「美しい女は嘘をつく」のネタバレあらすじ結末

美しい女は、嘘をつくの紹介:2013年製作の韓国映画。幸せだと見栄を張って互いに嘘を吐き合う女たちの姿と実情を描いていくブラックコメディ。互いに恋人自慢をするジュヨンたち3人。だが実際はダメ男ばかりだった。そんな3人の前に、整形で美人になった元クラスメイト・ソンヒが現れる…。

美しい女は嘘をつくの主な出演者

ジュヨン(ファン・ソンファ)、ヒョンミ(イ・ウンミ)、ソジン(リュウ・アジン)、パク・ソンヒ(パク・ハヌル)、課長(キム・ドンゴン)、ジャン・ウジュン(ハン・グクチン)、ピョンチャン(ユ・イラン)、会長の運転手(イ・スンウォン)

美しい女は嘘をつくのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①高校の同級生の女友達4人が会おうと約束するが、来るのはいつも3人。30過ぎで独身の3人の女性は、互いの恋愛について嘘をまじえて話す。それは見栄の張り合い。 ②ずっと参加しなかったブスのソンヒが、全身整形を施し別人となって登場。ソンヒは大嘘をつき、あせった3人は整形に走る。

【起】- 美しい女は嘘をつくのあらすじ1

2013年、韓国・ソウル。
幼馴染みで高校時代の同級生の女性4人が、久しぶりに会おうということになりました。
メールが回り、レストランに集まります。
みんなは現在32歳で、独身です。

・ジュヨン…お団子頭の女性。職場の一回り若い男性と付き合っているらしいが…。
・ソジン…ピンクのゆるふわ系。恋愛に関しては奥手と言われていたが、ベンチャー企業の社長と付き合っているらしいが…。
・ヒョンミ…パーマをかけた女性。ぽっちゃりなのを気にしている(とのことだが、はっきり言って太くない。標準)。映画スターと付き合っているらしいが…。
・ソンヒ…昔からブスということで、3人から陰口を叩かれる。会合には姿を現さない女性。後半に現れるが…。

おしゃれで綺麗なレストランに一番乗りだったのは、ヒョンミです。すでに赤ワインを注文し、飲んでいるところへジュヨンとソジンが現れます。
ジュヨンは地下駐車場で、車の中で逢引きをしている男女を見かけました。食い入るように見入りそうになり、慌てて立ち去ります。
レストラン入り口でジュヨンとソジンは一緒になり、ヒョンミの待つ席へ行きました。
ジュヨンはつい先ほど地下駐車場で見た、車の中でエッチなことをしていたカップルの話をします。
ちょうどそのカップルの女性が、レストランに入ってきました。男性はいません。
ジュヨンは目配せして、あの女性よと言います。

ジュヨン、ソジン、ヒョンミは7か月ぶりに会いました。同じ環境で育ち同年齢でいずれも独身…となると、互いの近況が気になります。
気になるし、自分に話題が向けられると、ついつい見栄を張りたくなります。
そういうわけで、ジュヨン、ソジン、ヒョンミはレストランで、盛大な見栄の張り合いをしました。

最初に話の水を向けられたのは、ヴィトンのバッグを持っていたジュヨンです。
ジュヨンは以前、既婚者と付き合っていたことをヒョンミに指摘されました。昔の話です。
ジュヨンは「今は1993年生まれ、今年21歳の誕生日を迎える大学生の、事務アシスタントのバイトの子と付き合っている」と言いました。ジュヨンはオフィスに勤めています。
事務アシスタントの大学生は、実際にいました。
けれどもジュヨンが本当に付き合っているのは、同じ職場の一回り年上の44歳の課長です。
課長は極度のケチでした。デートは会社の車を使い、食事はその車中で買ってきたハンバーガーを食べます。
今週でハンバーガーは3回目だとジュヨンが漏らすと、課長は「クーポンの使用期限が今日までだから」と答えました。腹に入れれば何でも一緒と言います。

【承】- 美しい女は嘘をつくのあらすじ2

「全部将来のため。家を買う時の資金に貯金している」と課長は言いますが、本当かどうかは分かりません。
オフィスの応接室でマットレスを敷いて、逢引きを早々に済ませる男です。
本当はそんなケチ課長との関係に、ジュヨンはうんざりしていました。むなしく感じています。
しかしそれはおくびにも出さず、ソジンとヒョンミには20歳の大学生の男と付き合っていると嘘をつきました。
昔からの女友達なので、ソジンとヒョンミは容赦なく切り込んできます。
大学生なら金がないだろう、デートなどの代金はどうしているのか…それに対しては「週1回だけハンバーガーのデート」と答えます。
ホテル代は自分が出すと言いました。
兵役のことをソジンとヒョンミが言い出します(韓国では19~29歳までの間に、2年間の兵役が義務付けられている)。
そろそろ嘘が苦しくなってきたジュヨンは、「若いから馬力が違う」と話をそらしました。
すごい~と、ソジンとヒョンミは声をそろえてうらやましがります。

ジュヨンがソジンに話を振りました。ソジンは過去にニートと付き合ったことがある程度で、恋愛は一番奥手です。
ソジンは公務員試験を二浪していました。現在も試験に向けて勉強中です。
ソジンの恋愛の話に移りました。ソジンは、ベンチャー企業の取締役と交際していると言います。
53階のペントハウスに住み、もし結婚したら漢江(ハン川)の見える場所に住もうと言われていると答えました。屋外テラスや、小さいけれどもプールがあると言います。
財閥二世ではなく、自分の力でのしあがった人で、ネットワーク・マーケティングをしている人だと答えました。
しかし…実際は違います。
屋上に住んではいますが、ソジンの恋人・ピョンチャンは安アパートの屋上に住んでいました。
あやしい便利アイテムを売りつける、マルチ商法まがいのことをして、働く男性です。
便利アイテムは、座ると赤外線で尻があったかくなる座布団、バイオ・ソックス、寝ると血行が良くなるらしいヒーリングマット…というのですが、マットは背中が赤いまだら模様になるだけで、効き目はなさそうです。
話を聞くジュヨンとヒョンミは、そんな金持ちの相手に嫁ぐのならば、嫁入り道具もかかるだろうと指摘しました。
ソジンは「嫁入り道具はいらない。心だけでいいと言われた」と答えます。

【転】- 美しい女は嘘をつくのあらすじ3

しかしソジンは母に500万ウォン(約49万円)の無心をしていました。ピョンチャンは金持ちでもなんでもありません。
今度、彼の会社の商品を持ってくるわね、とソジンは言いました。ジュヨンとヒョンミは、そんな相手なら早く結婚しろとせっつきます。

ではそんなヒョンミはどうしているのかと聞かれ、話はヒョンミに移りました。
ヒョンミは絵の仕事をしており、映画関係の知り合いの関係で…と言った後、口ごもります。
絶対にネットにもフェイスブックにもSNSにも内容をばらさないでと、くどいほど念押ししたあと、ヒョンミは俳優と付き合っていると言いました。
名前はジャン・ウジュンと、ジュヨンとソジンに打ち明けます。ジュヨンとソジンは驚きます。名の知れている韓国俳優のようです。
撮影現場に絵を持って行った時に、たまたま彼のジャケットの上に座ってしまったことがなれそめだとヒョンミは言いました。
しかし…これも実際は異なります。
ジャン・ウジュンという男性は嘘ではありません。しかし同姓同名の別人でした。
撮影現場でヒョンミは、裸の男のスケッチを描く役をしました。ヒョンミが映るのは、後ろ姿のみです。
その男の下着の上に座っていたのでした。ジャケットではありません。
ジャン・ウジュンは有名俳優と同じ名でまぎらわしいので、ジャン・ウラムと改名すると彼は言いました。
ジャンは会うたびに、逢引きの様子をカメラで撮影したがります。
深い仲になってから、後日、ジャンがAV男優だったことをヒョンミは知りました。
しかし仕事なので別の女性と性行為をしていても文句は言えず、ジャンの方もふくよかな女性のほうが好きだと言います。
ジュヨンとソジンは、会わせてよと口をそろえて言いました。
ヒョンミは「もう別れたの。芸能人と結婚するの、考えられなかったから」と答えます。
嘘ではないのかとジュヨンとソジンが言いますが、ヒョンミは「ここまで大げさな嘘をつく必要性がないでしょ」と切り返しました。
確かにそう言われると、そこまで有名な男優と付き合っていたというのは、嘘にしては大風呂敷すぎる…と、ジュヨンとソジンは思ってしまいます。
…別れたきっかけは、最悪でした。
ジャンはとにかく毎回プレイを撮影したがり、ヒョンミが嫌がっても「俺たちの恋をずっと大切にしたいから」と言います。
やがてヒョンミはメイドやナースのコスプレをさせられました。

【結】- 美しい女は嘘をつくのあらすじ4

もう嫌だと思って別れた後、弟のパソコンを使ったヒョンミは、自分とジャンの行為の動画が、目のところだけモザイクをかけられた状態でネットにアップされているのを見つけます。
撮影現場に乗り込んだヒョンミは、女王様の振りをしてジャンに暴力を振るい、吐かせました。ジャンは動画を売って儲けていました。
金はジャンから巻き上げましたが、むなしい思いだけが残ります…。

3人がひととおり互いの近況を語り合った後、出席しないソンヒに話題が移りました。
ソンヒは昔からブスで、3人から少しだけ疎外されていました。いじめ、というほどではないのですが、陰口を叩かれていました。
3人が知っているのは、ソンヒが猛勉強をして大学を卒業して以降、今度は貯金をせっせと貯めていたことだけです。
どうしているのだろうと言いながら店を出ようとすると、美女が3人を呼び止めました。
ジュヨンが地下駐車場で見た、車中で逢引きをしていた人で、その後レストランに入ってきたあの女性です。

女性はソンヒだと告白しました。声はソンヒなのですが、見た目は洗練された美人です。
ソンヒは「定期が満期になったから、全身整形をした」と言います。
そのおかげで財閥二世と知り合い、フィアンセがアメリカのロサンゼルスで経営学修士なので、結婚後はアメリカに住むとまくしたてたソンヒは、「ここの支払い、私がするわ。彼が代金を持てと言って、クレジットカードを持たされているの」とカードを見せます。
ジュヨン、ソジン、ヒョンミは圧倒されました。
ヒョンミがおずおずと、整形をした病院を聞きます。ソンヒは名刺を3人に渡すと「私の紹介と言えばいい」と言い添えます。
ソンヒが去った後、ヒョンミが急用を思い出したと言ってそそくさと店を去り、ジュヨンとソジンも別れました。
3人の女性は名刺に書かれた『ロミアン美容整形外科』に電話をかけ、ソンヒの名を挙げて早速予約を入れます…。

会計を済ませたソンヒは地下駐車場に戻ると、会長の運転手の男にクレジットカードを返しました。
ソンヒが付き合っているのは、本当は会長の運転手です。運転手だけでなく、自由な恋愛と称してほかにも男性がいるようです。
ソンヒは『ロミアン美容整形外科』に電話をかけました。
3人とも予約を入れたと知ると、今からそちらへ向かうと言います…。
(説明不足のラスト。整形外科を紹介して、仲介手数料をもらっているというオチかもしれないが。
最後に「これから向かう」と言っていることから、ジュヨン、ソジン、ヒョンミの3人が揃った整形外科で、なんらかの復讐をする可能性が高い。
そうなると内容的にはホラー)

みんなの感想

ライターの感想

ラストがほんとに中途半端。ここをもっと判りやすくすれば、怖くていい感じなのに…。
みんな同級生で、お互いに昔からのことを知っている。
だから互いをほめそやしつつも、ちょっぴり自分も見栄を張って…という、女心を描いた作品。
言っている内容と、実際に映し出される映像とのギャップが面白い。
スリリングな展開なのだが、面白おかしくもある。さらにラストが妙に意味深長で怖い。
ソンヒがもし昔いじめられたことを根に持っているのならば、このあと、整形外科で恐ろしい復讐が待っているのだろう。
しかし実際には、それほどいじめられた感じでもない。うまく演出すればこわーーい映画になったろうに、残念。

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