映画:マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”

「マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”の紹介:2021年9月17日公開のドイツ&ベルギー映画。あらゆる取材や撮影を断り続け、謎に包まれていたデザイナー、マルタン・マルジェラが初めて制作に協力したドキュメンタリー。これまで一切語ることのなかったキャリアやクリエイティビティ、自身に影響を与えた祖母や子供時代について、本人の言葉でつづる。監督は、「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」のライナー・ホルツェマー。

マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”の主な出演者

(マルタン・マルジェラ)、(ジャン=ポール・ゴルチエ)、(カリーヌ・ロワトフェルド)、(リドヴィッジ・エデルコート)、(キャシー・ホリン)、(オリヴィエ・サイヤール)

マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”のネタバレあらすじ

【起】– マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”のあらすじ1

マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”のシーン1

画像引用元:YouTube / マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”トレーラー映像

デザイナーのマルタン・マルジェラは、現役時代を通じて公の場には一切姿を現さず、あらゆる取材や撮影を断り続けていました。私的な姿がまったく分からず、その存在自体が謎に包まれていました。この映画は初めてそのマルタン・マルジェラが協力して、語ることのなかった話を、沈黙を破って本人自らの言葉で語りました。

〝2008年9月29日、パリ

メゾン・マルタン・マルジェラは

20周年のショーを開催した

マルタン・マルジェラは同日

ファッション界を引退した〟

マルジェラが20周年ショーで51歳にして突然の引退を宣言した時には、ファッション界に大きな衝撃を与えました。彼の生きざまに関して多くの人がことばを寄せます。

マルジェラについて語るのは、錚々たるメンバーです。ミラノのセレクトショップ「ディエチ コルソ コモ(10 CORSO COMO)」の創業者兼ディレクターのカルラ・ソッツァーニ、ピエール・ルージェというプレス記者、キャシー・ホリンはファッション評論家ですし、ジャン=ポール・ゴルチエといえば知らない人はいないほど有名なファッションデザイナーです。フランス元VOGUE誌の編集長で『CR Fashion Book』の設立者だったカリーヌ・ロワトフェルド、世界でもっとも著名なトレンド予測家として知られるリドヴィッジ・エデルコート、パリで20年以上モードの世界で活躍したオリヴィエ・サイヤールもコメントします。映画監督であり、かつてマルジェラのファッションショーでモデルを務めていたサンドリーヌ・デュマもコメントを寄せています。

〝最後のショーから10年が過ぎた〟

マルジェラの衝撃的な引退から、早くも10年以上が経過していました。10年が経過してもなお、ファッション界にマルジェラは大きな影響力を与え続けています。

監督ライナー・ホルツェマーはマルジェラのスタジオへ行きます。マルジェラは今回「顔を映さない」「このドキュメンタリーのためだけ」という条件で初めて、自分のことを語ります…。

「有名人にはなりたくない。匿名でいたいんだ。みんなと同じだと思うと、バランスを保てる」そう言いながら手は器用にくるくると忙しく動き、コルクのネックレスを作ります。語り終わるころにはネックレスができあがり、マネキンの首にかけられました。

80年代は派手なデザインが主流だったとリドヴィッジが語ります。誰もが自分を主張するためか派手なものを身に着けていたのに対し、90年代に入るともっと内省的に考えて、白や生成りの服が流行し始めました。虚飾を捨てて自然なものを身に着け始めたのです。それはすなわち、マルジェラの服が似合う世の中になったことを意味していました。

マルジェラも語ります。彼が最初に考えたのは「シュールレアリスムを表現すること」でした。当時はスカートはミニ丈が流行していましたが、マルジェラはスリットが深いロングドレスを作りました。

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