「真夏の素肌」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

真夏の素肌の紹介:2014年製作のロシア映画。17歳の少女の、無垢で危険な、ひと夏の過ち…瑞々しい映像美と大胆なエロティシズムが世界中の映画祭で話題騒然! 多感な少女のひと夏の過ちを鮮やかに映し出す珠玉の文芸エロス!

この映画を無料で観る

予告動画

真夏の素肌の主な出演者

オーリャ(アレクサンドラ・ボルティチ)、サーシャ(マリーナ・ワシーリエワ)、セルゲイ(コンスタンチン・ラヴロネンコ)、クリロフ(キリール・カガノーヴィチ)

真夏の素肌のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①実の父・セルゲイに会いにやってきた娘・オーリャと親友・サーシャ。娘と切り出せない内気なオーリャに代わり、自分がオーリャと言おうかとサーシャが提案したことから問題が勃発。 ②セルゲイは娘じゃないサーシャを娘だと思い込んで意気投合し、サーシャも娘としてセルゲイに甘える。オーリャは疎外感を覚えてゆきずりの初体験をすませ、セルゲイに自分が娘だと告げて去る。

【起】- 真夏の素肌のあらすじ1

ウクライナの南、クリミア半島のアルプカ(ロシアから見ると西側で、黒海の北部分に位置する)。
ロシア、モスクワに住んでいる17歳の少女・オーリャとその親友・サーシャは、夏の暑い中を移動して、アルプカにやってきました。
オーリャもサーシャも母親と暮らしており、両者とも、父親を知りません。
オーリャは内気で生真面目な性格なのに対し、サーシャは性に奔放で社交的です。
今回アルプカに来たのは、オーリャの父親・セルゲイに会うためでした。オーリャの母・カーチャは長年の恋人・アナトリーという男と、この夏、結婚しました。
アナトリーのことは認めながらも、実の父親に会いたくなったオーリャは、母・カーチャに住所を教えてもらい、親友のサーシャといっしょにバカンス気分でやってきました。
しかしいざ実の父・セルゲイの家まで来ると、オーリャは内気な性格が災いし、名乗れなくなります。踵を返して帰ろうとするオーリャに、サーシャが遊び半分の気持ちで「自分がオーリャと名乗る」と言いました。
この遊びのようなおふざけをしなければ、今後のような展開にならなかったのでしょう。しかしオーリャも「楽しそう」と首を縦に振ったがために、ややこしい人間関係ができてしまいます。
実の父・セルゲイは、部屋貸しをしていました。家は海に面した一軒家で、バカンスに来ている中年女性・スヴェータという女性に、部屋を貸しています。
最初、セルゲイはオーリャとサーシャを見て部屋を借りに来た人と思い「空き部屋はない」と言いました。しかしサーシャが「オーリャよ」と言うと、家の中に招き入れます。
セルゲイは25歳の時、母・カーチャと関係を持ちましたが結婚することなく、カーチャは単身で妊娠したままロシア・モスクワに行きました。セルゲイは自分が父になったことは聞かされており、娘の名もオーリャと知っていましたが、今まで会ったことはありませんでした。
サーシャは自分を娘と名乗り、オーリャを「親友のサーシャ」と自己紹介します。 この映画を無料で観る

【承】- 真夏の素肌のあらすじ2

最初はセルゲイを騙していることに、オーリャもサーシャも面白い気分でした。サーシャはわざと蓮っ葉で下品な仕草をしたり、わがままを言ったりします。
オーリャ本人は今度ロシア国立高等経済学院に入学しますが、サーシャは大学を落ち、9月以降の予定は決まっていません。
それを聞くと、サーシャを娘だと思っているセルゲイはむっとします。実の娘は本当は高等学院に進学することが決まっているのに、大学を落ちたサーシャの方をセルゲイは娘だと思っているので、不愉快な顔をしました。
そういう反応を見るのが楽しく、オーリャとサーシャは黙ったままでした。
初日に利用したタクシーの若い運転手・キリルを誘ったサーシャは、翌日、陰毛を緑に染めてキリルとオーリャと3人で出かけます。
サーシャは夜にキリルと船上パーティに参加して、深夜に酔っ払って帰宅すると、気づかずにセルゲイのベッドに入りこみました。ベッドを奪われたセルゲイは床で寝ますが、サーシャは途中気持ち悪くなってトイレに吐きに行きました。
翌朝、オーリャが朝食を作ります。二日酔いでいつまでも寝ているサーシャに対し、オーリャを例に挙げてセルゲイは怒りました。オーリャは内心、嬉しく思います。
しかしオーリャにとって楽しいのは、この辺りまででした。
サーシャも実の父親を知りません。だからセルゲイを父親に見立てて、思いっきり甘えます。セルゲイもサーシャを娘だと思い込んでいるために、サーシャのことを叱りながらも、甘やかしたりもします。
セルゲイ、オーリャ、サーシャの3人でいると、オーリャは少しずつ疎外感を味わい始めました。オーリャは父親・セルゲイにとっては「よその子」なのです。

【転】- 真夏の素肌のあらすじ3

父・セルゲイが酔っ払って「真実か挑戦か(外国の定番ゲーム。どちらかを選択する。「真実」を選択するとどんな質問にもきちんと真実を答えねばならず、「挑戦」を選択すると他者の言うことを実現しなくてはならない)」で母親とのなれそめを振られました。
セルゲイは当時、別の女性に振られたばかりでした。そこでゆきずりで出会ったカーチャと関係を結んだところ、妊娠してしまったということが判明します。
この事実にオーリャは打ちのめされました。自分が愛の結晶ではないと知り、つまらない存在に思えてきます。
すぐさまロシアに戻りたいくらいでしたが、帰りのチケットはすでに25日で取ってしまっており、嫌でも25日まで滞在せねばなりません。
オーリャとは対照的に、サーシャは楽しい気持ちになります。
セルゲイと意気投合してはしゃぐサーシャを見ると、オーリャは悲しい気持ちになりました。なぜ父親なのに本当の娘が自分だと気づかないのかと、むかむか腹も立ってきます。
セルゲイは貸し部屋をしているくらいで、表向きは無職に見えました。しかし実はセルゲイは、地元の仲間と共に密漁をして暮らしています。
ある夜、クリロフという中年男性と出かけようとするセルゲイを見て、サーシャは車にこっそり乗り込んでついていきました。
実の娘であるオーリャの方は、気づかずにベッドでぐっすり寝ていました。
サーシャは車中に忍び込んだことがばれますが、そのまま連れて行ってもらいます。
反対側の海のところへ車を置き、皆は示し合わせて船に乗って漁に行きました。セルゲイはサーシャのことを「自分の娘」と紹介します。
サーシャは若い男・ディマと浜辺で留守番をしました。ディマはサーシャと同じ年の頃の男で、性格もよい青年です。

【結】- 真夏の素肌のあらすじ4

地元の漁業組合に見つかりそうになった時、サーシャとディマはとっさに「いちゃいちゃしているカップル」を装って、密漁の疑いを晴らします。海辺に停めていた車も.2人のものとされ、不問にされました。
そんなことなども、密漁から戻ってきた男たちと話をすると愉快な出来事で、サーシャは楽しい一晩を過ごしました。
同じ夜、オーリャは途中で目覚めて、サーシャがベッドにいないことに気づきます。サーシャに電話をかけると枕元で鳴りました(サーシャは携帯を持って行くのを忘れた)。
自分だけ置いてけぼりを食らったオーリャは、つまらない気持ちをまぎらせようと思います。そこでサーシャといい仲のタクシー運転手・キリルを呼び出して、どこかに連れていけと言います。
キリルはオーリャを連れてダンスクラブへ行きました。そこでオーリャはやけになって泥酔し、ダンスクラブで初体験をします。その後、浜辺で朝を迎えました。
サーシャとセルゲイは朝方に帰宅し、オーリャがいないことに気づきます。
セルゲイがかけた電話に、オーリャは自分の方が実の娘だったのだと告げました。セルゲイは驚きます。
ずっとだまされていたのを知ったセルゲイは、サーシャに「君の本当の名は?」と聞き、追い出しました。君たちの顔は二度と見たくないと言います。
サーシャは納屋に隠れ、戻ってきたオーリャになぜ言ったと責めました。
オーリャはセルゲイの顔を見て「あなたは負け犬ね。情けない。義理の父の方が立派だ」と言って立ち去ります。
サーシャは楽しかった気持ちを思い出して、セルゲイに迫りますが、断られました。セルゲイは休暇に来ている中年女性・スヴェータにも迫られていましたが、断ります。
セルゲイと娘・オーリャは和解しないまま、別れの時が来ます。バスを待ちながらオーリャはサーシャに「キリルと寝た」と関係をばらしますが、サーシャにとってはどうでもいいことでした。
血の繋がりはないものの、父に見立てて楽しい思い出をいっぱい作ったサーシャ、素直に娘と言えなかったために最悪の別れをせねばならないオーリャ、2人ともやりきれない気持ちでセルゲイの住む家を、バス停から眺めました。

みんなの感想

ライターの感想

えと、少し文学的な色彩がある内容。はっきりいって、あまりエロティックなシーンはない。
DVDパッケージはやたら煽っているけど、ベッドシーンは1箇所しかないし、しかもすぐ終わる。
最初から正直に娘ですと名乗っておけばよいものの、軽い気持ちで父親をだましたことから葛藤が始まる、ややこしい人間関係。
オーリャが楽しかったのは最初の頃だけで、あとは親友がどんどん父と意気投合するのを横で見て、疎外感を味わうという内容です。しごくまっとうなストーリー。

映画の感想を投稿する