「甘い罠」のネタバレあらすじ結末

甘い罠の紹介:心に潜む悪、人間の表裏や嫉妬を描いたサイコ・サスペンス。サスペンスの巨匠クロード・シャブロル監督が、ミステリー小説『見えない蜘蛛の巣』を映画化。フランス・スイスの合作で2000年に公開。日本ではクロード監督の未公開傑作として、今作を含む3作品を2011年に限られた劇場のみで公開された。

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甘い罠の主な出演者

マリークレール・ミュレール〈ミカ〉(イザベル・ユペール)、アンドレ・ポロンスキー(ジャック・デュトロン)、ジャンヌ・ポレ(アナ・ムグラリス)、ギョーム・ポロンスキー(ロドルフ・ポリー)、ルイーズ・ポレ(ブリジット・カティヨン)

甘い罠のネタバレあらすじ

【起】- 甘い罠のあらすじ1

スイスはローザンヌ。有名ピアニストのアンドレと、大手チョコレート会社を経営しているマリークレール(愛称:ミカ)が、2回目の結婚をしました。ミカが18歳の時に二人は一度結婚しましたが離婚に至り、アンドレは再婚し息子ギョームを授かりました。しかし当時の妻リズベットが事故で亡くなり、その後時を経てミカと再び結婚したのです。家族は3年前からミカの家で同居していました。
大物の結婚は話題となり、地元の新聞に掲載されます。その記事の存在を友人ポリーヌから知らされたのは、法医学研究所所長のルイーズです。彼女は娘のジャンヌを出産した際、ギョームとの取違え疑惑を起こされた過去がありました。会食中にポリーヌはつい、ジャンヌの前で取違え騒動について話してしまいます。ルイーズは出生のことを娘にずっと隠していたため、ジャンヌは驚きを隠せません。騒動は看護師の勘違だったとルイーズは主張しました。
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【承】- 甘い罠のあらすじ2

ジャンヌは自分の出生に興味を持ち、ポロンスキー家を訪問します。見知らぬ女性の突然の来訪にアンドレは面会を拒否しますが、出生時の話を聞きジャンヌを信じました。また彼女がピアニストであることに気をよくします。
ミカに家の中を案内されたジャンヌは、ミカがわざとにココアをこぼす仕草をガラス越しに見ます。不審に思ったジャンヌは、帰宅後自分のセーターについたココアの成分調査を、母の研究所に勤める恋人のアクセルに依頼し、睡眠薬が検出されたことが判明しました。
ミカはジャンヌに断りもせず、ルイーズの職場を訪れます。そのためジャンヌがポロンスキー家へ行ったことがばれてしまいました。更にミカは、レッスンのため再訪したジャンヌに対してもルイーズに会ったことを告げます。またギョームが精神的にショックを受けているともわざとらしく伝えました。
練習を終えたジャンヌは帰りがけ、彼女を避けるようにしていたギョームと会いました。ジャンヌが睡眠薬の件を伝えると、彼は「君はイカれてる」と一蹴します。
ジャンヌの話を信じてはいないものの、ギョームは実母リズベットの不審死についてジャンヌに語り始めました。

【転】- 甘い罠のあらすじ3

一家は当時ホテル住まいをしており、スイス公演の際はミカの要望で、今の住まいである彼女の家で過ごしていました。
事故の夜、リズベットはアンドレが常用している睡眠薬を買いに行き、運転中に居眠りし事故死しました。リズベットの体内から睡眠薬が検出されましたが、彼女が睡眠薬を使用するのはあり得ません。更にその日はギョーム10歳の誕生日でした。ミカから自転車を貰ったが、足を捻挫し乗ることもできず、訝しいことが立て続けに起きたことをギョームはずっと心に留めていました。

ジャンヌの練習合宿をしないかと、ミカはルイーズに電話します。妙に執拗なミカにルイーズは不安がよぎります。
動揺しているルイーズはジャンヌとの会話中、彼女の亡き父が不妊症だったため、ジャンヌは人工授精によって授かったことを思わず話してしまいます。寝耳に水のジャンヌは、秘密が多すぎる母を疎ましく思い、少し距離を置くためにも合宿に参加する決意をします。
合宿が始まり、ジャンヌはどんどん上達していきます。アンドレは音楽センスのない息子とジャンヌを比べてしまい、彼女が実の娘であってほしいと思います。ギョームもそれに気づいていました。

【結】- 甘い罠のあらすじ4

昼食後片づけを手伝わされたギョームは、台所でミカが落としたお湯で足を火傷します。ジャンヌは故意だとギョームに助言しますが、彼はまだミカを信じていました。
就寝前ミカはココアを振舞いますが、ギョームはココアを断りコーヒーを要望します。ミカはジャンヌ用のカップを用意するよう、ギョームに指示しました。この時ギョームはジャンヌ用のカップに睡眠薬を入れたと感じ、こっそり自分のカップと入れ替え、彼はコーヒーを一口も飲みませんでした。
アンドレが睡眠薬を飲もうとしますが、薬が無いことにミカが気付きます。ジャンヌは自分が買いに行くと申し出、ギョームは足を負傷しつつも付き添うと言いました。この状況にアンドレも察します。リズベットの事故の夜と同じ光景だったからです。
二人が車を出した後、ミカが急いでカップを洗う姿を見てアンドレは彼女の罪を確信し問い詰めると、リズベットにも睡眠薬を飲ませたことを悪びれずに自白しました。
やがて電話が鳴ります。ジャンヌらが死んだと思い喜ぶミカですが、車は衝突しただけで、二人は無事でした。アンドレが「今度は君の負けだ」と言い放つと、ミカはアンドレに背を向け無表情で涙を流し、うずくまりました。アンドレはジャンヌと練習していたリストの『葬送曲』を弾き、広い屋敷に虚しく鳴り響きました。

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