「渇き(2009年韓国)」のネタバレあらすじ結末

渇き(2009年韓国)の紹介:エミール・ゾラの小説「テレーズ・ラカン」をベースとした、敬虔で救済に命を捧げたはずの神父が意図せず吸血鬼と化したことから、奔放な女性と恋に落ち、苦悩し堕ちていく様を描いた、恋愛・ホラー映画です。監督は「オールド・ボーイ」「復讐者に憐れみを」などで知られるパク ・チャヌク。第62回カンヌ国際映画祭審査員賞、モントリオール・ファンタジア映画祭最優秀アジア映画ブロンズ賞など多くの賞を受賞した作品です。

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予告動画

渇き(2009年韓国)の主な出演者

神父サンヒョン(ソン・ガンホ)、幸福韓服店店主ラ夫人(キム・ヘスク)、その息子ガンウ(シン・ハギュン)、その妻テジュ(キム・オクビン)、盲目の老神父(パク・イナン)、ラ夫人の麻雀仲間元署長スンデ(ソン・ヨンチャン)、同じくダムの環境課長ヨンド(オ・ダルス)、同じくその妻イブリン(CabralMercedes Cabral)など。

渇き(2009年韓国)のネタバレあらすじ

【起】- 渇き(2009年韓国)のあらすじ1

サンヒョンは、孤児として施設で育ち信仰に全てを捧げた敬虔な神父です。彼は病院付きの神父として、日々人々の懺悔を聞き、祈りによって赦しを与え、臨終を見取る毎日を送っています。病院には彼の師となる盲目の老神父がいて、彼の悩みを聞いてくれますが、彼は己の無力さに悩んだ末、不治の伝染病エマニュエル・ウイルス(EV)の検体に志願します。
EVは表皮から内臓まで水疱に侵され死に至る病で、サンヒョンの意志は固く実験に参加、ほどなくして彼はEVを発症し死に至ります。が、なぜか輸血によって奇跡の復活を遂げるのです。
帰国した彼は、”包帯の聖者”として崇められ、癒しを求める信者が押し掛けます。その中に、施設時代に世話になった洋品店店主ラ夫人がいて、息子ガンウのガンを治してと懇願されます。ガンウはその後持ち直し、その縁でサンヒョンはラ夫人の自宅で行われる麻雀会に招かれます。 この映画を無料で観る

【承】- 渇き(2009年韓国)のあらすじ2

メンバーはラ夫人とガンウ、ダムの管理課長ヨンドと妻イブリン、元警察署長スンデで、洋品店2階自宅で毎週水曜に集まります。サンヒョンはその席で、無表情に仕えるテジュが嘲られるのを見て義憤を憶えると同時に欲情します。彼女は、ラ夫人の居候だった両親が遁走したのち引き取られガンウの妻となった女性で、ガンウはラ夫人に溺愛され能無しで性的不能者でした。
この時、サンヒョンにはある変化が起きていました。EVが治癒するとともに超人的に力と跳躍力が上がり、臭いに敏感になり、陽の光を嫌い、食物を受け付けず血をすするようになっていたのです。罪悪感から投身自殺も試みますが無駄でした。
わが身を叩き、欲情を抑えるサンヒョンでしたが、ある晩、夜着のまま裸足で路上を走るテジュを目撃、それを抱き上げ自分の靴を履かせます。以来2人は求め合い、深夜の昏睡患者の病室で関係し、麻雀会を抜け愛し合うなど大胆になっていきます。

【転】- 渇き(2009年韓国)のあらすじ3

サンヒョンの特殊な力を知ると、テジュはDVを受けているとほのめかし、彼は救済のため夫の殺害を持ち掛けます。ある夜、2人はガンウを夜釣りに連れ出しダムに突き落とし殺害、ラ夫人はショックで錯乱、脳梗塞から全身麻痺となり、自宅療養の身に。
方や、老神父に殺人を懺悔したサンヒョンは、逆に彼の血を求め目を治すよう迫られ彼を殺害。病院を去り、ラ夫人宅でテジュと同棲し始めます。また救済名目で自殺志願者や患者の血を抜くなどの行為に馴れていきます。一方、自宅には嘲笑うようにガンウの亡霊が出現、次第に仲が冷めていきます。
そしてある夜、ラ夫人を愚弄するテジュの頬をサンヒョンが叩いたことがきっかけで夫のDVという彼女の嘘がばれ、罵る彼女の首を絞め殺害してしまいます。後悔した彼はテジュに自らの血を与え蘇らせますが、彼女も同族となります。変化した彼女は一層奔放で狂暴になり、無差別に獲物を狩り始めます。

【結】- 渇き(2009年韓国)のあらすじ4

サンヒョンは必死で止めようとしましたが、彼女もまたEVを発症し、立ち行かなくなります。
水曜日。麻雀仲間が集まった席で、ヨンドが自分は目の動きで心が読めると言い出し、ラ夫人の悲痛な訴えを読み解いてしまいます。素知らぬふりで彼らを迎えた2人でしたが、テジュは元署長の首を一撃で折り殺害、ヨンドを嗤いながら絞め殺します。またイブリンはサンヒョンが襲い吸血して殺害します。
3人の失踪で追手がかかると考えたサンヒョンは、嫌がり暴れるテジュと共にラ夫人を連れ逃亡します。逃亡先は荒野の果ての断崖でした。最後まで抵抗したものの、テジュが逃げ出す際に持ち出したのは、あの晩、彼女に履かせたサンヒョンの靴でした。
テジュはその靴を履きサンヒョンの肩にもたれます。彼は泣きながら「地獄で会おう」と彼女に言い、2人は ラ夫人が車中から見つめる中、朝陽によって焼け爛れ消滅します。

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