映画:DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧

「DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧」のネタバレあらすじと結末

DENKI GROOVE THE MOVIE?-石野卓球とピエール瀧-の紹介:2015年公開。2014年に結成25周年を迎えた人気テクノバンドである電気グルーヴのドキュメンタリー映画で、前身バンドである「人生」時代から撮影されていた数々の映像のテープがメンバーである石野卓球の自宅から発見されたことをきっかけに制作された作品。監督を務めたのは「モテキ」「バクマン。」などで知られる大根仁監督。

あらすじ動画

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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧の主な出演者

石野卓球、ピエール瀧、砂原良徳、山口一郎、CMJK

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のあらすじ1

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のシーン1  数々のロックフェスの中でも有名なフジロックフェスティバルの出番を終えた電気グルーヴは、汗だくで楽屋へ戻ってきました。主催者が「最高だったよ」と言ってメンバーである石野卓球とピエール瀧と握手します。数万人のオーディエンスを沸かせた二人は楽しそうに笑っていました。

 電気グルーヴ。石野卓球とピエール瀧の二人からなるテクノバンドです。今や日本だけではなくヨーロッパを中心とした海外でもかなり知名度が高いアーティストとなっています。そんな電気グルーヴの歴史を、石野の自宅から発見された数々の映像から紐解いていきます。

 高校生だった石野卓球は、数名の友人と共にバンド「人生」を結成します。その中に瀧もいました。当時アマチュアバンドの有名レーベルだったナゴムレコードから自主製作盤を発売したりしましたが、結局数年で人生は解散してしまいました。その後やることが見つからずに暮らしていた石野は、自分の心情を綴った「無能の人」という曲を書きました。石野はやはりバンドをやりたいと考え、瀧と他2人のメンバーと共に「電気グルーヴ」を結成しました。

【承】- DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のあらすじ2

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のシーン2  その後二人以外のメンバーは脱退し、1991年に音楽プログラマーとしてCMJKが加入します。テクノ音楽をやるために仙台から東京に出てきたCMJKは電気グルーヴと出会い後に加入したのでした。

 そしてこの年、電気グルーヴはソニーと契約してメジャーデビューを果たします。メジャーデビューアルバム「FLASH PAPA」をリリースし、既にインディーズ界隈では名が知れていた彼らはメジャーデビューによって更に知名度を上げていきました。しかしその一か月後、石野・瀧の二人とは目指す方向性が異なってきたと感じたCMJKは脱退を決意します。行われたCMJKの脱退会見は、席に着くCMJKの両脇で石野と瀧が全裸で立ち、CMJKが「こんな二人に愛想を尽かしました」と発言するという電気グルーヴらしい会見となりました。

 石野はCMJKの脱退に伴って新たなメンバーを探そうと決意。候補を探すために知り合いのツテを辿ろうと、かねてから知り合いだったある男に相談しました。石野・瀧より2つ年下のキーボーディスト砂原良徳に石野は「メンバー探してるんだけど、誰か良いキーボード知らない?」と話をもちかけました。その時のことを砂原はこう振り返ります。
「石野君から相談されて。最初二人に紹介しようと思った人がいたんですけど、二人より年上だったんですね。二人は同級生でずっと昔から一緒だから、年上の人が入ると電気グルーヴの空気感が変わっちゃうんじゃないかなと思って。それでずっと考えていたんですけど、『俺ができるんじゃないかな』と思い始めて。僕は二人より年下だし、あの二人についていけるかなと。それで『俺じゃダメかな?』って石野君に言ったんです」
 1991年6月、砂原が電気グルーヴに加入しました。ここから電気グルーヴの勢いはさらに加速していきます。

 砂原加入の直後からラジオ番組「電気グルーヴのオールナイトニッポン」が開始します。生放送にも関わらず過激な発言や行動等が話題を呼びました。

 この年の末にアルバム「UFO」をリリース。翌年にもアルバム「KARATEKA」をリリースし、初の日本武道館公演も成功させました。

【転】- DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のあらすじ3

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のシーン3  それからもどんどんと人気・知名度を上げていく電気グルーヴ。そして1994年の12月にアルバム「VITAMIN」がリリースされました。この作品は石野が当時滞在していたイギリスで受けた影響をそのまま投影した作品となっていました。それまでの電気グルーヴのイメージであったユニークな歌詞や曲調からは一転、本格的なテクノサウンドが中心となりました。そしてこのアルバムは全10曲中半分がインストゥルメンタルの曲となっていました。当時のことを砂原はこう振り返ります。
「石野君が『半分インストで行く』って言いだして。正直『大丈夫なのかな?』とは思いましたね。そんなことをやっても良いのかと。事務所の人にも言われましたね。それも石野君と瀧君がいないところで。『お前らには結構投資してるんだから』とかね。でも石野君はこれで行きたいと。それで事務所の人と結構話し合って、最後に歌物の『N.O.』を収録するということで落ち着いたんです」

 石野が「人生」解散直後に作った楽曲「無能の人」をリメイクした作品である「N.O.」。当時の石野の心境が綴られたこの歌は、テクノ路線というよりもフォークソングに近い物でした。その曲をアルバムの最後に収録することでこのアルバムの発売にこぎつけましたが、それでも事務所側は不安を抱えていました。しかし発売されるとこのアルバムはそれまでのアルバムよりも良いセールス結果を残しました。

 その後電気グルーヴは再びユニーク路線へ戻ったりしながら変わらず活躍を続けていきます。しかし3人はある不安を抱えていました。それは「VITAMIN」リリース時に事務所から言われていた言葉。「売れる物を作ってくれ」という言葉です。電気グルーヴはセールスは関係なく自分たちのやりたいことをやり続けてましたが、それを今後も続けていくにはヒット作が必要なのではないかと考えたのです。そこで石野はヒットを「狙った」作品の制作に乗り出します。

 ある日、砂原が持ってきていたレコードの中から石野は一枚目をつけました。ベブ・シルヴェッティの「Spring Rain」。石野はこの楽曲をサンプリング素材として使用することを決めました。

 メンバー3人で合宿して歌詞を考えたりと試行錯誤の末に生まれた楽曲が「Shangri-La」でした。シングルリリースされたこの楽曲はCMに起用されたことなどから話題を呼び、3人の狙い通りに大ヒット。50万枚を売り上げました。

 その「Shangri-La」が収録されたアルバム「A」も同じく50万枚を売り上げる大ヒットとなりました。電気グルーヴはヨーロッパでツアーを行う等、活躍の場は日本のみにとどまりませんでした。

 しかし、砂原は自分と他二人とのズレを感じるようになっていました。砂原はこう振り返ります。
「僕が思っていたのは、イギリスとかそっちに向けての感じだったんですけど。二人はドイツとかその方向で考えていて。次第に『俺は必要ないんじゃないか』と思うようになってきて。それで辞めるって決めて石野君にすぐ会いにいきました。以外と彼はそういうところに関してはさっぱりしているというか。『そうか。わかった』っていう」

 1999年4月、砂原は電気グルーヴを脱退しました。

【結】- DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のあらすじ4

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のシーン2  石野と瀧の二人となった電気グルーヴはサポートDJと共に活動を継続していきます。2000年には二人体制初のアルバム「VOXXX」をリリースしました。ツアーも行い順調に見えました。

 しかし2001年9月、突如として電気グルーヴは「活動休止」を宣言しました。

 事務所やレーベルのスタッフは口を揃えて「もう終わりだと思った」と言います。スタッフの一人はこう振り返ります。
「もうやらないんだろうなと思いましたよ。卓球はソロでアルバム作ったりコラボアルバム作ったりね。瀧は瀧でタレントとして知名度を上げていくし。自然消滅だろうなと」

 しかし3年後の2004年、ベストアルバムのリリースを皮切りに活動を再開しました。スチャダラパーとのユニットアルバムをリリースするなど更に活動の幅を広げていきました。

 久しぶりに出演したフジロックフェスティバル2006では「N.O.」で始まり2曲目は「Shangri-La」というセットリストでオーディエンスを沸かせました。

 現在に至るまで活躍を続ける電気グルーヴ。2016年のフジロックフェスティバルでも二人は「N.O.」を演奏しました。「人生」を解散した直後に石野が書いた歌をデビューから20年以上経っても演奏し続けています。

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みんなの感想

ライターの感想

面白いドキュメンタリー映画でした。現在ピエール瀧さんは事件以降テレビではお見掛けしませんが、ぜひ電気グルーヴとしての活動を再開してほしいと思います。

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