「ピラミッド 5000年の嘘」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

2010年に公開された、フランスのドキュメンタリー映画。クフ王の墓として世界中に知られるギザのピラミッド、そこには今までのピラミッドの常識を覆す驚くべき真実が隠されていました。建築家や考古学者ら専門家が集結し、第2次世界大戦前の空撮画像から調べていくと…。

あらすじ動画

ピラミッド 5000年の嘘の主な出演者

建築家(ピエール・ルイジ=コパ)、構造工学技術者(クリス・ワイズ)、地質学者・民族鉱物学者(エリック・ゴンティエ)、エジプト考古学者(ジャン・ルクラン)、ルーブル美術館学芸員(ギュメ・アンドリュー=ラノエ)、ミヨー高架橋建築プロジェクトリーダー(ジャン・ピエール・マルタン)、建築家・考古学者(ジャン=ピエール・アダム)、石材加工専門家(リュック・グロード)、石材加工会社社長(フィリップ・ロベール)、地球科学者・エジプト学者(ジョセフ・ダヴィドヴィッツ教授)、建築家・作家(ジル・ドミオン)、エンジニア・科学者(アーラン・アンドリュース)、精密工学者・高精度技術者(クリストファー・ダン)、考古学者(フランシスコ・トーレス)、考古学者(ルーベン・ガルシア・ソト)、美術史教授(マーティン・ローゼンベルグ博士)、作家・ペルー遺跡研究家(マルク・アリバロ)、考古学者(フェリペ・ソリス)、エジプト学者(ライナー・シュターデルマン)、数学者・建築家(クロード・ゲンズリン)、物理学者(ダスティン・カー)、建築家(ティエリー・ドゥ・シャンプリ)、建築家(イオ・ミン・ペイ)、物理学者(ジャン=ルイ・バスドゥヴァン)、古気象学者(ミシェル・フォントゥーニュ)、ナレーション(ブライアン・コックス)

ピラミッド 5000年の嘘のネタバレあらすじ

【起】– ピラミッド 5000年の嘘のあらすじ1

ピラミッド 5000年の嘘のシーン1

画像引用元:YouTube / ピラミッド 5000年の嘘トレーラー映像

これは、ギザの大ピラミッドに関して37年間にわたる調査と研究を実施し、6年間徹底的に検証してある”真実”に辿り着いた物語です。全てが語り尽くされたに思えたギザの大ピラミッドに秘められた謎、しかしそれは、エジプト学が説明のつかない事象に目を瞑っていただけでした。

まず大ピラミッド建設について、8つの離れ業によって成り立っているといわれています。第一に大地を切り開いたピラミッドの基底部の中央には、大きな岩の塊が残されているのだが、周囲6,000ヘクタールに敷き詰められたその岩の塊の1つは、乗用車1台分に匹敵する重さがあるのです。

2つ目の離れ業は、最大で70tもの重さがある花崗岩130個を、800㎞以上離れた場所へ運び、60m近い高さまで積み上げていったことでした。この巨大なピラミッドには、全体の巨大さには不釣り合いなほど、小さな玄室(棺を納める室)が3つしか存在していません。

第3の離れ業は、地下の玄室に直結する長さ90m、幅90㎝の通路が、驚異的な正確さで石材の間を貫通して造られていることです。第4の離れ業は、乗用車並みの重さがある不揃いな巨石を積み上げていく技術で、200万以上ある巨石を積み上げる精度の高さは、現代の最新技術に匹敵するものでした。1番上にある玄室「王の間」は、水平に位置し、1ミリ程度しか誤差がないほど完璧な垂直さを保っています。

3つの大地震を耐えてきた大ピラミッドは、地質学者・民族鉱物学者のエリック・ゴンティエ曰く、何一つビクともしなかったといいます。5番目の離れ業は、方位に対する正確さです。大ピラミッドは100分の5度未満の誤差しかない正確さで、ピッタリ北を指しています。

第6の離れ業は、4面に見える大ピラミッドの各面が、実はわずかに内側に屈折して8面体だったということです。不揃いな石でこのような形状を造り出すのは、現代の技術をもってしても至難の業だといわれています。

第7の離れ業は、大ピラミッドが20年で建設されたという事です。200万個の巨石を切り出し、積み上げていくのに1日12時間、365日休まずに作業していたとするならば、1個当たりの作業時間はわずか2分半という計算になります。

8番目の離れ業は、世界の七不思議の中で唯一現存する大ピラミッドが、銅製の「のみ」や石の小づち、麻縄といった道具だけで作られたということです。歴史的に見ても紀元前680年以前の正確な記録がなく、長い年月を経て風化してしまったパピルスや古代文字は解読が困難なため、確かなことは言えないと、エジプト考古学者「ジャン・ルクラン」やルーブル美術館学芸員「ギュメ・アンドリュー=ラノエ」はそう述べています。

これらの矛盾点が大ピラミッドの謎を深めていると思った本作のナレーター「ブライアン・コックス」は、真実を探求すべく、地質学者・石材加工の専門家・エンジニア・建築家・プロジェクトリーダーらに協力を仰いで調査に乗り出しました。1960年代に行われたアブ・シンベル神殿の移設工事では、2200個のブロックを解体して移設先で重機を使って積み上げるだけでも5年かかり、大ピラミッドより小さいフランス・エソンヌ県にある粘土採掘場を埋めるのに12年もかかりました。

さらにメキシコのテオティワカンにあるピラミッドは、底辺200m・高さ60mと大ピラミッドより半分しかないが、完成するまで150年かかったのです。何故エジプト学が20年で建設したことにこだわるかというと、それは工期がクフ王の統治した期間を超えてしまえば、ピラミッドを王墓とみなす定説が崩れ去ってしまうからだといいます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ピラミッド 5000年の嘘」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

こちらもおすすめ

×