映画:リル・バック ストリートから世界へ

「リル・バック ストリートから世界へ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

リル・バック ストリートから世界への紹介:2021年8月20日公開のフランス&アメリカ合作映画。世界的ダンサー、リル・バックの半生に迫るドキュメンタリー。アメリカ・テネシー州メンフィスのゲットーで育ったリル・バック。チェロ奏者ヨーヨー・マの演奏で踊るその姿を、スパイク・ジョーンズが偶然携帯で撮影し投稿したことから、彼の未来が動き始める。監督は、「ブラック・スワン」の振付師であるベンジャミン・ミルピエを追ったドキュメンタリー『Dancing is Living : Benjamin Millepied』で知られるルイ・ウォレカン。

リル・バック ストリートから世界への主な出演者

リル・バック(出演)、ルイ・ウォレカン(監督、脚本)、フランソワ・シャルル・ル・ゴフ(製作統括)、ビクター・レヒ(製作)

リル・バック ストリートから世界へのネタバレあらすじ

【起】– リル・バック ストリートから世界へのあらすじ1

リル・バック ストリートから世界へのシーン1

画像引用元:YouTube / リル・バック ストリートから世界へトレーラー映像

チャールズ・ライリー、愛称:リル・バックはまだ若いダンサーです。2011年に世界的なチェリストのヨーヨー・マの目に留まり、ヨーヨー・マの演奏で『白鳥』を踊りました。その様子をYou Tubeにアップすると、たちまち評判となりました。これがリル・バックの転換期となり、以後、活躍の場を世界中へ広げていきました。世界各地でダンスの公演を披露し、仕事の幅はいまも広がっています。

リル・バックが育ったのは、テネシー州のメンフィスです。メンフィスといえば、全米有数の犯罪多発地域です…。

〔テネシー州メンフィス〕

「僕が踊るダンスは、闘争と切り離せない。闘争はメンフィスの日常だ」リル・バックはそう話します。

バーネットが乗る車は、メンフィスでかつて有名だったローラースケート場『クリスタル・パレス』へ到着しました。バーネットはクリスタル・パレスが開かれた当初から、店員として働いていました。クリスタル・パレスは1981年にオープンしたスケート場ですが、夜はダンスフロアに変身するのです。店は残念なことに現在は閉鎖してしまっていますが、バーネットはこの土地に33年間おり、青春時代をその店とともに過ごしました。

クリスタル・パレスの店があることで、メンフィスの多くの若者はトラブルから守られていました。

バーネットは杖をつきながらゆっくりと移動すると、カギで店の扉を開けて、店内の電気照明をつけました。営業を終えて人のいない店内ですが、きらびやかなあかりがつくと、にぎやかだった当時を思い出させてくれます。

クリスタル・パレスができた当初は、週末になると子どもたちがいつもたくさん集まりました。彼らは店でいい曲がかかるのを知っていたのです。ダンスフロアでは曲に合わせて少年少女たちが踊りました。そこで「ジューキン」の練習がさかんに行われていました。

「ジューキン」という言葉も聞き慣れないかもしれません。これはアメリカのヒップホップ・ダンスのひとつで、非常にユニークなダンスです。メンフィス発祥の踊りで、軽やかな足の動きが特徴的です。地面を滑るような足さばきで、爪先だけで立っている時間も長くバレエにも似ています。

クリスタル・パレスへやってくる子どもたちは、みんな音楽に合わせて自分の好きなステップの練習に励みました。そしてその少年のなかに、リル・バックの姿もありました。

メンフィスは犯罪多発地域で、公民権運動のキング牧師が暗殺された場所としても知られる土地です。治安もよくありません。

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