「藁の楯」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

藁の楯の紹介:2013年公開の日本映画。『ビー・バップ・ハイスクール』で知られる漫画家・きうちかずひろが本名の木内一裕名義で発表し小説家デビューを果たした「藁の楯」を、三池崇史監督が映画化。表題の意は「意味をなさないもの、役に立たないもの」。

予告動画

藁の楯の主な出演者

銘苅一基(大沢たかお)、白岩篤子(松嶋菜々子)、奥村武(岸谷五朗)、関谷賢示(伊武雅刀)、神箸正樹(永山絢斗)、大木(本田博太郎)、由里千賀子(余貴美子)、清丸国秀(藤原竜也)、蜷川隆興(山崎努)

藁の楯のネタバレあらすじ

【起】- 藁の楯のあらすじ1

7歳の少女が殺害され用水路に捨てられる事件が発生し、容疑者として8年前にも少女暴行殺人事件を起こして服役し、出所したばかりの清丸国秀が手配されます。警察の必死の捜査にも関わらず清丸の消息は不明でした。
しかし…今回の事件の被害者の祖父・蜷川は、元経団連会長で資産家です。蜷川は清丸を憎み、事件から3ヶ月後「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします」という広告を、全国の大手新聞3紙に掲載しました。国民は10億円という額と衝撃的な内容に騒然とします。田中という知人に匿ってもらっていた清丸は、金に目がくらんだ田中に殺されそうになり、満身創痍で福岡南署に自首します。

【承】- 藁の楯のあらすじ2

しかし話はこれで終わりません。清丸殺害未遂の田中に蜷川は「1億円払う(未遂なれど殺そうとしてくれた)」と宣言し、国民は「殺せば本当に10億円貰える」という確信を得て殺気立ちました。
そこで警視庁まで身柄を護送する最中に清丸の身を守るため、犯罪者にSP5名を配置する異例の措置が決定します。そのSPが銘苅や白岩達でした。当初は空路を利用する予定でしたが、整備士が飛行機に細工したことが発覚し、複数の大型護送車で高速道路を移送します。
が、陸路でもニトロ(劇薬)を積んだタンクローリーに襲撃され、また機動隊員が清丸を銃撃しました。銘苅は自身が楯となり清丸を銃弾から庇い、防弾チョッキ着用で銘苅は難を逃れます。

【転】- 藁の楯のあらすじ3

新幹線での移動に切り替え全員のボディチェックを怠りなく完了したにも関わらず、移送情報は洩れます。ヤクザの襲撃で警視庁捜査一課・神箸刑事が殉職し、清丸との交換を条件に子供を人質に取った男を射殺し、福岡県警・関谷刑事も事件から降りました。
線路に障害物が置かれ、徒歩に変更します。ヒッチハイクした運転手は8年前に清丸が起こした少女暴行殺人事件の被害者遺族でした。遺族から車を奪った一行は、腕にマイクロチップを埋め込んだ警視庁捜査一課・奥村刑事が清丸の居場所を洩らしたことを知ります。
置き去りにされた奥村は「清丸が銘苅と白岩警官二人を人質にしている」と言い、清丸を発見次第射殺もやむなしの事態に追い込みます。

【結】- 藁の楯のあらすじ4

母親が自殺したニュースを聞いて動転する清丸を休憩させている隙に、ロリコンの清丸は白岩を「おばさんくさい」という理由で殺害しました。
清丸をひたすら守っていた白岩を躊躇なく殺した清丸に、銘苅は怒り心頭に発しますが、警視庁に清丸を搬送します。厳戒態勢の警視庁の前に、懸賞金をかけた蜷川本人が待ち受けていました。蜷川は杖に忍ばせた刀で清丸を狙いますが銘苅が制止し、落ちた刀を拾って蜷川を殺そうとした清丸から蜷川を庇って、銘苅は刺されます。
銘苅の厚意を汲みとった蜷川は懸賞金を取り下げ、清丸は送検されました。裁判で死刑が言い渡された清丸は「どうせ死ぬなら、もっとやっておけばよかった」と法廷で言い放ちました。

みんなの感想

ライターの感想

普通の人間だったら到底許せないロリコン変態殺人鬼を藤原達也が怪演していますが、それを守るSP役の大沢たかおがものすごくかっこいいです。観客はなんでこんなやつ守れるの!?虫唾が走る!と思ってしまうような犯人でも、冷静に自分の仕事をやり通すSP。
一番印象に残っているシーンは、もう一人矛盾を感じつつも必死で警護してきたSPを殺した犯人の口に、大沢たかおが銃口をつきつけるシーン。コイツが憎い、コイツの異常さは死んでも直らない、という気持ちと、自分の信念を貫き通したい気持ち、過去にあった辛い出来事、悲しい気持ちを納得させながらやってきたことを無にしてしまうのか、いろんな感情がせめぎあって葛藤するシーンが、たった2人、静かな田舎道で行われているやり取りなのに迫力がすごいです。あまりの迫真の演技に涙が出てしまいました。
大沢たかおはすごい。ここまで人をむかつかせる演技ができる藤原達也もすごい。

映画の感想を投稿する

映画「藁の楯」の商品はこちら