「HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

HERO(2015年 木村拓哉・主演)の紹介:2015年7月18日公開の日本映画。人気テレビドラマ『HERO』の劇場版第2弾。常識にとらわれず自身の価値観で犯罪捜査を行う検事・久利生公平が、今回は大使館を相手に、治外法権の壁に立ち向かう。

予告動画

HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年の主な出演者

久利生公平(木村拓哉)、麻木千佳(北川景子)、雨宮舞子(松たか子)、松葉圭介(佐藤浩市)、田村雅史(杉本哲太)、宇野大介(濱田岳)、井戸秀二(正名僕蔵)、馬場礼子(吉田羊)、川尻健三郎(松重豊)、遠藤賢司(八嶋智人)、末次隆之(小日向文世)、牛丸豊(角野卓造)、マスター(田中要次)

HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①交通事故で死んだ女性が靴を履いていなかったことから、ただの交通事故死ではないと感じた久利生は調査を開始する。被害者は二崎(おとざき)会の恐喝事件の証人であった。 ②事故現場の先にあるのはネウストリア公国。治外法権と国境に阻まれ苦戦する久利生は、命を狙われた。それを知った城西支部のメンバーも立ち上がる。 ③ネウストリア公国と二崎会は薬物取引をしており、二崎会に都合の悪い三城をネウストリア職員が拉致しようとした矢先の交通事故と判明。事件は解決。

【起】- HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年のあらすじ1

東京地検城西支部に勤める検察官(検事)・久利生公平は、書類を見て「自分で納得できないものは、とことん調べて臨む」派の、型破りな検事です。
かつて一緒に働いていた、微妙な仲の女性検察事務官・雨宮舞子は検事となって久利生と離れ、久利生の現在の事務官は若い女性・麻木千佳でした(テレビドラマ、劇場版『HERO』シリーズ参照)。
…東京都港区元麻布、ネウストリア公国大使館。
大使館の裏通りで、2015年12月6日23時3分に、パーティコンパニオンの若い女性・三城紗江子が、車と接触して死亡しました。
久利生は麻木と共に、三城を撥ねた運転手・徳本健也を聴取します。
現場は見通しの悪い交差点で、三城は徳本の運転する普通乗用自動車の前に、突然飛び出してきたとのことでした。
徳本は三城を撥ねたことを、全面的に認めます。しかし当初から久利生と麻木が疑問視したのは、三城が「靴を履いていなかった」ことでした。ストッキングは泥だらけです。
その城西支部を、現在は大阪地検難波支部で検事をする雨宮が訪問します。
というのも雨宮は現在、広域暴力団・二崎(おとざき)会の恐喝事件を担当しており、交通事故で死亡した三城紗江子がその証人だったのでした。
このタイミングでの三城の死亡に、単なる交通事故ではなく事件性を感じた雨宮は、検察事務官・一ノ瀬を連れて上京します。
8年振りの再会に、久利生と雨宮の微妙な関係を知るメンバーははらはら(わくわく?)し、本人たちもぎこちない様子でした。
久利生、麻木、雨宮は現場を見に行きます。
現場を見た久利生は、仮に法定速度を守っていたとしても、見通しの悪い交差点から急に出てこられたら衝突は免れないことを指摘しました。そして事件当時、三城は何をしていたかと、三城がやってきた方角へ行きます。
三城が走ってきた突き当たりには、ネウストリア公国大使館がありました。さすがに今回は一筋縄ではいかないと、久利生も感じます。
各国の大使館には日本の司法が及ばない外交特権「治外法権」があります。仮にその人物が犯罪をしていたとしても、外交特権を持つ者であるならば日本では裁けないというもので、それだけではなく、気軽に立ち入れる場所ではありませんでした。
しかし三城が事件に遭う2時間前に、青山のレストランでネウストリア人の男性と乾杯している写真が見つかり、「無理っぽいなあ」と言いつつ久利生は大使館のブザーを鳴らします。

【承】- HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年のあらすじ2

当然のことながら久利生はけんもほろろに扱われ、後日、ネウストリア広告から外務省に、外務省から法務省に、法務省から東京地検本庁次席検事・牛丸へ苦情が寄せられました。これが「国境」の実情です。
雨宮が来た日、城西支部のメンバーと雨宮、一ノ瀬を加えて行きつけのバー『St.George's Tavern』に呑みに行きます。麻木は事情を知らないので、どんどん雨宮に突っ込み、周囲ははらはらしました。
現在の城西支部の支部長・川尻も事情を知らないので、たまにどきっとするようなことを質問します。
雨宮は皆の前で、1つ年上のイケメン弁護士にプロポーズされたこと、相手の両親は貿易会社を経営していることなどを、ぺらぺら喋りました。
通販番組で筋トレマシン『クネクネエイト』が紹介された瞬間、久利生と麻木、雨宮、川尻以外のメンバーは電話して申し込みます。
…飲み会が終わった後、久利生は「国境を越えるもの」について思いを馳せ、「ネウストリア料理の店」がないか考えました。マスターが「あるよ」と答えます。
早速麻木と共にネウストリア料理の店に行った久利生は、店主・サルキンに「事故直前に三城と会っていたネウストリア人」の写真を見せますが、店主は知りません。
ソーセージを注文すると、巨大なものが出てきました。驚く久利生と麻木に「ネウストリア人は1日に7本食べる」と言う初老の男性がいました。
久利生はその初老男性に聞き、他にペタンクというスポーツをネウストリア人は好むという情報を得ます。
ペタンクはフランス発祥の球技で、コート上に描いたサークルを基点として、ビュットと呼ばれる的(まと)に金属製のブールを投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツです。3人ひと組で戦うのが基本で、同僚で麻木に思いを寄せる宇野に声をかけた久利生は、ネウストリア料理店でブールを見せて、ネウストリア人の大使館職員・カッセルたちを誘いました。
ペタンクで盛り上がった一同は乾杯し、その席で写真を見せた久利生らは、写真の人物がコールマンという名の大使館の職員だと知りますが、大使館員たちに「利用された」と勘違いされます。久利生は謝罪しますが、大使館員らは立ち去りました。
翌日から、久利生は命を狙われます。通勤途上で赤色信号の時に車道に突き飛ばされ、あやうく車に轢かれそうになりました。
出勤すると外務省の欧州局局長・松葉に「違法な捜査をやめろ」と言われます。「たかが交通事故で、この国の外交を邪魔するな」と言われた久利生は、それでもやめる気はありませんでした。
夜、おでんの屋台で食事をしていた久利生のところへ暴走ダンプが突っ込み、店主をかばった久利生が負傷して入院します。

【転】- HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年のあらすじ3

それを知った城西支部のメンバーは、手分けして久利生の捜査をします。末次と宇野は青山のレストランへ聞き込みに行き、井戸と礼子はコールマンについて調査を、田村と遠藤はダンプカーの所有者に当たりました。
結果、広域暴力団・二崎会とネウストリア公国との関係が浮上します。
外交特権のある大使館員はノーチェックで税関を通れることを利用して、違法薬物をネウストリア公国大使館員が持ちこみ(密輸し)、それを二崎会組員が金で取引している疑いが浮上しました。
三城を事故死に追い込んだのは二崎会に頼まれたコールマンで、久利生を狙ったのは二崎会だと、城西支部のメンバーは推理します。
城西支部に法務省から再三にわたって圧力がかかりますが、牛丸次席は「検察は独任官庁」と言って流します。
井戸と礼子が尾行していた二崎会系・関東蝶葉(ちょうば)会・若頭補佐の赤松が、見知らぬ外国人とカバンの交換をしている現場を目撃します。
ちょうどその時間帯にお天気お姉さんがロケしており、テレビ局からのテープは手に入れられませんでしたが、お天気お姉さん・可憐(かれん)の大ファンの警備員・小杉が番組を録画しており、取引の一部始終が録画された物証を手に入れました。
赤松と取引していた相手は、ヴェルネ公使でした。大使館ではナンバー2の立場にある人物です。
久利生を撥ねたダンプは二崎会傘下の石見興業所有のもので、バンパーの裏からおでんの具・チクワも見つかりました。
さらに三城の同僚のコンパニオン・里山琴美の携帯電話に、事故2分前に録音されたメッセージがあるのも見つけます。三城のしゃべる声の奥から、オルゴールのメロディが流れました。
ネウストリア公国と二崎会の繋がりが濃厚になり、あとは三城が事故時に大使館内にいたことを証明できればいいだけになりました。しかしそこが「高い国境」です。
難波支部の雨宮が、ネウストリア公国の独立記念パーティーの招待状を持って駆け付けました。見合い相手で雨宮にプロポーズした相手・矢口の親のツテで手に入れた招待状です。
大使館のパーティーにもぐりこんだ久利生と雨宮は、コールマンを見つけて追いかけているうちに大使館内部に入り、裏庭でクリスタルの靴の飾りを見つけました。ここで三城が転倒して靴が脱げ、ストッキングが泥だらけになったものと推定されました。
外務省の松葉に見つかって「帰れ」と言われた久利生は、その時、大使館ロビーにある時計のオルゴール音を耳にします。それは録音された事故2分前の三城の、後ろで流れていたメロディでした。

【結】- HERO(劇場版第2弾)木村拓哉2015年のあらすじ4

いよいよ外務省が検察を訴えてきました。城西支部長の川尻が対応し、外務省高官の前でキレて説教します。
川尻以外の他のメンバーは、外務省の松葉を説得しに行きました。全ての証拠を開示した久利生は、最後にオルゴールのメロディが入った音声も聞かせます。
コールマンは三城が車に撥ねられる瞬間も見ているはずで(靴を持ち去ったのはコールマンだから)、だとすれば事情聴取をしたいと久利生は言いました。
松葉は、コールマンが外交パスを持たないただの職員であることを告げ(だからノーチェックでは税関を通れない)、密輸に絡んでいるのはネウストリア公国のヴェルネ公使である可能性が高いことを指摘します。
「国が違えば習慣も宗教も違うことは知っているが、あなたこそ本当にネウストリア公国のことを理解していますか」「ネウストリア人は1日に何本ソーセージを食べるか知ってますか」と久利生に言われた松葉は、ネウストリア料理店にソーセージを食べに行き、公国のローラン大使に会いました。公国のナンバー1の存在です。
久利生が料理店に行った時に情報を教えてくれた人物は、ローラン大使でした。「彼(久利生)は国境を越えて理解してくれようとしていた」と松葉に言います。
翌日、ネウストリア公国大使館より城西支部長・川尻の元へ電話がかかり、久利生と雨宮、麻木は正式に招待されました。ローラン大使に会った久利生は、老人の正体を知ります。
ローラン大使は、ヴェルネ公使は公国(自国)で裁くことと、外交特権のないコールマンは引き渡すことを約束しました。
コールマンは事故の参考人として久利生の聴取を受けた後、ダンプの件で別の検事に回され、さらに大阪で違法薬物の件で雨宮に聴取を受ける予定です。
三城を撥ねた運転手・徳本は、不起訴処分となりました。しかし久利生は「死者を出したことは忘れないでくれ。安全運転を」と声をかけます。
雨宮はプロポーズの相手・矢口に電話をし「大事な話があるの」と言いました。やっぱり結婚はできませんと断ります。
久利生と会った雨宮は、春に石垣支部(過去に久利生が左遷された場所)に異動することを告げました。
クリスマス、宇野は麻木にトナカイのぬいぐるみを用意しましたが、渡せたかどうかは不明です。
城西支部に、通販の商品「クネクネエイト」が一斉に届きました。その番組の商品宣伝を見た警備員・小杉も慌てて注文します。
その頃、久利生と麻木は12時間かけてネウストリア公国に行っていました。事件は解決しましたが、やっぱりヴェルネ公使と実際に会って話を聞きたい久利生の執念のなせる行動です。

みんなの感想

ライターの感想

すっごい面白かった!!とまではいかなかったのですが、楽しめました。映画だとやっぱり設定がいろいろと豪華なので、画面が華やかです。
久利生と雨宮の関係は、女性としては微妙だなあと思ってしまったのと、もう事件は解決済だったはずなのに、久利生と雨宮がネウストリア公国までわざわざ何を確認しに言ったのかがよくわからないねー、と、一緒に見た相手と言い合いました。

ライターの感想

真実を突き詰めるために、治外法権の壁を破ろうとする久利生に、城西支部のメンバーが協力していくシーンはHEROらしくていいなあと思いましたね。
変装して薬物取引の現場を探ろうとするところのやりとりや、久利生と雨宮がネウストリア大使館のパーティーに潜入するところは、緊張感が伝わってきてハラハラしながらもワクワクして面白かったです!正義は勝って当たり前だ!みたいな雰囲気になって、みんなが団結していく爽快さが味わえるのは、やはりHEROだからなんだなあとおもいました。

ライターの感想

『HERO』シリーズ、劇場第2弾。質は劣化せず。
ストーリーもそう難しくはない。内容は綿密に描かれるので、理解しやすいと思う。
さて映画でひさびさに雨宮が復帰…となると久利生との仲は!? …絶対に誰もが期待する内容。
しかも映画予告では「大事な話があります」なんて流れるもんだから、どきっとするよね。
この雨宮の科白は久利生に向けてのものではなく、実は見合いでプロポーズされた矢口(アンジャッシュ・児島)に語られるもの。
それ知った瞬間、劇場で「ひどい!」と思った。騙された気分。そう思われた人、多いのではないか。
根強い『HERO』ファンは多いのだから、もうそろそろ決着つけてほしいところ。

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