「RBG 最強の85才」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ドキュメンタリー映画

アメリカ合衆国最高裁判所の陪審判事である、ルース・ベイダー・ギンズバーグ(略してRBG)の人生と経歴に焦点が当てられたドキュメンタリー映画。彼女自身がポップカルチャーとして活躍する姿とともに、法律上の偉業を達成したかということを辿ってゆく。ジュリー・コーエン、ベッツィ・ウェストの共作による監督。2019年劇場公開作品。97分。

あらすじ動画

RBG 最強の85才の主な出演者

ルース・ベイダー・ギンズバーグ ジェーン・ギンズバーグ ジェームズ・スティーヴン・ギンズバーグ ニナ・トテンバーグ クララ・スペラ グロリア・スタイネム

RBG 最強の85才のネタバレあらすじ

【起】– RBG 最強の85才のあらすじ1

RBG 最強の85才のシーン1

画像引用元:YouTube / RBG 最強の85才トレーラー映像

一人の女性が、大勢の人々に賞賛されている。拍手と喝采を受けている女性の名前は、ルース・ベイダー・ギンズバーグ​。

年齢は85歳、真剣に若者顔負けの筋トレに勤しみ、コメディ番組ではネタにされ、しかしながら最高裁の判事でもあるルース。

彼女とは一体何者か…?

彼女の人生から振り返ってみよう、ルースはブルックリンで1933年に生まれた。ユダヤ系アメリカ人の家系二世の2人姉妹の妹として生まれた。

幼馴染の女友達からは、親しみを込めて「キキ」と呼ばれていた。

両親は移民で、これからは教育を制するものが世界を動かすと信じ、ルースに幼い頃から勉強に勤しむようにと環境を整えた。

「淑女であれ」「自立せよ」という、両親の期待に応えるように、名門コーネル大学で学士号を習得し、その後伴侶となるマーティン・ギンズバーグ​​と出逢うことになる。

しかしこの頃、最愛の姉と母を病気で亡くしてもいた。

マーティンと恋に落ちたルースはその後、結婚。名前もギンズバーグとなり、大学卒業後、出産も経て、勉学にますます打ち込むためハーバード大学のロースクールに入学する。

しかし、彼女の前に立ち塞がる大きな壁が現れる。

それは「女性に対する偏見、差別」であった。

当時、ハーバード大学で法律を学ぶ女性は大変珍しく、好奇な眼差しでルースを見つめる男性たちが多かった。

「質問に間違えるだけで、女性の名を汚すと思ったわ」

とルースは語る、他にも大学の図書室にも入れなかったり、女子生徒をわざわざ集めて

「君たちは男性生徒が座るべき席になぜ座るんだ?」

などと尋問される日々がしょっちゅうであった。

大学教授でさえ、そのような差別が当たり前の時代であったのだ。

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