「飢餓海峡」のネタバレあらすじ結末

飢餓海峡の紹介:1965年公開の日本映画。水上勉の同名小説が原作。戦後の貧困の時期を生きる多くの日本人の悲哀が投影された作品を、内田吐夢監督が再現した。完成版183分は長いという理由で初公開版は167分に短縮された(現在のものは完全版)。

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予告動画

飢餓海峡の主な出演者

樽見京一郎〔犬飼多吉〕(三國連太郎)、杉戸八重(左幸子)、弓坂吉太郎刑事(伴淳三郎)、味村時雄刑事(高倉健)、杉戸長左衛門(加藤嘉)、本島進市(三井弘次)、本島妙子(沢村貞子)、荻村利吉東舞鶴警察署長(藤田進)、樽見敏子(風見章子)

飢餓海峡のネタバレあらすじ

【起】- 飢餓海峡のあらすじ1

昭和22年9月20日台風10号が北海道を襲う中、岩内で質屋が火事となり現場に一家3人の遺体が見つかります。警察は強盗が住人3人を殺し建物に火をつけたと断定しました。同じ日、台風直撃により嵐となった海で青函連絡船が転覆し、船客530人の命が奪われます。遺体収容にあたった函館警察の刑事・弓坂は、身元不明の2遺体に疑問を覚えました。船客名簿に名はありません。岩内警察から質屋強盗放火殺人の知らせを聞いた弓坂は、遺体が犯人ではないかと思いました。事件の起こる三日前に質屋の主人は朝日温泉に出かけており、この日に網走刑務所から出所したばかりの強盗犯・沼田と木島、それに犬飼と名乗る男と相部屋になっていました。 この映画を無料で観る

【承】- 飢餓海峡のあらすじ2

ここで質屋の主人が大金78万円を家に所持することが知れ、同宿した3人の男が結託して犯行に及び、事件後に仲間割れして殺された2遺体が青函連絡船の遺体に紛れこまれたと弓坂は推理します。沼田と木島の複製写真ができ、遺体はこの2人と判明しました。残る犬飼の行方は杳として知れません。犬飼は沼田と木島の遺体を捨てた後、舟で青森に渡りいました。そこで貧しい家庭を支えて芸者となった八重と一夜を共にした犬飼は、八重に3万4千円(当時としては大金)を渡して去ります。八重は犬飼に好意を抱き、犬飼の爪と金を包んだ新聞紙を記念に持っていました。弓坂の捜査の手は八重に及びますが、八重は犬飼を庇って何も話しませんでした。

【転】- 飢餓海峡のあらすじ3

八重は借金を払うと東京に行きますが、犬飼の爪と新聞紙は肌身離さず持っています。犬飼の容疑は固まらず、終戦直後の混乱で警察は唯一の証人となる八重の行方を見失ってしまいました。それから10年後、八重が舞鶴で心中死体となり発見されます。当初は自殺と思われましたが、八重の懐中から発見された新聞の切り抜きを見つけた東舞鶴警察の味村刑事は、偽装殺人だと見抜きました。犬飼は質屋の主人から奪った金を元手とし、澱粉工場を経営する事業家として大成していました。名前も樽見と変え、舞鶴に居を構えています。八重の懐中から発見された新聞の切り抜きは、樽見が刑余者の更生事業資金に3000万円を寄贈したというものでした。

【結】- 飢餓海峡のあらすじ4

八重は写真で犬飼(樽見)を知り、舞鶴に会いに行ったのです。しかし過去を知られるとまずい樽見は八重を殺し、八重殺しの現場を見た書生の竹中も殺して心中事件に仕立て上げたのでした。遺体を引き取りに来た八重の父から10年前の事件と八重が当時弓坂から事情聴取を受けたことを聞き、味村は北海道に行きます。樽見が犬飼だという証拠はなく、弓坂と味村は当時の岩内の宿泊名簿の筆跡鑑定をした結果をもとに樽見を尋問しますが、樽見は認めません。しかし愛の記念に八重が残した犬飼の爪と金を包んだ新聞紙を見せられた樽見は動揺し、北海道へ行きたいと言いました。北海道へ行く連絡船で八重の出身・恐山を見た樽見は海に身を投げました。

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