「アイアンガール2 ULTIMATE WEAPON」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / アイアンガール2 ULTIMATE WEAPONトレーラー映像

第8区に戻ったクリスを見て、竜崎ケントが声をかけます。ケントはクリスに、記憶が戻っても自分たちといっしょにこのコロニーで暮らさないかと誘いました。親切な申し出にクリスは礼を言い、考えておくと答えます。

居住区域で洗濯物を干していた少女・花村ミリアが、ケントが戦いから無事に戻ってきているのを知り喜びます。

第8区にはクリスやケント以外にも、賞金稼ぎの男たちがいました。クリスにめぼしい悪党をかすめとられている男たちにとっては、クリスの存在が目障りでしょうがないといった状態です。加藤シゲルや若村ダイゴらはそれを嘆いていました。

同じ頃、スパルティ連合のアジトではコブラがクリスにやられたことが話題になっていました。幹部がもう8人もクリスに殺されているのです。ところがここへきて、クリスが第8区のコロニーにかくまわれているという情報がもたらされました。スパルティ連合もクリスに逆襲しようと考えます。

クリスについてコロニーに立ち寄ったスナッチは、シゲルたち賞金稼ぎにヘビを漬け込んだ酒を見せながら売りつけようとしています。意中の女性に飲ませると、その気にすることができると聞いて、賞金稼ぎの男たちは大興奮でした。

そこへたまたまコロニーの女・川崎ナナが通りかかりました。賭けに勝ったシゲルが口説く権利をもらい、ナナをうまく誘って酒を飲ませて行為にふけります。

クリスを見つけたダイゴが、酒の飲み比べに誘います。クリスと2人でグラスを重ねると、両者ともに酔っぱらいました。しかしクリスのほうが少しまさっており、ダイゴに襲われそうになるのを膝蹴りで撃退します。

クリスが酔い覚ましに建物の外に出て水を飲みながら座っていると、そこへミリアがやってきました。ミリアは両親をスパルティ連合に殺された孤児で、ケントを兄、クリスを姉のように慕っていました。記憶が戻ってもいっしょに暮らそうとクリスを誘います。

クリスは手元の水筒に視線を落としながら、ミリアとケントに出会ったときのことを思い出しました。記憶を失って倒れていたクリスを助けて第8区に連れてきたのは、ケントとミリアでした。

荒野で倒れているクリスを見つけたケントは、抱え起こすと顔を見て「早乙女、早乙女じゃないか」と声をかけていたそうです。そのことをミリアはクリスに教えました。つまりケントは以前からクリスと知り合いである可能性が濃厚です。

そこへケントもやってきました。クリスとミリアに聞かれたケントは、5年前の写真を見せます。そこにはケントとクリスともう1人の男が写っていました。それは防衛軍として活躍していたころの写真だとケントは話します。

戦場で惨敗を喫した彼らが撤退を余儀なくされますが、退こうと呼びかけるケントに対し、クリスは「テツヤを置いていけない」とその場に留まろうとしました。そこへまた戦闘が再開したため、ケントはクリスとそれきりだったのだそうです。東条テツヤとは同じ舞台に所属した親友で、クリスはテツヤと付き合っていたとケントは話しました。いまは行方不明だと告げます。

クリスは部屋へ眠りにいきました。しかしケントから聞いたことが頭から離れません。恋人がいたのかと自問自答しますが、考えるだけでは記憶は蘇りませんでした。

翌朝。出発予定のケントは武器のチェックをします。そこへクリスが顔を出しました。ケントは今日、第13区の幹部であるシャークを狙う予定です。クリスは激励します。