「運命の女(2002年)」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

運命の女の紹介:2002年製作のアメリカ映画。「危険な情事」のエイドリアン・ライン監督が、リチャード・ギア&ダイアン・レイン主演で描く衝撃のサスペンス。年下青年との情事におぼれる妻と、妻の不倫を知った夫の葛藤をスリリングに描く。

予告動画

運命の女(2002年)の主な出演者

コニー・サムナー(ダイアン・レイン)、エドワード・サムナー(リチャード・ギア)、ポール・マーテル(オリヴィエ・マルティネス)、チャーリー・サムナー(エリック・パー・サリヴァン)、ビル・ストーン(チャド・ロウ)、トレーシー(ケイト・バートン)、フランク・ウィルソン(ドミニク・チアニーズ)、サリー(マーガレット・コリン)、ディーン刑事(ジェリコ・イヴァネク)、リンゼイ(ミシェル・モナハン)、ジョシュ(マイケル・エマーソン)、ベス(リサ・エメリー)

運命の女(2002年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①コニーは愛する夫・エドワードと息子・チャーリーに囲まれ何不自由ない生活を送っているが、退屈でもあった。ある風の強い日に若い青年・ポールと出会ったコニーは、後日ポールと関係を持つ。 ②深みにはまりながらコニーはポールに別れを電話をする。しかし妻の浮気を知ったエドワードがポールを殺した直後だった。エドワードは自首する。

【起】- 運命の女(2002年)のあらすじ1

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。

ニューヨークの郊外の海辺沿いの町に住むサムナー夫婦は、仲良く暮らしていました。
結婚11年目を迎える夫・エドワードは会社社長をし、妻・コニーとの間には来週で9歳になる息子・チャーリーがいます。
エドワードは会社まで、電車で通勤していました。ニューヨークの都心を避け、海辺近くを求めたのは、それが子育てによいと思ったからです。夫婦の一致した意見でした。
お手伝いのグローリアを雇い、コニーは何不自由のない生活を送っています。
エドワードとコニーは2人で旅行した場所で、スノードームを買うのが趣味です。

ある風の強い日、コニーは夫と息子を送り出した後、都心へ買い物に行きました。
風はその日、一日じゅう強く吹いていました。あまりの風の強さにタクシーを拾って帰ろうとしたコニーは、タクシーに注目していて、本をたくさん持った若い男性ポール・マーテルとぶつかります。
ポールも手伝ってくれましたが、空車のタクシーは通りませんでした。
ひざ小僧をすりむいたコニーを見かねて、ポールが「うちで消毒すれば?」と言います。ポールの家はすぐ横にあるアパートの一室で、ポールは「バンドエイド持ってくる」と言ってくれるので、コニーは部屋にお邪魔しました。
ポールは古書の売買をする仕事でした。家の中には古書が山ほど積まれています。またポールはセクシーなイケメン男性です。
ポールがバンドエイドやタオルを持ってきて、コニーは洗面所を借りて消毒し、バンドエイドを貼りました。
久しく接したことのない若い男性との出会いに少し胸ときめかせたコニーは、別れ際に本を1冊プレゼントされ、名刺をもらいます。
帰宅したコニーは夫・エドワードに、転んで男性のお世話になった話をしました。
エドワードはお礼にワインを振る舞おうかと言いますが、その話は立ち消えになります。

翌朝。
息子を送りだして本を見ていたコニーは、気になって再びポールのところを訪問しました。
ポールの家へ行くと、さまざまな本があります。
点字で書かれた本を触らせたポールにどきまぎしたコニーは、その後夫の会社を訪問しました。
夫・エドワードは仕事で忙しくしていました。所在ないコニーは帰宅します。

別の日、マフィンを持って訪れたコニーは、ポールに恋人が今まで2人いたと聞きました。
会うのはいけないと思いながらも、ポールに惹かれるコニーは、この日とうとう関係を持ちます。

【承】- 運命の女(2002年)のあらすじ2

エドワードはこの日、コニーが息子のチャーリーの学校で開かれる資金集めとして、ボブのところへ押しかけるという話を聞いていました。
ボブと会った時、ふとそれを思い出してボブに話しますが、ボブは会っていないと否定されます。
その夜、エドワードはコニーに何をしていたのかと質問しますが、深くは追及しませんでした。

その後、コニーは何度もポール宅を訪問し、密会を重ねます。
若くて魅力的な男性との関係は、後ろめたさをともなうものの、コニーにとって新鮮でした。
ある店でポールと賭けをしたコニーは、店でキスしているのを、エドワードの部下・ビルに目撃されます。しかしコニーは気付きませんでした。
エドワードは心なしか妻のコニーがつれなくなった気がしましたが、あまり深く考えないでいます。ただ、違和感はずっと持っています。
ある日、昼食をいっしょにとろうと言ったエドワードに、コニーは「エステの予約がある」と嘘をつきました。
エドワードはコニーが利用するエステに電話をかけ、予約が入っていないと知ります。そして、徐々にコニーを疑い始めました。

ある日コニーはニューヨーク市街で、友人のサリーとトレイシーにばったり会います。
女友だちと喫茶店に入り、店の電話でポールに「角のカフェまで来ている」と言ったコニーは、女性3人でコーヒーを飲みました。途中トイレに立ち、ポールと身体を重ねます。
トイレでの情事の後、何事もなかったように席に戻ったコニーは、トレイシーが大昔に浮気したことが原因で揉めた話を聞き、早く別れないとならないと思います。
しかしなかなかそのきっかけがつかめませんでした。

部下のビルが競合会社への移籍を考えているのを知ったエドワードは、ビルを責めます。
エドワードは自分があちこちに目を配り、会社を大きくするために苦労したと言いますが、ビルは「あんたにそれを言う資格があるのか。家のことを振り返ったらどうか」と言われました。ビルはコニーが浮気しているのを、知っているのです。
ビルに言われたエドワードは、老人男性・フランクに頼み、妻のコニーを尾行してもらいました。
帰宅したエドワードは、急な出張でシカゴに一泊すると告げます。

【転】- 運命の女(2002年)のあらすじ3

翌日、車でポールに会いに行ったコニーは、情事の後に寝入ってしまい、駐車違反切符を切られました。息子のチャーリーを迎えに行くのも遅れます。
ポールとコニーが密会している写真を受け取ったエドワードは、妻・コニーが浮気している事実を突き止めました。
いつまでも浮気を続けているわけにはいかないと、コニーも悩み始めていました。
その頃、ポールが別の女性と親しげにしているのを見たコニーは、ほかにも女がいたことでポールを責めます。

エドワードがポールに会いに行き、コニーとのなれそめを聞きます。
強風の日に出会ったことをポールは告げ、エドワードは、やはりあの時の男性が浮気相手かと思いました。
ポールの部屋にフィジー諸島へ行った時のスノードームがあったのを見つけたエドワードは、ショックを受けます。それはエドワードがコニーに贈ったものだからです。
気分を害したエドワードは、衝動的にそのスノードームでポールを殴りました。3回頭部を殴るとポールは倒れ、おびただしい量の出血で死にます。
救急車を呼びかけたエドワードですが、やめました。代わりに部屋の指紋を拭い、スノードームも洗って遺体をカーペットでくるみます。
作業の最中に、コニーからの留守電がポール宅に入りました。コニーの用件は「別れたい、関係を続けているのがつらいのだ」という内容で、それを聞きつつエドワードもつらい思いをします。
留守電の内容を消去したエドワードは、遺体をトランクに入れて持ち帰りました。
その日はチャーリーの学芸会でした。遅れながらもエドワードは、学芸会を参観します。
夜、寝静まった後、エドワードは車を運転して遠くのゴミ捨て場に行き、遺体を捨てました。遺体の上にゴミをかぶせます。

ニューヨーク警察のミロジニク刑事とディーン刑事が、サムナー家を訪問しました。コニーが応対しますが、息子のチャーリーは警察が珍しく、興奮します。
ポールが行方不明だと、家族から連絡が入ったそうです。ポールには別居中の妻がいました。
ポールの部屋に、コニーの名前と電話番号をメモした用紙があったため、警察が訪問していました。
帰宅したエドワードに、息子のチャーリーが「昼間に警察が来た」と報告します。エドワードは浮気のことを知りつつも、知らんふりを装いました。

【結】- 運命の女(2002年)のあらすじ4

ゴミ捨て場からポールの遺体が発見され、警察の捜査は殺人事件に切り替わります。
2人の刑事がやってきた時、今度はエドワードも家にいました。
妻・コニーがポールと知り合ったきっかけを聞かれた時、「ジュリアード音楽学校で会った」とコニーは嘘をつくのですが、エドワードもその嘘に合わせます。コニーはなぜエドワードが話を合わせたのか、不思議でした。
コニーはポールとの関係を「知り合い程度」と言っていたのですが、4週間前に駐車違反の切符を切られたことを警察に指摘され、答えに窮します。
さらに、ポールが死んだことを告げられたコニーは、ショックを受けました。
エドワードの背広をクリーニングに出す際、密会現場の写真を見つけたコニーは、エドワードが浮気を知っていたと知り、衝撃を受けます。
さらに…ポールの部屋に置いたはずのフィジーのスノードームが、家にあるのを知るに至り、夫・エドワードがポールを殺害したのだと悟りました。
その夜、コニーはエドワードを問い詰めますが、エドワードが「君こそ何をした?」と逆に問い詰めます。「殺したかったのは奴じゃなく君だ」と言われ、コニーは涙を流します。

フィジーのスノードームをいじっていたコニーは、その土台にエドワードからの小さな封筒が入っていたのを知りました。
そこには「結婚25周年まで開けないで」というメモと共に、コニーへの深い感謝と愛情を示すメッセージがそえられていました。
いまさらながら、夫・エドワードの深い愛を知ったコニーは、一時の激情で若い男性・ポールによろめいたことを深く悔います。
密会写真を焼いたコニーは、焼きながら思います。もしあの時、ポールのアパートに行かず、空車のタクシーに乗って帰っていたら…と。しかしすでに遅いのです。
「自首する」とエドワードが言いますが、コニーは「毎日やりすごすのよ」と答えました。決定的な証拠が出ないかぎり、エドワードが疑われることはありません。

「逃げ出そうか」「国外へ移り住もう。そして名前を変えてしまえばいい」
車中でそんな夢物語を話しながら、エドワードとコニーは顔を寄せ合います。
すぐ横は警察署です…。
(この後、おそらくエドワードは自首すると思われる)

(特典映像:別エンディングでは、エドワードが警察署に入って自白するまでが描かれている)

みんなの感想

ライターの感想

たんたんと描かれる。作品としては完成度が高い。
ベッドシーンはあるものの、エロティックな感じではない。
むしろ「あの日あの時、もしポールの部屋に立ち寄らなかったら」「その後も、ポールの家を訪ねなかったら」という
あとで悔やんでも仕方のない「if(もしも)」が、見る者に想像させて切ない作品。
エドワードが衝動的に殴ってしまうシーンも秀逸。
死体の始末の仕方が雑すぎる(笑)、これじゃバレバレ。でも都会だと捨て場がないのかな。

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