「アジョシ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

アジョシの紹介:2010年製作の韓国映画。韓国で2010年の興行成績No.1ヒットを記録した、ウォンビンの初単独主演作。心に傷を負った元特殊部隊員の男が、唯一心を許していた少女を救うために犯罪組織との戦いに挑む。少女役を務めるのは、『冬の小鳥』の天才子役キム・セロン。鍛え上げられた肉体を駆使してウォンビンが見せる、息を飲むアクション・シーンは必見!

あらすじ動画

アジョシの主な出演者

チャ・テシク(ウォンビン)、ソミ・ヒョジョン(キム・セロン)、マン・ソク〔兄〕(キム・ヒウォン)、ジョン・ソク〔弟〕(キム・ソンオ)、キム・チゴン(キム・テフン)、オ社長(ソン・ヨンチャン)、ラム・ロワン(タナヨン・ウォンタラクン)

アジョシのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①特殊部隊の過去を持つテシクは妻を失って引退、質屋をしてひっそりと暮らしていた。 ②「おじさん(アジョシ)」と慕う近所の少女・ソミが、麻薬密売に巻き込まれて母親と共に誘拐された。テシクはソミのために麻薬組織を壊滅させて救った。

【起】– アジョシのあらすじ1

アジョシのシーン1

画像引用元:YouTube / アジョシトレーラー映像

(『アジョシ』=「おじさん(という意味の韓国語)」)

2009年11月。韓国。

真っ暗な車内で、ライターの炎が浮かび上がりました。そこには刑事たちが6人、乗り込んでいます。

キム・チゴン刑事たちはもう2か月も張り込みを続けていました。彼らが検挙を狙っているのは、麻薬組織のオ社長です。

オ社長が覚せい剤を扱っているのは分かっているのですが、証拠がありませんでした。

彼らは根気強く張り込みを続け、なんとか証拠を掴もうとしています。

その日、オ社長はダンスクラブで取引をしようとしていました。

刑事たちもそれに気づき、クラブに入って張り込みをしています。

ところが、そのクラブでダンサーをしている若い女性・ヒョジョンが、覚せい剤を狙っていました。

ヒョジョンは運び屋の男を狙い、スタンガンを当てて気絶させると、覚せい剤を奪って逃げます。

ヒョジョンの存在は、完全に刑事たちの計算外でした。2カ月の張り込みが無駄に終わります。

覚せい剤を奪われたオ社長は、部下に命じて探させます…。

ソウル市龍山(ヨンサン)区。

チャ・テシクは人通りの少ないうらびれたビル街で、質屋を営んでいました。客はほとんどいません。

テシクの顔なじみといえば、お隣の少女・ソミくらいでした。ソミは母親・ヒョジョンと2人暮らしです。

ソミはテシクのところへ顔を出しては、500ウォンで音楽プレイヤーを貸したり、食事を出してもらったりしています。

無口なテシクですが、ソミは屈託なく話しかけました。

母親のヒョジョンが、テシクを性犯罪者扱いしている(ロリコンだ)と聞いてテシクは驚きますが、言ったソミはけろっとしています。

テシクがソミに夕食を食べさせているときに、その話題の主であるヒョジョンがやってきました。

部屋にソミを入れているであろうと、テシクに厳しく問い詰めます。

ソミの希望で、テシクは知らない振りをしました。ヒョジョンは、どうせ誘うなら大人の私にしろと言います。

ヒョジョンはテシクの質屋に、荷物を預けました。

麻薬組織のオ社長は、ダンサーのヒョジョンが覚せい剤を奪ったと突き止めます。

オ社長の部下に、マンソク兄弟がいました。兄のマン・ソクは刑事で、弟のジョン・ソクはチンピラです。

オ社長はマンソク兄弟に、ヒョジョンから覚せい剤を取り戻せと命じました。

母親のヒョジョンのところへ恋人が来ると、ソミは家をそっと抜け出します。

ヒョジョンはこのところ、薬物中毒になっていました。

注射を打って恍惚とする母親の姿を見るのがつらいので、ソミは家を抜け出してテシクのところへ逃げ込むのです。

テシクは黙ってそれを受け入れていました。ソミはお礼に、テシクの薬指にだけ、こっそりネイルを塗ります。

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