映画:MONK モンク

「MONK モンク」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

MONK モンクの紹介:2022年1月14日公開のアメリカ映画。2022年に没後40年を迎える、20世紀最高のジャズ・ミュージシャンのひとり、セロニアス・モンク。その円熟期の姿が収められた1968年製作のドキュメンタリー2部作の第1作。稀有な才能とカリスマ性によってジャズの概念を変えた天才のミステリアスな素顔と圧倒的な演奏を切り取っている。監督はマイケル・ブラックウッドとクリスチャン・ブラックウッド。第1作目は、1968年のニューヨークのスタジオ収録やアトランタのジャズ・フェスティバルを中心に構成。モンクの断片的なライブ映像は現在もいくつか残っているものの作品はほとんど作られていない。この連作はその決定版であり、クリント・イーストウッドが製作総指揮を務めた『セロニアス・モンク/ストレート・ノー・チェイサー』(1988)にも映像が使用された。ナレーションや過度な装飾を排してステージの熱気を余すところなく伝えるとともに、プライベートにまで肉薄することによって、臨場感をもって謎多き天才の魅力を伝えている。

MONK モンクの主な出演者

(セロニアス・モンク)、(チャーリー・ラウズ)、(ラリー・ゲイルズ)、(ベン・ライリー)、(パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター)、監督&製作(マイケル・ブラックウッド)、監督&撮影&製作(クリスチャン・ブラックウッド)、アソシエイト・プロデューサー(フィリップ・ヴィセンテ)

MONK モンクのネタバレあらすじ

【起】– MONK モンクのあらすじ1

MONK モンクのシーン1

画像引用元:YouTube / MONK モンクトレーラー映像

セロニアス・モンクが、ゆっくりと時計回りで踊りながら演奏しています。これはモンクがときどき見せる「立ち踊り」です。スーツにネクタイを締めた姿で、ゆっくりと回る姿は目を引きます。

セロニアス・モンクはジャズ・スタンダードの作曲家として知られ、また20世紀最高のジャズ・ミュージシャンとも言える人物です。モンクのユニークな演奏スタイルはあまりにも有名です。モンクは1917年10月10日にノース・キャロライナ州に生まれました。1940年にハーレムのクラブでハウス・ピアニストとなりました。47年には初のリーダー作を録音しています。「ラウンド・(アバウト・)ミッドナイト」「ブルー・ムンク」などの代表作は、いまでもジャズ界でたびたび演奏されます。しかしモンクが生きた時代も関係してか、映像作品はあまり残っていません。断片的なライブ映像がいくつか残っているくらいです。

中国風の丸い帽子をかぶったモンクが、ピアノを弾いています。チャーリー・ラウズがテナー・サックスを演奏し、ラリー・ゲイルズのベース、ベン・ライリーのドラムスのカルテットです。演奏している曲は「ラウンド・ミッドナイト(Round Midnight)」です。この曲は今では知らない人はいないほどの名曲になりました。

ハーレムのクラブ・ハウスのピアノの前で、タバコを咥えて演奏する姿はユニークです。激しい演奏で額に汗をかき、咥えタバコの姿は今までの演奏者にはないスタイルです。やっと右手でタバコを持ったかと思うと、しばらくすると演奏中にポケットからハンカチを出し、そのハンカチで鍵盤の上に散ったタバコの灰を払ったり、額の汗を拭ったりします。

驚くべきことに、それらの動作によって演奏が滞ることがありません。ピアノのメロディが途切れることもなく、そうした仕草をモンクはやってのけます。

モンクは演奏をしながら、すごく低い声でメロディをくちずさんでいます。小さくて低いので、唸っているようにも聞こえます。その唸り声もカメラの音声は捕らえています。

室内や格式のある場所では帽子を脱ぐべきだとされますが、モンクはその旧弊に歯向かっているかのように帽子をかぶり続けています。この演奏にかぎらず、モンクは演奏の際によく帽子をかぶっていました。

カメラはテナー・サックスのチャーリー・ラウズを大きく映します。

演奏を終えたあとの楽屋でモンクたちがくつろいでいると、スレンダーな女性が現れます。その女性はニカ夫人と呼ばれる女性です。モンクをはじめ、ジャズ界で有能なプレイヤーの金銭的なサポートをしました。本名はパンノニカ・コエニグスウォーター。彼女を題材にしたホレス・シルヴァの名曲「Nica’s Dream」は有名です。

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