「DEMONデーモン」のネタバレあらすじ結末

DEMON デーモンの紹介:2015年製作のアメリカ映画。母を亡くし田舎で暮らすことにしたリリアンは、働いていたバーでブラックウェイという男に目をつけられ、執拗に狙われたようになる…。

予告動画

DEMONデーモンの主な出演者

レスター(アンソニー・ホプキンス)、ブラックウェイ(レイ・リオッタ)、リリアン(ジュリア・スタイルズ)、ネイト(アレクサンダー・ルドウィグ)、マードック(ロックリン・マンロー)、ウィザー(ハル・ホルブロック)、ウィンゲート保安官(デール・ウィルソン)、コープ(ジョン・ティアニー)、フィッツジェラルド(スティーヴ・バチック)

DEMONデーモンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①死んだ母の家を相続し住み始めた若い女性・リリアン。保安官も手だしできない村の悪者・ブラックウェイに目をつけられ、執拗に狙われる。身の危険を感じたリリアンは製材所の老人・レスターと若者・ネイトの助太刀を得て、ブラックウェイに復讐すべく探し始める。 ②レスターは亡くした自分の娘とリリアンをだぶらせ、ブラックウェイと対峙して殺した。3人は復讐を果たし、村へ戻る。

【起】- DEMONデーモンのあらすじ1

アメリカ、太平洋岸北西部。
寒冷地帯の山奥の田舎町に、若い女性・リリアンが戻ってきました。
リリアンは大人になってから家を出て、シアトル州で暮らしていたのですが、母親が亡くなったため、6月にこの田舎町の故郷へ戻って母の家で暮らし始めたのです。
昼間は小学校の代行教員の仕事をし、夜はサリヴァンの店で働いていたリリアンは、町の男リチャード・ブラックウェイに目をつけられました。
ブラックウェイに襲われそうになり、またずっと付きまとわれています。
とうとう先日、亡くなった母の飼い猫の首を、ブラックウェイに切られました。
自身の身の危険を感じたリリアンは、地元の保安官・ウィンゲートにそれを訴えます。
しかし初老のウィンゲート保安官は話を聞くと「じゃあ家を売って、元いた場所へ帰れ」としか言いませんでした。ちっとも捜査に乗り出してくれません。
なぜかというと、ブラックウェイは地元の誰もが恐れる怖い存在だからです。それは、保安官も例外ではありません。
その代わりウィンゲート保安官は「町の反対側にあるメイベルレイク製材所にいる、スコッティが何とかしてくれるかもしれない」と言いました。
死んだ猫を庭の木のそばに埋めたリリアンは、一縷の望みを託して製材所へ行きます。

ところがその製材所に、もうスコッティという男性はいませんでした。田舎町なので、製材所の従業員も高齢の男性ばかりで、ひとり若者がいますが、ネイトというおっとりとした男性です。
製材所のオーナーのウィザーは、スコッティはもう町を出たと言いました。リリアンは他の者に助けを求めます。
オーナーのウィザーが冗談めかして「もしこの女性の手伝いをするならば、1週間分の給料と葬儀代を負担するぞ」と言いました。
リリアンの事情を聞くと、高齢の男性・レスターが名乗りを挙げます。若者のネイトも連れていくと言いました。
こうして、年寄りのレスターとネイトがリリアンの手伝いをすることになりました。
残ったウィザーたちは「レスターの亡くなった娘と重なるのかも」と話をします。

リリアン、レスター、ネイトは準備をするために、レスターの家に立ち寄りました。レスターは風車を作るのが趣味で、庭にはいろんなデザインの風車が飾られています。

【承】- DEMONデーモンのあらすじ2

リリアンが聞くと、レスターは「妻は歯医者と駆け落ちして逃げ、娘はクスリの過剰摂取で死んだ」と答えました。
そして、カーテンでくるんだ猟銃らしきものを持ってきます。

実のところ、ブラックウェイがどこに住んでいるかは誰も知らないのです。
リリアンもつきまとわれているだけで、ブラックウェイの家を知りません。
また村人のほとんどが知らないので、ブラックウェイの居場所を突き止めるところから作業は始まります。

レスターが最初に聞き込みに行ったのは、過去にブラックウェイと因縁のあったスコッティという馬面の男でした。
しかしスコッティは「奴とは和解した。恨みはない」と答えます。実際は、ブラックウェイにボコボコにされて泣き寝入りです。

フィッツという中年男性が、ブラックウェイの悪行を話しました。フィッツは保安官代理をしていた、体格のよい男性です。
ある日、オレゴン州ポートランドに住む地主・マッキーの近くの土地の伐採を、ブラックウェイが勝手に始めました。当然、違法です。
作業を始めて6週間後、それに気づいたマッキーとフィッツ保安官代理がブラックウェイに申し立てをしました。ブラックウェイは書類を偽造し、勝手な伐採をしていたのです。
翌日に細かな話し合いをしようとしていたところ、その日の深夜、ブラックウェイがフィッツの家に侵入しました。
そしてフィッツと妻・シンシアの前で10歳の娘・シンディを人質にとり、脅して去ります。
ブラックウェイの言い分では「その伐採作業を始めることで、多くの地元民が仕事にありついた」というのです。
フィッツはそれ以上強く言えず、保安官代理を辞めました。
フィッツは「ダイヤモンド・ピークへ行ってみろ」と言います。

ダイヤモンド・ピークへ行きましたが、それらしき人物はいません。
しかしそこにはブラックウェイが雇っている会計士・マードックがいました。レスターはマードックを脅して居場所を聞きます。
ネイトが言葉に詰まったのをマードックがからかい、ネイトが怒って酒場で殴り合いになりました。
五分五分の取っ組み合いをしますが、マードックが店主からナイフを受け取ったため、レスターはマードックの左手の親指を折り、立ち去ります。

【転】- DEMONデーモンのあらすじ3

リリアン、レスター、ネイトの3人は、飲食店で食事をしました。厨房にいるクリスという中年男性にレスターが聞くと、「40号線脇のモーテル『ハイ・ライン』にいるらしい」という有力な情報を得ます。
そこには、よそ者の手下も大勢いるそうです。
3人は早速そこへ移動しました。

車の中からモーテルの観察をしたレスターは、「ここがアジトだ」という結論を下します。
ブラックウェイがクスリを捌く本拠地だろうというのです。
ネイトとリリアンを残し、レスターがひとりでモーテルに行ってみました。モーテルはほぼブラックウェイの貸し切り状態で、その一室から探している張本人・ブラックウェイが出てきます。
ブラックウェイのところには早くも「老いぼれと若い男と女が探している」という情報が寄せられていました。飲食店にいた男性が密告したのです。
その声を聞きながら、レスターは過去を振り返ります…。

…それは、レスターの娘の葬儀帰りのことでした。
娘を亡くして悲しみに暮れるレスターの車を止めたブラックウェイは、ひどい言葉をかけました。
娘の悪口や、そもそも娘がクスリにはまるようになったのは、父親が悪かったのだ、などと、ひどい言葉をかけました。
しかしそのクスリは、ほかならぬブラックウェイが流していたものです。レスターの娘がヤク中になったのは、ブラックウェイが関係していました…。

ブラックウェイが去った後、3人はモーテルに行き、ブラックウェイの住みかの手がかりとなる情報を探ります(モーテルはアジトで、住みかは別にある)。
モーテルの一室に、リリアンの高校時代の同級生の女性・トルーディが拘束されていました。リリアンはトルーディを助けます。
会計士・マードックと揉めたネイトは、その部屋にあった火薬を燃やし、部屋の一室を火事にしました。
顔をケガしたトルーディを病院へ連れていこうと言うリリアンに対し、レスターは「病院よりも町を出ることを勧める」と言います。
バス停まで送り、トルーディは町を出ることになりました。その際、トルーディが「森に金塊を隠しているらしい。だからそこが住みかだと思う」という噂を教えます。

【結】- DEMONデーモンのあらすじ4

その森が、ブラックウェイが手がけた最初の仕事、2万5000ヘクタールもあるタウンズの森だと思ったレスターは、そこへ行きます。
車中でリリアンはブラックウェイのことを「最初は全く普通の人だと思っていたから、愛想よく接してしまった。それが駄目だった」と洩らしました。
レスターは「誰の人生にも何かしら悪いことが襲ってくるものだ」と答えます。

タウンズの森には、作業中に寝起きする小屋がありました。そこへ行く途中、野営したリリアンは、ネイトから猟銃の撃ち方を教わります。
レスターは見回りに行くと言って、そばの廃バスの中に隠れました。そこからリリアンとネイトを囮にしてブラックウェイをおびき出し、狙い撃ちするつもりです。
焚火を囲みながら、ネイトがリリアンに「復讐などしなくても町を出ていけばいいのに」と言いました。リリアンは「逃げることに疲れた」と答えます。
そこへ音もなくブラックウェイが現れると、リリアンの頭に銃を突きつけ、猟銃の弾を抜き取りました。
ネイトが焚火の木切れで殴りつけ、ネイトとブラックウェイは揉み合いになります。始終動き回るので、レスターは狙いを定めることができません。
その間にリリアンは落とされた弾丸を拾い、猟銃にこめました。
揉み合いはネイトが負け、とどめをさすためにブラックウェイが斧を取りに行きます。
廃バスに隠れていたレスターが、会計士・マードックに撃たれました(大した傷ではない)。
この騒動の間に、リリアンは小屋の中に入ります。

会計士・マードックをネイトが逆襲し、ネイトとマードックは戦います。焚火の木切れでネイトがマードックを倒しました。
ブラックウェイはリリアンを追います。小屋の奥へ逃げようとするリリアンは、右ふとももをガラスで負傷しました。
背後から首を絞められたリリアンは、そのガラスの破片で反撃します。
ブラックウェイをレスターが撃ち、ブラックウェイは死にました。
レスターとネイトはブラックウェイとマードックの死体を、森の中へ捨てます。放っておけばコヨーテやキツネ、カラスが先に食べて跡かたもなくなるそうです。

明け方、3人は復讐を終えて村へ戻ってきました。
その車を見た製材所のオーナー・ウィザーが、3人の無事を知って微笑みます。
(閉鎖的な村で、乱暴者がのさばっている。保安官も手出しできないほどの悪者。
訴えても聞き入れてくれないので、リリアンは老人・レスターと若者・ネイトの助太刀を得て、復讐に行った。
この映画で描きたかったのは「閉鎖的な村、外部の警察などの手の及ばない村の悪」「田舎の閉塞感」「そもそもブラックウェイが悪事に手を染めたのも、田舎すぎて娯楽がなく、退屈であったから」ということなどではないか)

みんなの感想

ライターの感想

地味~。「寒村&雪が積もった山」これが異様に不気味で、この映画を引き立てている。
悪くない出来ではあるのだが、ほんとに地味。映画の途中ずっとブラックウェイ探し。これが…少々退屈である。
映画『ハンニバル』で出たアンソニー・ホプキンスとレイ・リオッタのひさびさ対決なわけだけど…、アンソニー・ホプキンスはほぼ出ずっぱりなのに対し、レイ・リオッタはしばらーく出ないし、出ても顔が見えにくい。
顔が見えにくい(影になってる)ことになにか意味があるのかと思ってしまった。特にない(笑)。
とにかくずうっとブラックウェイを探す映画で、見つけたら即、戦いに移行し、さほど目立つアクションもなく復讐を遂げるという、地味な作品。

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