「重力ピエロ」のネタバレあらすじ結末

重力ピエロの紹介:仙台市を舞台に、連続放火と落書き事件の謎を追い始める兄弟。徐々に驚きの事実が判明していく。家族の強い愛も描かれた感動と衝撃のミステリー作品。直木賞候補にもなった伊坂幸太郎のベストセラー小説を映像化した2009年の公開作。

予告動画

重力ピエロの主な出演者

奥野泉水(加瀬亮)、奥野春(岡田将生)、奥野正志(小日向文世)、奥野梨江子(鈴木京香)

重力ピエロのネタバレあらすじ

【起】- 重力ピエロのあらすじ1

仙台で暮らす奥野家は、父・正志と母・梨江子、長男・泉水と次男・春の4人家族。絆の強い家族でしたが、過去には非常に辛い出来事を経験しています。
17年前に市内で連続レイプ事件が起き、被害者の一人が梨江子でした。その後梨江子は妊娠し、生まれた子供が春だったのです。それでも家族は明るく、逞しく生きてきました。兄弟たちは春の出生について薄々勘づいていましたが、春が高校生の時、正志の口から真実を告げられます。きっかけは梨江子が事故で亡くなったことでした。
梨江子の死から数年後、泉水は大学院で遺伝子研究を専攻し、春は落書き(グラフィティアート)消しの仕事をしていました。真面目で気弱な泉水に対し、ルックスが良くストーカーまでいる春でしたが、クールで女性には興味も示しません。対照的な二人でしたが、成人しても仲のよい兄弟でした。

【承】- 重力ピエロのあらすじ2

市内で連続放火事件が発生していました。放火場所の近くには落書きがあるというルールを春が発見したことで、泉水と春は犯人や放火の謎を追うことになりました。
同じころ、父が胃がんであることが判明します。手術も終わり、泉水は放火場所の名前と落書きの頭文字が、遺伝子の二重螺旋と一致していることに気づきます。泉水は大学にいる間も謎解きで頭がいっぱいになっていると、耳を疑うような噂を友人から聞かされます。23年前のレイプ犯である葛城が仙台に戻り、売春の斡旋をしていると言うのです。
腹を立てた泉水は探偵より葛城の情報を入手し、彼と接触します。しかし葛城は非人道的な発言しかせず、反省の色は全く伺えませんでした。泉水は密かに試みた春と葛城のDNA検査で、やはり親子だという事実に愕然としたこともあり、葛城の殺害を決意します。

【転】- 重力ピエロのあらすじ3

殺害予定日の前夜、泉水のアパートへ春がやってきます。計画がばれない様に部屋には入れず、バーへ移動しましたが、動揺した泉水は春を詰って店を出ました。そこへ泉水の後をつけてくる女性がいたため、彼女を問い詰めます。最近付け回されていると感じていたのですが、正体は春のストーカーをしている夏子でした。夏子は、放火犯も落書きをしているのも春なのだと泉水に激白します。
翌朝計画を実行しようとしていた泉水は、驚くべき事実を知ります。春の部屋の壁には落書き場所の地図や遺伝子表が貼られ、23年前のレイプ事件の発生場所と放火場所がリンクすることが判明したのです。時同じくして春から泉水に電話があります。新しい落書きが見つかったと。夏子と共に現場に駆けつけた泉水は、それが最後の放火だと解読しました。そして向かったのは、あの忌まわしい事件が起きた奥野家の旧家でした。

【結】- 重力ピエロのあらすじ4

春は葛城を呼び出し、家に火を放ちました。火には浄化作用があり、あの事件も葛城も浄化されなければならないと考え、放火をしてきたのです。遅れて泉水も到着しますが、春は葛城を何度もバットで殴りました。
次の日、放火現場から焼死体が発見されたと報道が流れます。二人は実家に身を寄せ、春は自首すると言いますが、泉水は「この事件について誰よりも考えた春は、正しいことをした」と宥めました。そんな二人の行動は正志に見破られていました。「春は俺に似て嘘が下手だから」と。
やがて正志は亡くなり、父の家庭養蜂を二人は継いでいました。家の2階で春は、これからどうするべきか神に聞きましたが返事はありません。代わりに「自分自身がこの世で見たい変化になりなさい」とのガンジーの言葉を唱えました。そして「楽しそうに生きていれば重力など消せる」との父の教えを思い出すように、幼い時に見たピエロの如く2階からジャンプしました。

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