「アイアンガール3 FINAL WARS」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / アイアンガール3 FINAL WARSトレーラー映像

第9地区ではコウタとイザムが食料不足ゆえ、ペットフードを食べていました。ジョーに連れられてやってきたクリスのことを、2人は敵のスパイかもしれないと噂しています。

そこへクリスがやってきたので、イザムは勝負を挑みます。イザムは机に自分の手を置き、指の間にナイフを刺す遊び（ファイブフィンガーフィレ）をしました。クリスにもするようにと促します。クリスは自分の手だけでなく、横にいたコウタの手もつかんで重ねてファイブフィンガーフィレをしました。コウタは怯えて腰を抜かします。

イザムがナイフで襲い掛かりますが、クリスはそれより先にイザムの股間を攻撃して撃退しました。悶えながらイザムは「気に食わねえなあ」と嘆きます。

与えられた部屋に戻ったクリスのもとに、ジョーが酒を持ってやってきます。ジョーはクリスに酒を振舞い、どうして「サラ」に興味を持ったのかと聞きました。クリスは、頭痛がすると頭のなかに助けを呼ぶサラと名乗る少女の声が聞こえるのだと答えます。

ジョーは昔愛した女性にクリスが似ていると話します。愛した女性は復讐のために、アルカロイドの手下になってしまったのだそうです。ジョーとその女性はいまでは敵同士になっています。

クリスは自分の記憶を取り戻すために旅をしたものの、どこへ行っても戦いばかりの日々であること、それに疲れていまは死に場所を探していることを話しました。ジョーの身体にいくつもの傷が残っているのを見たクリスは、自分と同類だと話してジョーにキスをします。ジョーもクリスに応えますが、それ以上の関係になる前に「夜風に当たってくる」とい言って部屋を出ていきました。

ジョーは0地区にある「ヘルズ　キッチン」というバーへ顔を出します。そこにいるママはジョーと古い顔馴染みで、ジョーの顔を見ただけで恋煩いをしていると気づきました。

タロットでジョーを占うと「人生の転換期にいる」と助言しました。飲んでいるジョーのもとに、第6地区からの救援信号が入ります。ジョーは急いで出かけます。

ダイアナが第6地区に姿を現わして、レジスタンスと戦っていました。ダイアナはサラの行方を聞きながら戦い、シゲルたちに打撃を与えました。カメラに向かってアイアンガールことクリスに対し、宣戦布告をするとカメラを壊しました。それを見ていたクリスはリョウ、コウタ、イザムたちにダイアナと面識があるのかと聞かれますが、首を振ります。

映像を見た直後、ジョーがサラを確保したので合流したいと無線で連絡してきました。0（ゼロ）地区で合流すると話すリョウたちに、クリスは自分も行くと言いました。

アルカロイドに捕らわれた博士は、監視の目を盗んで持っているパソコンでなにかをしようとしていました。そこにシドがやってきたので博士はパソコンを閉じます。サラをどこに逃がしたのかとシドは聞きますが、暴力を振るわれても博士は答えません。

レジスタンスにアイアンガールがいることを、シドは博士に告げました。さらにそこへ部下から、レジスタンスがゼロ地区に向かったという情報が入ったのでシドは向かいます。

シドが去ったあと博士は再びパソコンを開いて操作をしました。パソコンから流れるメッセージは、「私はサラ。助けて、クリス。助けて」という少女の声（映画冒頭の声）でした。

【マッドシティ　第0地区】

クリスとイザムが「ヘルズ　キッチン」へ行くと、ジョーがシゲルの手当てをしていました。ジョーはサラが持っていた小さな爪を差し出します。「サラが持っていた」という表現に、クリスが食いつきました。ジョーは頷くと、サラが装置ではなく少女だと話します。

クリスとイザムはサラと会います。クリスはサラに、自分を呼んでいたかと聞きました。サラは「会いたかった」と答えるとクリスをハグします。

クリスたちがサラを連れて店を出ようとすると、店のホステスがクリスとの再会に驚きます。その人物は「女装したスナッチ」でした（映画『アイアンガールULTIMATE WEAPON』参照）。スナッチは喜んで、クリスについていくと言い出しました。