- 殺人ワークショップのあらすじ2

次に話をしたのはアサミです。アサミは愛想や要領、調子のいい妹のことを憎く思っていました。自分が働いて稼いだ金を仕送りして、妹が楽しく暮らしているのが許せません。
エミはずっと仲良くしていた年下の男性を殺したいと言いました。エミとしては付き合っているつもりだったのに、男性からはただの友達と言われました。それでもキスをしようとしたら拒否をされ「お前みたいなデブ抱けるか」と言われて、以来連絡が取れなくなったそうです。
ヒデトシは自分の職場の同僚2人を殺したいと言います。その2人はヒデトシが仲の良かった友人・ウメザワをいじめ、ミスを理不尽に責めて自殺に追いやった男たちでした。
ウメザワは職場で首を吊って自殺したのですが、遺書がなかったために職場のいじめが発覚せず、同僚の2人も反省の色がないことが、ヒデトシは許せませんでした。
ユウマは特に殺したい対象はありません。昔から犬や猫を殺していたユウマは、「今度は人間を殺してみたい」と思っていました。江野はユウマに「特別な任務がある」と言います。
彼らに交じって、アキコも自分の恋人がDV男であることを告白しました。
講師の江野は、次にダンボールで作ったナイフを用意し、「殺したい気持ちを解放させろ」と言いました。ナイフをすばやく刺して抜く作業を繰り返すよう、指示します。
ユウマが江野に反発します。自分は今まで犬や猫を殺してきたのだから、もっと特別な方法を教えろと要求しました。とはいうものの、ユウマが今まで動物を殺したのは、主に毒殺でした。
江野はユウマを捕まえて「練習台になれ」と言い、他の者にユウマを縛らせます。他の受講者が縛るのにもたついていると、江野は叱咤激励します。
ゴム手袋をするよう生徒に言った江野は、ポケットからナイフを出してユウマを刺そうとしました。ユウマはびびります。
江野が刺したのは、おもちゃのナイフでした。ユウマはほっとします。
続いて江野はアキコに、刺してみろと言いました。おもちゃと知りながらもアキコが躊躇っていると、横からアサミが奪ってユウマに刺しました。

【転】- 殺人ワークショップのあらすじ3

するとそれは本物のナイフでした。江野がこっそり本物にすりかえていました。ユウマは苦しみ、アサミは動転します。
江野は皆に「刺してすぐ抜く、そして刺す。逃げる隙を与えるな。経験が大事。こいつは練習台。やらない奴は俺が殺す」と指示しました。ユウマは本物の意味での練習台でした。
ミサキだけが「人を殺すくらいなら、死んだほうがまし」と言い、江野は宣言通りにミサキの首を絞めて殺します。
練習台にされたユウマも、アキコ、エミ、ヒデトシ、アサミに刺されて死にました。
次に江野は「チームワークが大事」と言い、目標の順番を「最初はアサミの妹」「次はヒデトシの同僚2人組」「さらに次はエミの年下の男」「最後にアキコのDV彼氏」と決めます。
トイレは部屋の片隅に、申し訳程度にダンボールで隠されたバケツの中でおこなうように命令されました。
その夜、ザコ寝したメンバーですが、寝られません。アサミが脱走を図りますが、ドアノブに手をかけた瞬間、入口近くで座って寝ていた江野がナイフでアサミの耳を削ぎ落としました。
「チャンスをやる」と言った江野はアサミにナイフを渡し、自分は丸腰で「諦めて死ぬか、立ち向かって死ぬか」と言いました。
アサミは江野と戦いますが、敗れて死にました。アキコ、ヒデトシ、エミは驚いて声も出ませんでした。
翌朝も練習した後、みんなでご飯を食べます。仮眠を取ったあと、ミサキ、アサミ、ユウマの3人の遺体を片付けた受講生は、いよいよ実践に向かいました。
まずはヒデトシの同僚2人組が相手です。
車中で江野はスマホを無線機代わりにすると、まずはヒデトシひとりで行けと指示します。何かあった場合には、アキコとエミに行けと言いました。江野は手を出さないつもりですが、どうしようもなくなった場合には対処すると言います。
ヒデトシは意を決して、同僚2人が暮らす部屋に行きました。その同僚たちは一緒に暮らしていました。
自殺したウメザワの遺骨と写真を出したヒデトシは、ウメザワに謝って欲しいと言いますが、2人組はばかにしてヒデトシに暴力を振るいます。 この映画を無料で観る

【結】- 殺人ワークショップのあらすじ4

ヒデトシは「誰か来て」と言いながら、ナイフを出すと体格のよい男性の同僚を刺しました。その男性は死にますが、ナイフを奪われたヒデトシは、もう1人の男性に返り討ちに遭い、腹部を刺されます。
アキコとエミが駆け付けて、もう1人の男性を殺しました。ヒデトシの復讐は完了しますが、ヒデトシも命を落とします。
江野はアキコとエミを連れ帰ると、翌日に続きをすると言いました。
次の日、今度はエミの年下の彼を捕まえた一行は、廃墟に行きます。そこで椅子に拘束し、エミに「殺せ」と江野は言いました。
エミの彼は泣いて謝り、命乞いします。エミは少しためらいます。
そんなエミを江野は殴り、鉄パイプを渡しました。エミはナイフをしまって鉄パイプを両手で握ると、決意したように振りかぶります。
そしてその後、江野とアキコを鉄パイプで殴りかかりました。土壇場になって年下の男を選んだのです。
どさくさにまぎれて男は逃げ、江野は男を追いました。自分を見張るアキコに、エミは「彼氏の暴力が怖いのと、あいつ(江野)の暴力が怖いのとは一緒だ。あんたは支配されたいんだ」と言います。
本当だと気づいたアキコは、戻って来た江野をシャベルで殴りました。江野は階下に落ちて倒れます。
エミは年下の男に「私ね、あの男と一緒に、たくさん人殺した」と告白し、年下の男はそれを受け止めて、エミにキスをしました。
それを見たアキコは、決意を胸に秘めて帰ります。江野の身体は知らぬ間になくなっていました。
…アキコは帰宅します。良助は居間でうたたねしていました。
コンビニで買ってきたゴム手袋を事務的にはめたアキコは、台所の包丁を取り出して、良助の脇腹を刺すと「ねえ、痛い?」「私、ずっと痛かったよ」と言います。
突然のことに驚いた良助は「やめてよ」と言いますが、アキコは江野に教わった通りに何度も何度も刺しました。
良助を殺して復讐を果たしたアキコは、窓の外をぼんやり眺めます。
…江野は生きており、今日もまた渋谷駅で歩いています…。

みんなの感想

ライターの感想

評価が分かれる作品なんだろうなと思う。
基本的には低予算で作られてるので、全般的にちゃちいです。
ただ「先が読めない」という意味では、意外に面白いかも?
監督の言いたかったことは「殺されるくらいなら殺せ」なのだろう。
殺人ワークショップに参加しておきながら、殺されるのは、それがあると思う。
ひとりまたひとり…と脱落していきますが、ラストまで残った主人公・アキコは復讐を果たします。
ところで、メールで「安心、安全、確実にターゲットを殺せる方法」と謳っておきながら、
…よく考えたらヒデトシ、安全じゃないじゃん! 死んでるじゃん!
しかも、殺した後の処分の方法が具体的には明示されてないのだ。
江野が「最終的には切り刻んで捨てる」と言ってたけど。
アキコ、殺した後、どうするんだろうな。

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