映画:スズさん 昭和の家事と家族の物語

「スズさん 昭和の家事と家族の物語」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

昭和のとある一家の暮らしを描いたドキュメンタリー映画。小泉スズさんが歩いた昭和という時代、関東大震災、戦争がはじまり、建物疎開や学童疎開、そして横浜大空襲…激動を生きたスズさんがみた「暮らし」とは?昭和の何気ない暮らしのフィルムを4Kで蘇らせた映像も必見。2021年劇場公開作品、大墻敦監督、86分。

あらすじ動画

スズさん 昭和の家事と家族の物語の主な出演者

小泉スズ 小泉和子

スズさん 昭和の家事と家族の物語のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

激動の昭和という時代を、何気ない暮らしという「幸せ」を見つけて生きた小泉スズという専業主婦の人生のおはなし。関東大震災で母を亡くしたスズは幼い兄弟の世話をしつつも、18歳になり女中奉公に働きに出た。22歳の時にお見合い結婚で夫となる孝と出会う。その後、長女和子をはじめとして子供達も生まれたが太平洋戦争による建物疎開で家がなくなり、横浜へ。そこで終戦間際の5月に横浜大空襲に会い自宅が全焼。その後、戦後を機に東京、大田区に自宅を建て、家族6人下宿人2人で暮らし始める。暮らしが便利になっても決して主婦として、昭和の暮らしを変えることなく洗濯板で衣服を洗い、着物や浴衣を縫う、盆を過ごし、小豆から作ったこしあんでおはぎをこしらえ、お手玉を作る。そんな何気ないスズさんの暖かなお話。

【起】– スズさん 昭和の家事と家族の物語のあらすじ1

スズさん 昭和の家事と家族の物語のシーン1

画像引用元:YouTube / スズさん 昭和の家事と家族の物語トレーラー映像

この映画の主人公は、きっとどこにでもいる、どこにでもいた普通の女性。

昭和という激動の時代を生きて、そして家族を守り、慈しみ普通の暮らしを大切にした主婦のお話である。

主人公の名前は、小泉スズさん。

彼女は2001年、この世を去ったが最後まで家族を見守っていた。

そんな母の人生を語るのは、現在「昭和とくらし博物館」館長であり、スズさんの娘である小泉和子さんである。和子さんが伝え続ける”昭和の暮らし”は、素朴なものばかり。

例えば障子の張り替えの仕方、お正月の締め飾り、戦時中に食べられていたすいとんの紹介などである。今の私たちには馴染みが薄いが、語り継ぎ見せていく大切な文化だと和子さんは語る。

東京大田区に建つ木造二階建て一軒家の博物館は、45年間和子さんをはじめとしてスズさんや父親、兄弟とも暮らした家。そして今は和子さんがNPO法人を立て、昭和の庶民の暮らしを残すため、家族の思い出と共に守り続けている。

1、生い立ちと横浜大震災について

小泉スズさんは1910年生まれ、神奈川県横浜市の農家に生まれた。

1923年9月1日、マグネチュード7.9と言われた関東大震災が発生し、横浜も大きな被害を受けた。

逃げ惑う人々や、燃え上がる炎に焼かれる家々の白黒の記録映像が映し出される。

スズの母は地震で亡くなってしまい残された2人の弟と妹を面倒をみる生活が始まった。そしてスズが18歳の時、生活のために女中奉公に出て働き始めた。

スズが22歳の頃、小泉孝さんとお見合いをして結婚する。小泉夫妻は東京の家で新しい暮らしを始める。翌年に長女である和子が誕生。

しかしひたひたと日本は戦争への道を歩み始めていた。

1941年12月8日、真珠湾攻撃により太平洋戦争がはじまった。

始まった当初は特に国民や日本国土に被害もなかったが、婦人会の隣組や学徒出陣、出兵する兵士の壮行会など日々を暮らす生活の中にも、段々戦争が影を落とす様になっていく。

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