「運命の逆転」のネタバレあらすじ結末

運命の逆転の紹介:1990年制作のアメリカ映画。1980年にアメリカで実際に起きた『クラウス・フォン・ビューロー事件』を、裁判に関わった法学者の手記を基にして映画化した心理サスペンス。妻を植物人間にした罪で訴えられた男は、有罪か無罪か。

運命の逆転の主な出演者

クラウス・フォン・ビューロー(ジェレミー・アイアンズ)、サニー・フォン・ビューロー(グレン・クローズ)、アラン・ダーショウィッツ(ロン・シルヴァー)、サラ(アナベラ・シオラ)、マリア(ユタ・ヘーゲン)、デヴィッド・マリオット(フィッシャー・スティーヴンス)

運命の逆転のネタバレあらすじ

【起】- 運命の逆転のあらすじ1

1982年のアメリカ。
ハーバードのロー・スクール(法科大学院)の法学部教授アラン・ダーショウィッツは、ある日、ニュー・ポートに住むクラウス・フォン・ビューローから、刑事裁判の弁護の依頼を受けました。
クラウスは大富豪の妻・サニーの殺害を企てて、植物状態に追いやった罪で起訴され、第一審では懲役30年の有罪判決を受けています。クラウスは上告するつもりでした。
サニーは再婚で、前の夫との間に長男・アレックスと長女・アラがおり、クラウスとの間には末娘・コジマがいます。資産家のサニーの遺産目当ての犯行と疑われたクラウスは、アレックスとアラ、メイド・マリアに起訴されました。

【承】- 運命の逆転のあらすじ2

1979年12月27日に、サニーはクラウスと同じベッドで寝ていて、1回目の昏睡状態に陥ります。その折には数時間後に意識を取り戻し、退院しました。
翌1980年12月21日には、バスルームで昏倒しているサニーが発見され、以来サニーは永続的な植物状態、つまり脳死になりました。
当時クラウスには愛人・アレグザンドラの存在もあって、長男・アレックスは検事を雇い、調査を依頼します。
その結果、クラウスの鞄からインスリンの注射器と注射針が発見され、注射針に使用の痕跡が見られたことや、サニーが昏睡時の血中インスリン量が通常の10倍以上であったことなどから、有罪判決が出ました。

【転】- 運命の逆転のあらすじ3

依頼を受けた当初は、上流階級の貴族・クラウスに対して反感を抱いたダーショウィッツでしたが、同僚らとチームを組んで事件の調査をするうちに、クラウスを見る目が変化していきます。
弁護を引き受けたものの、ダーショウィッツの心の内は「やはり有罪だろう」という思いで一杯でした。何よりも、世論全体が「クラウスは有罪だ」と信じていました。
しかしクラウスに事情聴取すると、意外な事実がどんどん出てきます。
サニーは異常なまでの慢性的な薬物中毒でした。仕事を持ちたがるクラウスと、財産だけで暮らしていけると考えるサニーとの見解の相違で、夫婦仲もこじれていました。クラウスがサニーに献身的だったという事実も出ます。

【結】- 運命の逆転のあらすじ4

息子・アレックスから麻薬を入手したサニーが、娘・アラに取り上げられまいとして、注射器をクラウスの鞄に隠したという事実も発覚しました。針も使用後に残る筈のない被膜があり、針に液体を塗布しただけだと判明します。
ダーショウィッツは検察側の証拠を崩して、1984年、クラウスの無罪を勝ち取りました。
しかし事件の真相は謎のままです…。
(注釈:映画制作ならびに公開時の結末は以上のとおり。その後、父の無罪を訴えた末娘・コジマが遺産相続人から外され、アレックスとアラが損害賠償を訴えたことから、クラウスは相続権を全喪失した代わりに、コジマは相続権を回復。サニーは2008年12月に植物状態のまま逝去した)

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