「S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTURE」のネタバレあらすじ結末

S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTUREの紹介:2015年8月29日公開の日本映画。TBS系列でテレビドラマ化された、警察庁特殊急襲捜査班〝NPS〟の活躍を描く、ビッグコミック連載の同名作の劇場版。

予告動画

S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREの主な出演者

神御蔵一號(向井理)、蘇我伊織(綾野剛)、林イルマ(新垣結衣)、棟方ゆづる(吹石一恵)、倉田勝一郎(青木崇高)、古橋誠二朗(池内博之)、速田仁(平山浩行)、梶尾竜一(高橋努)、嵐悟(平山祐介)、山中一郎(本宮泰風)、上野耕司(淵上泰史)、棟方耕三(本田博太郎)、神御蔵花(朝加真由美)、天城光(菅原大吉)、横川秋(土屋アンナ)、南郷雅文(辰巳琢郎)、中丸文夫(髙嶋政宏)、霧山六郎(近藤正臣)、正木圭吾(オダギリジョー)、香椎秀樹(大森南朋)

S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①MOX燃料を積載した第2あかつき丸がハイジャックされ、プルトニウムがテロリストの手に落ちたまま東京湾をめざす。犯人である正木の要求は仲間を釈放し、閣僚に金を用意させて持って来いというもの。 ②正木はプルトニウムを湾内で爆発させ日本を滅ぼすつもりだった。一號は正木の企みを阻止し確保に成功し、プルトニウムの脅威は去る。正木はテロリスト仲間に殺された。

【起】- S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREのあらすじ1

…とある島。
「神門(ごうど)の家は、代々この島を守るよう定められている。だから母と共に島を出て、生きろ」と、少年・健に父が話しかけます…。
(この詳細については後述)


〝『S』の頭文字を冠する特殊部隊
SAT 特殊部隊 Special Assault Team
SIT 特殊捜査班 Special Investigation Team
SST 海上保安庁特殊警備隊 Special Security Team 通称〝ポセイドン〟

…しかし国際テロをはじめ、さらなる事件の凶悪化に対処すべく、
SATの機動力とSITの操作力を併せ持つ新たな『S』が警察庁に新設された。

NPS 特殊急襲捜査班 National Police Safety rescue

彼らのゆるぎない信条は、犯人の生死を問わない「制圧」ではなく
いかなる状況下においても生かしたまま捕らえる「確保」である…。〟


…東京・品川のYRビルで覆面をかぶった犯人が銃を持って立てこもり、人質10人がいるという通報が入りました。NPSが突入の準備を始めます。
NPSの狙撃手女性・林イルマが屋上にいる犯人の肩を撃って無力化し、ヘリで降下したNPSメンバーが犯人を確保しました。
これは実戦の演習で、その一部始終を南郷首相が視察していました。

若い男・神御蔵一號(かみくら いちご)は、NPSの突撃部隊の一員です。NPSを率いるのは香椎(かしい)隊長でした。
一號は突入用の、腕につける防弾用の鉄板を荒く使っています。それを開発した科学警察研究所主任研究員の女性・横川秋から「鉄板つけてるからって、やりすぎ」と注意されました。
演習の後、イルマは狙撃練習場にいるSATの隊員男性・蘇我伊織(そが いおり)に、ドイツのGSG9の実務演習の指名がかかっていることを聞きますが、伊織は「断った」と答えます。
それを聞いたイルマは、伊織と一號が似ていると言いました。何かにこだわって、ずっとそればかり見ている感じが酷似していると指摘しますが、伊織は構わず立ち去ります。
伊織は練習場で、人型の紙の頭部のみを狙って撃ち抜いていました。

…ウラン・プルトニウム混合酸化物、通称MOX燃料を積載した第2あかつき丸が、フランスに向けて出航しました。それを守っているのはSSTと巡視船・くにしまです。
午後4時半、第2あかつき丸がジャックされ、船内にいたSST隊員は拘束されました。
SST隊員は上部デッキに並べられ、「プルトニウムをもらった。我々は、東京を狙う」というメッセージが、モールス信号の光で知らせてきました。
船は針路を変え、千葉県勝浦沖から東京湾に接近します。その距離92kmで、数時間で東京湾に入ります。
もし東京湾でプルトニウムを爆発されると、首都は壊滅します。それどころか、日本が壊滅状態に追いやられること必至です。

同じ頃、東京の若峰学園小学校のスクールバスが品川でバスジャックされ、SST隊長・倉田勝一郎の息子・裕樹はじめ、小学生十数名が人質になりました。
犯人はアジア系男性2名とされます。

その直後、南郷首相はじめ集まった閣僚のところへ入電がありました。
第2あかつき丸とスクールバスジャックの両方の糸を引いているのは、国際テロリスト犯・正木圭吾(まさき けいご)でした。
「いくつかの要求を出す」と言うと、まずは仲間の釈放を要求しました。
警察サイドでは第2あかつき丸がジャックされたことを受け、SATとSSTの異例の合同作戦で、船へアタック(突入)する準備を進めていました。
ところがそれを先読みし、正木は第2あかつき丸へのアタックを中止しろとも言います。

【承】- S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREのあらすじ2

警察側は正木の要求を呑むしかなく、突入のために近づけていたヘリと船に帰船命令を出しました。メンバーは歯噛みします。
正木の電話の逆探知をすると、バスジャックの現場近くのショッピングモールと判明しました。NPSの一號はモールへ行きます。
政府はテロリスト犯の釈放も準備しました。
ところが帰船命令への決断が、約束の5分を10秒過ぎたとし、正木は第2あかつき丸をひっこめません。船は20時半すぎに、東京湾に入ろうとします。
突入命令が出たので、イルマは犯人の肩を撃ちました。ところが実際に弾に当たったのはSST隊長の息子・裕樹でした。
イルマはショックを受け、肩を撃って無力化させるのが正しいのか、伊織のように眉間を撃ち、生死を問わず制圧する方が正しいのか悩みます。

モールでは正木がNPSの隊員を倒し、一號を挑発していました。挑発に乗り、一號が襲いかかろうとしますが、香椎隊長が制します。
正木を確保すると、プルトニウムを爆発させるというトリガー(引き金)だったのです。それを香椎隊長は看破しました。
よく見抜いたと高笑いした正木は、3つめの要求として、正木と、釈放したテロリスト犯たちを第2あかつき丸まで運べと要求します。

その頃、テレビニュースでは第2あかつき丸が東京湾内に入ってきたことが、報道されていました。
都民は怯え、都内から脱出する車で渋滞が起こり、各交通機関にも乱れが生じています。
SSTの隊長・勝一郎は、自分に憧れる息子が、自分がSSTに所属していたために人質に取られたのだと、ジレンマに陥りました。
一號はやはり正木を捕らえるべきだったと、互いに意識している看護師の女性・棟方ゆづるにこぼします。
ゆづるは独身でイケメンの医師・松井に交際を申し込まれていました。それを知る一號は弱気になっており、交際を後押しするような発言をしますが、ゆづるは、「元気出して、もう1回捕まえに行って来い」と一號を励まします。

正木の背後にいるのは、元警察庁次長であり、NPSを創設した霧山六郎でした。警察庁長官官房審議官の天城光も関わっています。
霧山の狙いは、脅しによって『制圧法』を成立させることでした。まさか本当にプルトニウムを抱えたまま、第2あかつき丸が東京湾に入ってくるとは思っていなかったので、想定外のことに驚いて心臓発作を起こします。
発作用の薬を取り上げたのは、天城でした。天城は「シナリオは書き換えられた」と言って、立ち去ります。
天城と入れちがいで霧山のところを訪問したのは、霧山が黒幕なのではないかと考えた香椎隊長でした。
瀕死の霧山から、正木の正体について聞きます。

…およそ30年前。
伊豆諸島の南西に浮かぶ星ヶ浦島は、産廃業者と自治体が組み、産廃埋めたて地のリゾート計画を考えていました。
多くの島民が生活のために賛成するなか、代々島守(しまもり)を務めていた一家だけが反対し、その家長が暴漢に襲われて死亡しました。
島民は島を去り、星ヶ浦は無人島になります。正木は、この島守と関係があります。(さらにまた後半で説明)

【転】- S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREのあらすじ3

正木から新たな要求がありました。現内閣の19人全員が第2あかつき丸に来いというものです。
閣僚の4人は国外に出ており、すぐに帰国は無理でした。それを聞いた正木は、では15人それぞれが2億円ずつ持って(合計30億円)船内へ来いという要求を出します。
身内の閣僚に内通者がいるのではないかと香椎隊長が指摘し、交渉役として入りこむことに成功しました。
また前例のないSAT、SST、NPSの合同ミッションに漕ぎつけます。

NSPメンバーはSATとSSTに合流しました。イルマは勝一郎のところへ行って詫びますが、ちょうど電話があり、イルマの誤射ではなく裕樹が犯人の方に向かったらしいことが報告で入ります。
改良したより強力な鉄板・ガーディアンAKIスペシャルを、一號は秋に渡されました。

午前8時、閣僚15名と共に丸腰の交渉役として香椎隊長が入り、交渉が始まります。閣僚や香椎隊長の首のボタンには隠しカメラが仕込まれており、中の様子が見えました。
閣僚が合計30億円を渡すと、正木はあっさりと東京攻撃を承諾し、「このまま港まで送る」と言います。
むしろあっさりしていることに警戒心を抱き、潜水班が動き始めました。
代表団もろとも港へ突っ込んで、プルトニウムをばらまく作戦かと思われたのです。但し、どうやってプルトニウムをばらまくかは、分かっていませんでした。

テロリストのGが閣僚を撃とうとし、制止した香椎隊長が腹に被弾します。
香椎隊長は正木に霧山が死んだことを告げました。正木は閣僚を撃ち始め、3名が被弾します(香椎も含めると4名)。
突入の合図がありました。イルマは発砲を躊躇しますが、伊織に「その程度か」と言われて甲板の上のテロリストを撃ち、克服します。
テロリストの無力化はできましたが、甲板に低く複数のワイヤーが張られており、ヘリコプターが接近できません(接近するとヘリの回転翼が絡まる)。
狙撃隊がワイヤーを破断しました。突入班が降下して突入します。

今回の作戦名は『奪還(リカバリー)』でした。プルトニウムだけでなく、『S』の威信を取り戻すという意味も込めています。
突入班はエンジンルームのテロリストを無力化すると、エンジンを停止しました。船の動きは止まります。
続いてプルトニウムの確保です。プルトニウムは第2、第4、第6格納庫にあります。
理論上はプルトニウムの格納容器は、時速130kmの衝撃を受けても、また落下実験で100Gの圧力を受けても中身が漏れる心配はないとされていました。
倒れた香椎隊長の元に駆け寄った一號は、本命は第4格納庫で、そこにとんでもないものを持ち込んでいると聞きました。香椎隊長の簡易手当てを施し、一號は第4格納庫に急ぎます。

正木が持ち込んだものは『マイクロトロン』と呼ばれる加熱装置です。磁場を加速することで電子ビームを出力するマイクロトロンで、プルトニウムの格納容器を外部から熱して、水素爆発を起こすことが狙いでした。
勝一郎は正木と対峙し、被弾します。さらに手榴弾を投げられて死を覚悟しましたが、勝一郎を一號が鉄板の楯で守りました。

【結】- S(最後の警官)奪還RECOVERYOFOURFUTUREのあらすじ4

息子の裕樹が意識を取り戻した知らせを受けた勝一郎は、裕樹からもらったニューマスコットのキーホルダーをイルマに託し、成功させてくれと頼みます。
正木は第4格納庫に行くと、起爆装置のスイッチをテロリスト仲間のUから奪いました。
テロリスト仲間は、本当にスイッチを押すと思っていなかったので、にわかに焦ります。
正木はそれを、拘束した南郷首相に押すよう要求します。

その時、香椎隊長の無線アナウンスが船内に響きました。正木への言葉です。
正木の本名は「神門健(ごうど けん)」でした。冒頭で、父親から家族を託された少年は、正木の二十年以上前の姿でした。
正木は伊豆諸島の南西に位置する星ヶ浦島の島守で、そこでは『星降り宵(七夕の夜、という意味)』に生まれた子は、使命を持った『授かり子』と呼ばれます。
それを告げた香椎隊長は、「お前のなすべきことは、こんなことじゃなかったはず」と説得しました。
格納庫の上部を開け、閃光弾を投入して第4格納庫にNPSが突入します。

正木に一號が突入しますが、スイッチは押された後でした。解除ができません。一號はそのまま正木と戦います。
他メンバーにマイクロトロンに繋がる電源ケーブル切断の命令が下りますが、ケーブルが太すぎてすぐには切断できません。
伊織やイルマら狙撃犯は他のテロリストの鎮圧を完了しました。
秋から連絡が入り、加熱口の中を撃ち抜けという指示が入ります。イルマは裕樹のキーホルダーを握りしめ、停止に成功しました。
マイクロトロン停止に落胆した正木ですが、それでも一號と戦います。
正木は日本が駄目な国だから、一度壊して新たに作りなおすべきだと考えていました。
一號は「本当はどっちでもよかったんじゃないか。全てを壊して新たに作る国でも、命がけで守った国でも」と言います。そして、正木の考えていることが全く理解できないので、理解するためにも生きて確保すると告げました。確保します。

テロリストが鎮圧され、船は警視庁が詰めかける港に寄港しました。テロリストは連行されます。
連行する一號に、空を見上げた正木が「綺麗な空だ」と言いました。直後、正木は撃たれました。撃ったのはテロリスト仲間のGです(天城に銃を渡されたものと思われる)。
Gは取り押さえられました。
「死ぬんじゃない」と呼びかけますが、正木は「この国を守りとおせるのか、楽しみにしてるよ」と言って息絶えます。

…1か月後。
入院する香椎隊長の元へ秋が見舞いに来ました。
事件は、霧山が黒幕ということで解決します。
香椎隊長も秋もうすうす気づいていながらも、天城検挙に至る証拠がありませんでした。
NPS副官・速田仁の妻が出産し、ゆづるの同僚看護師・奥村麻美と一號の同僚・梶尾竜一が結婚式を挙げます。
その披露宴の席でも、まだ一號は落ち込んでいました。
正木を死なせてしまったことを悔やむ一號に、「今を懸命に守ればいい」と伊織が励まします。伊織の元にイルマがやってきて、2人は練習に出かけます。
一號のところへゆづるが来ると、プロポーズをしました。一號は「急だな」と言いながらも、プロポーズに「いいけど」と答えます。
物影で聞いていた一號の家族は、喜びました。

みんなの感想

ライターの感想

テレビドラマ未視聴、原作の漫画も未読だが、とりあえずワールドは理解できた。
テレビドラマを見ていなくても、じゅうぶん人間関係は理解できる。
内容的にも、ああたぶん原発を意識した内容なのだろうなと容易に想像がつくし。
オダギリジョーが活躍しすぎ(笑)。
むかえうつ警察側は、南朋がぜんぶ、いいとこを持って行った(笑)。
この、香椎隊長が全部いいとこどりっていうのは、あれれ?
主役級の向井理と綾野剛をさしおいて…みたいな感じで、違和感あるくらい。

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