「ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションの紹介:2018年製作のアメリカ映画。70年代末に活躍したガールズバンド、ザ・ランナウェイズの元中心メンバーであり、その後もジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツとして活躍、2015年にはロックの殿堂入りを果たしたアメリカのミュージシャン、ジョーン・ジェットの半生に迫るドキュメンタリー。監督は、数々の音楽PV等を手がけてきたケヴィン・カースレイク。シネマート新宿・シネマート心斎橋で開催される特集企画「UNDERDOCS」にて上映。

あらすじ動画

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションの主な出演者

ジョーン・ジェット ビリー・ジョー・アームストロング デビー・ハリー マイケル・J・フォックス イアン・マッケイ イギー・ポップ マイク・ネス ピート・タウンゼンド マイリー・サイラス クリステン・スチュワート

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションのネタバレあらすじ

【起】– ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションのあらすじ1

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーションのシーン1

画像引用元:YouTube / ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーショントレーラー映像

ジョーン・ジェットはアメリカ・ペンシルベニア州出身のシンガーソングライターです。ジェーンはガールズバンド「ザ・ランナウェイズ」や「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」として活動してきたことで知られています。彼女の活躍は評価され、2015年に『ロックの殿堂』入りしています。

2018年に60歳になったジョーンが語ります。「ギターを弾きたくて、13歳のクリスマスに両親にお願いしたの」

そうしてジョーンは30ドルに満たない金額で、ギターとアンプを手に入れました。ギターをちゃんと習おうと考えて教室へ行くと、「女なのにギターを弾くのか」と言われたそうです。

(映画タイトル)

1958年生まれのジョーンが13歳の1970年代は、フェミニズム運動が盛んになったころでした。それまではエレキギターは男の弾くもので、ロックバンドも男の世界でした。しかし70年代に女性運動が活発になってきたことで、ジョーンは「女でもロックをやっていい」と思ったそうです。

幼少期に2度引っ越したジョーンは、1975年にはカリフォルニア州のロサンゼルスで暮らしていました。17歳のジョーンはロドニー・ビンゲンハイマーのディスコに通います。そこは10代向けのディスコで、有名バンドの曲を次々にかけてくれるところでした。ボウイやT・レックス、イギー・ポップ、スージー・クアトロなどです。

ジョーンはそこでロック・ミュージックを教わりました。流れる曲は性的な意味があるものが多く、ある歌では歌詞に二重の意味を持たせていますが、ある歌では露骨な言い回しをしていました。

ディスコで曲に触れることにより、ジョーンは次第に自分の方向性を見出します。同性愛者解放運動が盛んになってきた頃であり、映画『キャバレー』が一世を風靡した時代でもありました。ジョーンは「『キャバレー』とハリウッド、それに音楽をやることが私のなかで融合した」と言います。

そしてこの頃ジョーンは、カリ・クロームという人物と出会いました。カリにキム・フォウリーというマネージャーを紹介してもらいます。フォウリーは女性だけのグループを結成したいと考えており、ジョーンはそれに強い興味を示しました。ジョーンがフォウリーと出会った直後、フォウリーはサンディ・ウェストとも出会いました。この出会いがきっかけとなり、フォウリーはジョーンとウェストを引き合わせます。

ジョーンとウェストは一任し、フォウリーがメンバーを探します。

その後もとんとん拍子にバンドの話が進みます。ウェストがギターの上手なリタ・フォードと出会い、さらに当時まだ15歳だった少女シェリー・カーリーをスカウトして仲間に入れました。ジャッキー・フォックスがベースとして加わります。

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