「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

ブラジル・ミナスジェライス州出身の写真家セバスチャン・サルガド。数多くの賞を受賞し写真界に大きな影響を与え続ける彼の写真は、“神の目”とも呼ばれる構図とモノクロを基調とした荘厳で美しい作品の数々はいかにして生まれてきたのか・・・。映画は波乱に満ちた彼の足跡を解き明かしながらその答えを紐解いていく。 映画は数々の傑作ドキュメンタリー映画を世に送り出してきたヴィム・ヴェンダース監督が、サルガドの長男ジュリアーノの協力を得て、家族を愛するカメラマンの波乱に満ちた足跡を追う。 2014年製作  フランス・ブラジル・イタリア合作 原題:Le sel de la terre

あらすじ動画

セバスチャン・サルガド/地球へのラブレターの主な出演者

セバスチャン・サルガド

セバスチャン・サルガド/地球へのラブレターのネタバレあらすじ

【起】– セバスチャン・サルガド/地球へのラブレターのあらすじ1

セバスチャン・サルガド/地球へのラブレターのシーン1

画像引用元:YouTube / セバスチャン・サルガド/地球へのラブレタートレーラー映像

ギリシャ語で“フォト”は「光」、“グラフィン”は「書く」「描く」を意味する。

つまり“フォトグラファー”とは「光で描く人」を指す。

光と陰で世界を描き続ける人のことだ。

写真家セバスチャン・サルガドは、写真というのは同じ場所から撮影しても撮る人によってまるで違うという。

生まれ育った環境がそれぞれ異なるからだ。

環境によって視点が変わり、視点が変われば物事の捉え方が変わる。

セバスチャンの父親は、息子のような旅好きを見たことがないという。

セバスチャンの祖父も同じでどこにも落ち着かなかった。

父親はセバスチャンに弁護士になって欲しかったのだが、セバスチャンは経済学を学び確かな知識を得た。

世界経済、貿易と産業を学び何が世界を動かすか知ったのだ。

セバスチャンの場合、生まれ故郷である中央ブラジルの小さな町・アイモレスで自分なりの視点を培ってきた。

彼にとってそこに理想の地球があった。

大空の下に父親の農場が広がり、広大な大西洋岸森林があり、まだ船が川を行き交っていて、何より列車が休みなく走っていた。

列車は鉄鉱石や鉱物をいっぱいに積み世界中へ運んでいた。

当時から世界最大規模の鉱物地だったのだ。

この地で若きセバスチャンは7人の姉妹に囲まれて育ったのだった。

彼は夏中“甘い川”を意味するリオ・ドセの川岸で遊んだ。

そしてセバスチャンは15歳の時、州都ヴイトーリアの高校に通うため列車で故郷の町を出た。

親元を離れた彼は、最初現金の使い方を知らなかった。

農園は自給自足だったため、お金を使ったことがないのだ。

最初の週は空腹で過ごした。パブで注文するのが怖かったからだ。

彼は20歳の時、フランス文化普及協会で17歳の音楽家の生徒・レリアと出会い一目惚れした。

サンパウロ大学で修士の奨学金が決まると二人は結婚した。

60年代半ば、二人は左翼の政治活動に傾倒。

ブラジルは軍事独裁政権で逮捕や国外追放、拷問の危険が常にあった。

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