「フード・インク」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

【承】– フード・インクのあらすじ2

フード・インクのシーン2

画像引用元:YouTube / フード・インクトレーラー映像

現在米国の農地の約30%がコーン畑だが、それは政府の補助金で実際の生産コストより安くコーンが生産できるからだ。

スーパーに並ぶ加工食品の隠れた成分にはコーンを原料にするものが多いし、それは家畜飼料の主原料でもあり魚の資料にもなっている。

安価なコーンのおかげで食肉の価格は下げることができ、平均的アメリカ人は一人年間90キロ以上の肉を食べている。

牛はコーンを原料とした飼料で育てられるが、そもそも草を食べるように進化してきた動物にコーン飼料をたべさせたことや糞まみれの環境で育てたことで、普通の大腸菌が進化しO-157を生み出してしまった。

シアトルで2歳の坊やが、ハンバーガーが原因で死亡すると言う事件が起きた。

原因は大腸菌で企業は大量のひき肉を回収したが、金はホウレン草や飲料からも検出された。

これらは工業農場から垂れ流されたものだった。

ブッシュ政権時代に農務省長官は元・牛肉業界のロビイストのチーフだったし、元・全米食品加工協会の副会長が食品医薬局の局長だった。

監督機関が監督すべき当の企業に支配されている構図だ。

70年代には何千もの牛肉の加工処理場があったが、現在は13か所の処理場で、全米で売られる牛肉のほとんどが加工されている。

食中毒は常に起こる。食品製造のテクノロジー化が進むほど安全で汚染も減るように思えるが、巨大化しすぎた加工工場は病原菌を広範囲に撒き散らすには絶好の場所となってしまっている。

先の汚染されたハンバーガーを食べた坊やは、感染して12日後に亡くなった。

農務省が肉の回収・操業停止命令を出したのは、坊やが亡くなって16日後と遅きに失した。

1998年、農務省は大腸菌O-157とサルモネラ菌の細菌検査を提唱し、繰り返し検査に引っ掛かる工場が出た場合、汚染拡大を防ぐため農務省は操業停止を命じたが、これに対し食肉と家禽協会は直ちに農務省を提訴し、裁判所は農務省に操業停止の権限はないと判断した。

これにより、汚染された食肉が食卓に上がろうとも農務省は無力だと言うことが露呈してしまった。

被害者より企業の方が守られていると感じた亡くなった坊やの母親たちは、農務省が工場を操業停止にできる“ケヴィン法”を提案した。

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