「海にかかる霧」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

海にかかる霧の紹介:2014年製作の韓国映画。2001年に起きたテチャン号事件を基に描いている。プロデューサーは映画監督のポン・ジュノ。人気アイドルグループJYJのパク・ユチョンの映画デビュー作品。日本公開は2015年。

予告動画

海にかかる霧の主な出演者

カン・チョルジュ(キム・ユンソク)、ドンシク(パク・ユチョン)、ワノ(ムン・ソングン)、ホヨン(キム・サンホ)、チャンウク(イ・ヒジュン)、ギョング(ユ・スンモク)、ホンメ(ハン・イェリ)、朝鮮族教師(チョン・インギ)、海洋警察監視長(ユン・ジェムン)

海にかかる霧のネタバレあらすじ

【起】- 海にかかる霧のあらすじ1

おんぼろ漁船の船長チョルジュは、不漁に苦しみ、漁船を修理する金の工面もできず困窮していました。新人乗組員であるドンシクを含む5人の乗組員の生活を守るために、チョルジュは朝鮮族の密航者を運ぶ仕事を引き受けることになります。
密航決行の夜、たくさんの密航者を乗せた船が現れ、次々とチョルジュの船に飛び移ってきます。そんな中若い女性ホンメが海に転落し、ドンシクが助けに飛び込みます。全員が無事に渡り終え、女好きのギョングやチャンウクは、ホンメにアプローチをかけます。
ドンシクもホンメのことが気になり、彼女を暖かい機関室へ案内し、漁師名物である青唐辛子入りのラーメンを食べさせます。ドンシクはホンメに恋をしてしまったのです。

【承】- 海にかかる霧のあらすじ2

夜が明けて周囲の船を警戒したチョルジュは、密航者たちを魚艙の下に隠します。悪臭漂う魚艙内に閉じ込められ具合を悪くしたホンメを見て、ドンシクは機関室で休むように勧めます。
密航者の男が不満の声を上げると、チョルジュは彼を棒で滅多打ちにして、再び密航者たちを魚艙内に誘導します。一方ドンシクは機関室にいるホンメの元に、布団を運び入れます。何かされるのではとホンメが警戒すると、ドンシクは大慌てで否定し、ホンメはそんな彼にキスをします。
巡視船の偵察を回避して魚艙の蓋を開けると、冷凍機の爆発によるフロンガスが原因で、密航者全員が中毒死していました。チョルジュは密航者全員を甲板に上げ、遺体を切断して海に放り投げ、魚のエサにしろと命じます。チョルジュたちが遺体に刃物を入れる様子を、ホンメは涙を流しながら見ていました。

【転】- 海にかかる霧のあらすじ3

遺体を片付けると、機関長のワノは亡くなった密航者たちの遺品を拾い集めるようになります。
ホンメはドンシクを責め、言い争いになっているところにワノとチョルジュがやってきます。ワノは密航者の家族に連絡したいと話し、危機感を覚えたチョルジュは彼を殴りつけて殺害します。父親のように慕っていたワノの死に涙が止まらないドンシクを、ホンメは優しく受け止めます。
機関長がいなくなり、チャンウクが機関室にやってきます。ドンシクの努力もむなしく、ホンメは全員に見つかってしまいます。ドンシクは陸に上がったら彼女と結婚するとホンメの命乞いをしますが、ホンメの存在を警戒するチョルジュには通じません。
甲板に引き上げられたホンメを追うドンシクは、甲板長のホヨンと揉み合いになり殺してしまいます。ドンシクは逃げ込んだ操舵室で、海洋警察への連絡を試みます。しかし窓を破られて捕まり、魚艙に入れられてしまいます。

【結】- 海にかかる霧のあらすじ4

魚艙には隠れていたホンメと、彼女を取り合うギョングとチャンウクの姿がありました。ギョングはチャンウクによって殺され、ドンシクはホンメに欲望をぶつけるチャンウクを殴り飛ばし、魚艙を脱出します。
ドンシクは船のエンジンを壊している最中、チョルジュに襲われます。チョルジュは一緒に船を守ろうと訴えかけますが、深い霧に目を奪われ、貨物船と接触してしまいます。ドンシクはホンメを連れて海に飛び込み、チョルジュは魚艙に閉じ込められたチャンウクと一緒に海に沈んでいきます。
2人は浜辺に打ち上げられ、先に目を覚ましたホンメはドンシクに感謝の言葉を残して、1人消えてしまいました。
6年後、建設現場で仕事を終えたドンシクは、飲食店に入ります。そこで2人の子どもを連れて、青唐辛子入りのラーメンを注文する女性の後ろ姿に目を奪われる場面で、物語は幕を閉じます。

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みんなの感想

ライターの感想

中盤の密航者が絶命するという衝撃の展開に引き込まれました。その後家族同然だった船員たちが殺し合う地獄絵図となり、クライマックスまで胸をえぐられます。何の躊躇もなく性への欲求を爆発させるギョングとチャンウクのキャラクターは、クズだと思いますがある意味圧倒されました。なによりラストシーンの苦い余韻が素晴らしかったです。ホンメがなぜドンシクの元を去ったのか、観る人によってさまざまな解釈ができると思います。

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