「KOROSHI殺し」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

KOROSHI 殺しの紹介:2000年制作の日本映画。雪に覆われた北の町で、リストラされた男性が殺し屋としてスカウトされ、仕事をこなしていく姿を描いている。小林政広監督・脚本、石橋凌、大塚寧々ら出演で贈る作品。

KOROSHI殺しの主な出演者

浜崎祐司(石橋凌)、和子(大塚寧々)、小松公雄(光石研)、長谷川靖(山本隆司)、下條(深水三章)、依頼者(緒形拳)

KOROSHI殺しのネタバレあらすじ

【起】- KOROSHI殺しのあらすじ1

ある北の町では、雪が積もって除雪車が走っています。コテージ風の一軒家に住む浜崎は妻の和子から、会社に行かないのと聞かれます。今日から出社が10時になったと、浜崎は答えます。
実は浜崎は三月ほど前に失業していました。毎日、和子に言えずに、会社に行くと嘘をついて町へと向かっています。そして10時開店のパチンコで一日を過ごす日々です。
毎月25日に退職金の僅かなお金が入ります。浜崎はそれを会社名義で振り込んで、残金が空になります。
ある日、パチンコ屋に向かった浜崎でしたが、駐車場に他の車は一台もありませんでした。都合により閉店したと張り紙がされていました。
車の中で昼食をとっていると、1人の男・依頼者が走ってきます。そして車に乗ってきます。
彼は浜崎に話しがあると言ってきます。浜崎は人殺しの仕事を持ちかけられます。なぜ自分にと聞くと勘だと言われます。
1人殺せば500万円で、娘の留学費用や車の買い替えができると彼は言ってきます。なぜ娘のことなど知ってるのかと、浜崎は疑問に思います。
依頼者はやり方を説明し、バッグの中には参考ビデオや銃、携帯電話が入っていると渡してきます。浜崎は決して相手の目を見るなと依頼者から注意され、一刻も早く殺し屋になるようにと言われます。

【承】- KOROSHI殺しのあらすじ2

浜崎は参考ビデオを見て興奮し、銃を手に持ちます。最初のターゲットは小松公雄という男です。
彼は貿易会社で働いていましたが、円高の影響で倒産して失業しました。今は職安通いをしながら、怠惰な生活を送っています。浜崎に似ている男でした。
浜崎は自分が自分でないような気がしていました。神社でお参りをし、人気のない場所で彼を撃ち殺します。
興奮の収まらない浜崎は、依頼者からのアドバイスで和子を抱きます。浜崎の様子に気持ち悪がる和子でしたが、抱いてくる彼の凄さに驚きます。
浜崎に次の仕事の依頼が来ます。ただ、その仕事は頭金が支払われていませんでした。浜崎は仕事をしたいことから、後払いでも良いと受けることにします。
他の仕事も直ぐに受けたいことから、今日中にこの仕事を終えようと考えます。仕事意欲が掻き立てられている浜崎でした。
次の標的はまたも男でした。妻あり子供なしで、半年前にリストラにあい、今勤めてる造船所も倒産の危機にありました。
そば屋に入った標的を浜崎は店内で待ち伏せていました。彼の前に座って見つめます。
そして外に出て歩いている標的の後をつけます。背後から撃ち殺して浜崎は逃げます。
その晩も浜崎は和子を抱きます。和子と奇妙な盛り上がりを見せて、2人は踊ります。

【転】- KOROSHI殺しのあらすじ3

浜崎は殺しが楽しくて仕方なくなります。取り憑かれたように仕事を次々とこなしていきます。
ある日、浜崎は和子の誕生日だと気づき、ケーキでも買って帰ろうと考えます。すると依頼者から急ぎの仕事を依頼されます。
誕生日なので別の日と言うと、依頼者は他の人に回そうとします。浜崎はそれは困ると仕事を引き受けることにします。
いつものように車で仕事の話しをすることになります。浜崎は依頼者に出会えたことを感謝します。
出会うまで、自分で自分の人生を切り開こうと考えたことがなかったからです。依頼者は驚きながらも困り、罪の意識を持てば終わりだと浜崎に忠告します。
今回の仕事は難物でした。標的は浜崎の知っている人なのです。
下條いくおという男性で、浜崎の元上司でした。依頼人は本人で、依頼者は生きるのが辛くなったのではと推測します。
下條自身もリストラにあっており、和子は彼の妻と知り合いでした。下條は何十万もローンがあり、タクシー運転手として働き出しても赤字でした。
和子は下条の妻と電話していて、夫に首でも吊ってもらい、生命保険で生きるほうがと言ってたのを聞いていました。和子は浜崎にも首を吊る覚悟でと言います。

【結】- KOROSHI殺しのあらすじ4

翌日、浜崎はタクシーを呼びます。運転してきたのは下條で、乗ってきたのが浜崎だと彼は気づきます。
下條は身なりから、浜崎が殺し屋になったのだと突っ込んできます。また、知っている人物に殺されるので、どこか嬉しい様子です。
浜崎は今までのように、簡単に撃つことができませんでした。下條は自分を殺した後、簡単に見つかっては駄目だと考えて穴を掘ります。ここに埋めて欲しいと浜崎に頼みます。
話しをしていくうち、下條は殺されたくないと気が変わります。浜崎は彼を追いかけて、背後から撃ちます。しかしその時、下條の目を見てしまいます。
浜崎は座り込んで涙を流します。依頼者に電話して、この仕事を最後にしたいと告げます。また、和子に会社をクビになったことを話すことにします。
浜崎は仕事を探して、娘は日本の高校に行ってもらい、普通の温かい家庭生活を送りたいと泣きだします。
和子は昨日話題になったことから、下條の妻に久し振りに電話します。すると浜崎が会社を辞めたことを彼女から聞きます。和子はあの野郎と苛立ちます。
和子は引き出しにあった頭金の入った封筒を取り出して外に出ます。すると依頼者が立っていて、浜崎を殺す費用として封筒を渡します。浜崎が良い人すぎるのだと和子が理由を話すと、依頼者は母親に似てきたなと告げて去ります。
自宅に帰ってきた浜崎は、リストラにあったことを和子に正直に話します。だめな人ねと和子が言うと、愛してるんだろと浜崎は言って、2人はイチャつきます。
浜崎が道を歩いていると、背後から依頼者がついてきます。人気のない場所で依頼者は浜崎を撃ちます。依頼者は瀕死の浜崎を起こします。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は雪景色が綺麗で、人気の少ない町と重なり、どこか切ない雰囲気がでています。石橋凌が語り手となることもあり、良い味をだしています。
ゆっくりとして見やすい作品です。今作は殺し屋という職業に焦点を当てて、人生の意味を伝えるかのように感じます。
出演者が豪華なのも特徴的な映画です。石橋凌、大塚寧々、緒形拳など演技力に文句はなく、安心して見ることができます。
面白かったのは、興奮して収まらない浜崎の姿でした。和子を抱きながら、俺、凄いだろと言い続ける場面は面白かったです。
最後まで見終わり、良い作品を見れたと満足できました。このような雰囲気、空気感が醸し出される作品に、もっとめぐりあいと思わせてくれる映画です。

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