「罠少女の誘惑」のネタバレあらすじ結末

罠-少女の誘惑-の紹介:2015年製作の韓国映画。恋人に別れを告げられ、仕事にも行き詰まった脚本家のチョンミン。新作の執筆を進めようと田舎町を訪れた彼は、あどけなくも妖艶な少女・ユミに出会い、魅力に惹かれていくが、それは破滅への罠だった…。

予告動画

罠少女の誘惑の主な出演者

チョンミン(ユ・ハジュン)、イ・ユミ(ハン・ジェイン)、中年男(カン・ヨンギュ)

罠少女の誘惑のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①シナリオ作家のジョンミンは原稿を仕上げるために山奥の一軒家の民宿に泊まる。そこには清純そうな少女がいて、ジョンミンは風呂の覗きを楽しむ。少女は夜は大胆に、昼間は清純で別人のよう。 ②父らしき男との関係を知ったジョンミンは少女・ユミに男を殺してくれと頼まれるが、殺人をためらう。ジョンミンは殺され、少女は次の男性をターゲットに。

【起】- 罠少女の誘惑のあらすじ1

韓国、ソウル。
若い男・ジョンミンはシナリオ作家です。
ある作品を書き上げたのですが、映画監督のチャン・ハンジョンが大幅な脚色を施しました。ジョンミンは不満ですが、映画はヒットします。
同じ頃、ジョンミンは4年交際した恋人のジュヨンからも、別れを切り出されました。
未練を持つジョンミンはジュヨンに会いに行きますが、ジュヨンにはもう新たな出会いがあるようです。
プロデューサーの男から「叔父の作品『ボティ坂』を、1週間で書きなおしてくれ」と言われたジョンミンは、カンヅメ(仕事に集中すること)しようと考えて、人里離れた山奥の民宿に泊まろうとします。
行った先は田舎の寒村で、周囲に人家が全くないところでした。部屋もぼろいのですが、1泊3万ウォン(約3000円)で食事代は別だそうです。
そこに泊まるのは止めようと思ったジョンミンですが、中年男のほかにうら若き清純な少女がいるのを知り、下心でついそこに決めました。

中年男は狩りをして生計を立てており、言葉を話しません。少女は家事を仕切っています。
中年男と少女は、父親と娘のように見えました。少女は制服を着ています。
部屋でパソコンのワードを使って執筆を開始したジョンミンは、夜中に携帯の電波が通じる場所を探し、かろうじて届く山の上のほうで電話をかけました。
未練があって元恋人のジュヨンに電話しますが、脈は全くなさそうです。
電話を切って帰ろうとしたジョンミンは、離れにある風呂場に少女が向かうのを見て、風呂場に行きますが、覗けそうなところがありませんでした。

翌日、猟をしていた4人の男たちが、遭難しそうになって民宿に泊まりにきます。
その夜、ジョンミンは風呂に入った時、風呂場の電気を消してみました。
星空が見えることに気付いたジョンミンは、屋根にのぼって少女の入浴を覗き見します。

4人の猟メンバーが去っていきました。
少女が「煙草ありますか?」とジョンミンに話しかけてきます。清純そうな少女です。
街まで資料を取りに車で下りようとしたジョンミンは、道を歩く少女を見かけ、街まで送りました。

【承】- 罠少女の誘惑のあらすじ2

なんなら帰りも送ると声をかけますが、待ち合わせた場所に少女は来ませんでした。
別の日、車で音楽を聞いていたジョンミンのところへ、また少女が煙草をねだりにやってきます。少女が19歳と判明します。
車中で会話したジョンミンが明日ソウルへ帰ることを告げると、少女は誘うようなしぐさを見せました。ジョンミンが帰ることを「残念です」と言って車を去ります。
ソウルへ帰る日の朝、外に干されている下着を見たジョンミンは、少女の下着を盗んで帰りました。

都会のソウルへ帰ってからも、ジョンミンはまだあの寒村の少女のことが、頭から離れません。
チャン・ハンジョン監督から再び声をかけられたジョンミンは、ラブストーリーを書いてくれと言われますが、また大幅な改変をされるのを恐れ、断ります。
ジョンミンは同業者の男性2人とサウナに行った時に、プロデューサーの友人が未成年と性交渉を持った話を聞きました。
今では未成年に手を出すと犯罪ですが、100年前なら出産していてもおかしくないということを、仲間の男性たちが話します。
それを聞いたジョンミンはふいに「ロマンスが大事なんだ」と言いました。
インスピレーションが湧いたジョンミンは、チャン・ハンジョン監督に引き受けると電話をし、また山にカンヅメに行きます。
(シナリオ内容については一切触れられないが、ジョンミンは少女とのラブストーリーをヒントにして、シナリオに生かそうと思ったのではないか)

再びあの民宿へ行き、今度は半月ほど滞在すると告げたジョンミンは、その日の夜、テレビを見せてもらいます。
テレビの部屋には少女がいました。少女はテレビ画面越しに、自分のふとももをジョンミンに見せます。
少女はジョンミンの部屋に来ると、今は冬休みであることを告げました。
持ってきた飲み物は「虎の乳を飲んだ黒ヤギの乳」だと言い、パンに蜂蜜を塗ろうとして、自分のふとももにこぼします。
自分のふとももについた蜂蜜をパンになすりつけて渡すと、少女は「イ・ユミ」と名乗って立ち去りました。
その夜、ジョンミンは中年男に無口なことを指摘します。

【転】- 罠少女の誘惑のあらすじ3

ユミは「欲しいものがあったらなんでも言ってくれ」と言いました。

監督と打ち合わせのため、車中で携帯電話を使っていたジョンミンは、横をユミが通るのに気づきました。通話後に、あとをつけて行きます。
ユミは葦畑で消えました。
その夜、食事を持ってきたユミは、少し離れた場所に自分だけの遊び場があると言い、そこで裸で昼寝するのだとジョンミンに話します。
「逃した魚が大きく、チャンスがあればヤレるかもと思って戻ってきたんでしょ」と耳打ちしたユミは、「私の下着は元気? 気分次第では風呂に入ってきてもいいわ」と言いました。
ジョンミンはユミの風呂の覗きをずっと続けています。

翌日、すっかり普通の清純そうなユミに戻っているのを見たジョンミンは、どこからが自分の妄想で、どこからが本当にあった出来事なのか混乱します。
毎日が単調で、変わり映えのしない景色であることも影響しているのでしょう。ユミが意味ありげに誘うように話しかけてきたのも夢だったのかと、ジョンミンは悩みました。
前にユミからもらった、虎の乳を飲んだ黒ヤギの乳が欲しいと言ってみますが「なにを言っているの?」と言われて、よけいに混乱します。
ジョンミンの携帯電話がなくなりました。ユミの家の電話を借りてかけてみますが、着信音は鳴りません。
夜、遊び場の廃車のバンを覗いたジョンミンは、父と思われた中年男がユミを組み敷いているのを目撃しました。
驚いたジョンミンのところへ、あとでユミがやってきます。ユミは「私の頼みをなんでも聞いてくれるわよね」というと、乳房を露出してジョンミンに含ませました。

昼と夜とでは、ユミの顔が全く異なります。昼間は清純そうなユミですが、夜はジョンミンを誘惑するかのように大胆になります。
昼夜の差が激しいので、ジョンミンは「(ユミが)夢遊病なのかもしれない」と思いました。
携帯電話に続き、今度はパソコンから原稿ファイルが消えました。変なことばかり起こるとジョンミンは思います。
ユミの家の電話を借り、チャン監督にソウルへ戻ると告げたジョンミンは、通話を聞いていたユミに「ひとりで帰るのか」と責められました。

【結】- 罠少女の誘惑のあらすじ4

ユミは隠し持っていたジョンミンの携帯を投げつけると「出てって、消えてよ」と言います。
そこへ中年男が現れました。ユミはジョンミンをタンスに隠します。
中年男はユミの下半身を露出させると、撫で廻しました。
ジョンミンは、やはり現実に起きている出来事なのだと思います。

夜、廃車のところで会ったジョンミンは、ユミと身体の関係を持ちました。ユミが中年男に関係を強要されていると知ったジョンミンは、ユミを連れて逃げ、都会で一緒に暮らそうと考えます。
ところがユミは男の殺害を希望しました。ジョンミンが「警察に突き出す」と言っても「極限の苦痛を与えて殺して」と言うばかりです。
殺人をためらうジョンミンが「殺人教唆だ」とユミに言うと、ユミはジョンミンのことを「未成年をレイプした」と返します。
ここへきてやっとジョンミンは、関わるべきではなかったと悔い始めました。
都会へ帰ろうとしたジョンミンですが、車のキーをユミが盗んでいます。首を絞めてきたユミに対抗し、ジョンミンもユミの首を絞めます。

そこへ中年男がやってきました。ジョンミンと男は戦い始めます。
ユミは少し離れたところで、悠々とそれを見物していました。
ジョンミンはシャベルで殴りつけます。
川に逃げたジョンミンは、ユミのことばを思い出していました。
「逃した魚が大きく、チャンスがあればヤレるかもと思って戻ってきたんでしょ」
それとともに、ユミが「私は本当の愛が欲しかっただけなのよ」ということばを言っていたことも思い出します…。

…ジョンミンは殺され、少女が遊び場と言っていた廃車の下に埋められました。
少女は、別の制服を出します。「カン・スジン」という名札が掲げられた制服は、少女が偽名を使っていることの証です。
(ジョンミンには、イ・ユミという名で接した。次のターゲットにはカン・スジンという名で接触するつもり)
そこへ、先日猟で遭難しかけた男性の1人・ベクマンがやってきました。
少女は「宿泊費は食事込みで4万ウォン(約4000円)」と言います。
そして今日もまた少女は、覗かれていることを意識しながら、風呂場の脱衣所で服を脱ぎます…。

みんなの感想

ライターの感想

怖い、なんかすごく怖い作品。
この少女が、日本映画『黒い家』の大竹しのぶとカブって見える。終盤の、中年男とジョンミンを戦わせるくだりなど、髪の毛を振りみだした姿はまんま、『黒い家』の大竹しのぶ。
そもそも、中年男と少女の関係が判らない。そういえば一度も父と呼んでないのだ。
父と娘…と思って見ていたけれど、それさえ終盤は崩されて、不思議なワールド。
ジャンルとしてはサスペンスなんだけど、少女の薄気味悪さはホラーに近い。

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