「シチズンフォー スノーデンの暴露」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

9.11後、米国政府は密かに米国全土の国民の個人情報を取得していた。その中枢で働いていたエドワード・スノーデンは正義のためにその事実を暴露し、国家から追われる身となる。国家権力と向き合うメディアの立ち位置も問うドキュメンタリー映画。

あらすじ動画

シチズンフォー スノーデンの暴露の主な出演者

• エドワード・スノーデン • グレン・グリーンウォルド • ローラ・ポイトラス • ウィリアム・ビニー • ジェイコブ・アッペルバウム • ユーウェン・マカスキル • ジェレミー・スケイヒル

シチズンフォー スノーデンの暴露のネタバレあらすじ

【起】– シチズンフォー スノーデンの暴露のあらすじ1

シチズンフォー スノーデンの暴露のシーン1

画像引用元:YouTube / シチズンフォー スノーデンの暴露トレーラー映像

イラク戦争の映画を作ったローラ・ポイトラスは2006年に当局の監視対象者となり、その後出入国の際は何十回と尋問を繰り返された。

次に作ったのはテロとの戦いとグアンタナモ収容所について。

本作は9.11同時多発テロ事件以降の米国を描いた3部作の3本目である。

2013年、そんなローラのもとに匿名の人物から暗号化されたメールが届き始めた。

なぜローラなのか? それはローラが監視対象者リストに載ったからで、彼は現代の情報収集活動を見ればその重大性がわかるというのだった。

メールには米国税務局・国境取締局の記録が添付され、ローラがどの国境を越えて何を買ったか克明に記されていた。

ローラが誰に電話して どの中継塔を経由し 誰と友達なのか、書いた記事、訪れたサイト、メール件名、送信パケット、その全情報が無制限に収拾されるというのだった。

国家安全保障局にマークされているローラなら、秘密警察が民主主義を脅かすということを理解しているはずで、メールの送り主はこのことをローラに公表して欲しいというのだった。

ローラは映像を出入国の際に没収されないようにベルリンに越した。

また最初のメールが届いたときからセキュリティを強化した。

1990年代に大量データの分析方法(分析の自動化)を解発したウィリアム・ビニーは元NSA(アメリカ国防総省の諜報機関)の数学者で冷戦中は核の脅威を分析していた。

ウィリアムは世界ハッカー会議で、9.11の後NSAは国民を監視することを決め通信データを収集し、AT&T社という通信会社から毎日3億2000万件もの記録を受け取っていたことを公表した。

それには当時のNSA長官ヘイデンとCIA長官テネット、司法省も絡んでおりウィリアムたち4人は何年もかけて憲法に合致する形での解決を目指したのだが、無理だった。

そんな彼らに当局は脅しをかけ4人が同時に襲われたのだった。

2011年からNSAはユタ州に世界最大のデータセンターを作り始め、ローラは現場を撮り始めた。

2013年2月、ローラが受けとったメールには、特殊情報源工作部門が陣頭指揮をとり、米国全土を網羅しNSAが傍受する通信量は比微増加し、より多くの情報にアクセス可能になっているというものだった。

この時点で国内最大の通信会社は顧客の信頼を裏切っており、その責任者は説明責任を逃れていた。

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