映画:アポロ13

「アポロ13」のネタバレあらすじと結末

アポロ13の紹介:1995年製作のアメリカの宇宙ドラマ。後に「ビューティフル・マインド」でオスカーを獲得したロン・ハワードが監督を務め、アポロ13号の船長ジム・ラヴェルの体験記を映画化した。突然の事故により危機的状況に陥った宇宙飛行士たちの奇跡の生還を迫力の映像で描いていく。第68回アカデミー賞では編集賞、音響賞を獲得した。

あらすじ動画

アポロ13の主な出演者

ジム・ラヴェル(トム・ハンクス)、ジャック・スワイガート(ケヴィン・ベーコン)、フレッド・ヘイズ(ビル・パクストン)、ケン・マッティングリー(ゲーリー・シニーズ)、ジーン・クランツ(エド・ハリス)、マリリン・ラヴェル(キャスリーン・クインラン)

アポロ13のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- アポロ13のあらすじ1

舞台は1970年のアメリカ。この年の4月、NASAはアポロ13号を打ち上げ、3人の宇宙飛行士たちが月へと旅立ちました。搭乗したのはベテラン飛行士のジム、フレッドと若手のジャック、いずれも厳しい訓練を乗り越えた優秀な宇宙飛行士たちでした。特にジムは今回が3度目の宇宙飛行で、船長としてチームを束ねる立場にありました。

打ち上げに成功し安堵するジムたちでしたが、月に到着する前に大きなアクシデントに見舞われてしまいます。船のタンクから大量の酸素が漏れ出してしまったのです。ジムたちはすぐにヒューストンと連絡を取り、解決策を模索しました。ヒューストンの首席管制官ジーンの判断は早く、月面着陸を早々に断念し、事態打開のために司令船の燃料電池を切るようジムたちに指示しました。しかし、状況は好転せず、ひとまずジムたちは司令船から月着陸船、通称アクエリアスに移動することとなりました。

ヒューストンはアクエリアスを救命ボートに見立て、ジムたちの地球帰還計画の策定を急ぎました。その間ジムたちは帰投用の電力を残すために電力をシャットダウンせねばならず、宇宙の極寒に耐えねばなりませんでした。

混乱の中でもひとときの安らぎの時間もありました。ジムたちの船は少しずつ月に近づき、月面の様子がアクエリアスの窓から確認できました。ジムはその様子を見て、かつて月に降り立った感触を思い出していました。しかし、すぐにジムは地上で待つ妻マリリンと子どもたちを思い出し、帰りたいという思いにかられるのでした。

同じ頃、マリリンは宇宙での事故を知り、子どもたちを心配させまいと気丈にふるまっていました。しかし、ニュースは次々と悪い知らせを伝え、マリリンは次第に弱気になってしまいます。そんなマリリンに、ジムの老いた母親は必ずジムが帰ってくると励ましの言葉をかけるのでした。

【承】- アポロ13のあらすじ2

アポロ13号が出発してから5日目、長引く寒さでジムたちは体力が衰弱していました。特に体調を崩していたのはフレッドで、高熱に苦しんでいました。そんな中、フレッドとジャックは激しい言い争いをしてしまいます。フレッドは酸素タンクの事故はジャックの確認ミスによるものと責め立てました。酸素タンクが漏れ出す直前、酸素タンクの攪拌作業をしていたのはジャックであり、そのときに計器のチェックを怠ったとフレッドは考えていました。ジャックは打ち上げ直前に予備メンバーから搭乗員に昇格したこともあって、操縦技術に不安を残していたのは確かでした。しかし、それでもジャックは自らの作業に誤りはなかったと主張、一気に船内は険悪なムードになってしまいました。ジムはそんな二人をなだめ、生き残ることに集中するよう諭すのでした。

その後、ヒューストンから指示が入りました。アクエリアス内は三人の搭乗で二酸化炭素濃度が上昇しており、それを食い止めるためにアクエリアスと司令船の空調フィルターをつなぐ必要がありました。ジムたちはヒューストンからの口頭の説明に従い、残された備品を使って工作を開始、アクエリアスと司令船のフィルターは無事結合し、二酸化炭素濃度は下がっていきました。ジムたちは二酸化炭素中毒を避けることはできましたが、地球帰投という大きな問題についてはいまだ解決の道筋が見えていませんでした。

ジムたちが地球に再突入するためには、まず軌道修正する必要がありました。電力消費を回避するため、ジムたちはコンピュータなしの手動操縦に乗り出しました。ジムたちは体力をひどく消耗していましたが、繊細な操縦を続け、見事軌道修正に成功しました。

【転】- アポロ13のあらすじ3

同じ頃、ヒューストンではジムとフレッドの親友のケンがアポロ13号の地球再突入のシミュレーションを行っていました。ケンは元々ジムとフレッドとともにアポロ13号のメンバーに入っていました。ところが、打ち上げ直前になって医師から風疹感染リスクを指摘され、メンバーから除外。ケンは悔しさのあまりにアポロ13号の打ち上げのニュースから目をそらしていましたが、仲間の危機を知ってからは不眠不休でシミュレーション作業に没頭していました。ケンは電力消費を最小限に抑える方法を模索した結果、アクエリアスから司令船に電力を供給する案を考えつきました。

ケンのアイディアに基づく計画変更にジムたちは冷静に対応しました。ジャックは司令船に戻り、ケンの指示を受け結露したシステムを慎重に操作しました。それにより、予備ジャイロ、連続指導回路などが次々と起動、ジムたちは司令船に戻り、アクエリアス切り離し作業を進めました。司令船から切り離されたアクエリアスを眺めながら、ジムたちは感謝の言葉を口にしました。

ケンの思惑通り、司令船には必要最低限の電力が供給され、後は地球に再突入するだけとなりました。地球は間近に迫っており、ジムたちは大気圏突入に備えました。着水予定地点には台風警報が出されており、この数日間のシャットダウンにより司令船のシールドやパラシュートの損傷も予想されていましたが、ジムたちは最高の仲間を信じて再突入を開始しました。

【結】- アポロ13のあらすじ4

その後、司令船は大気圏に突入し、大気圏の熱にさらされました。それからすぐにヒューストンではジムたちとの交信が途絶、ジーンらヒューストンの面々に緊張感が走りました。ジムたちの家族は中継を見て奇跡を願っていました。

交信途絶から数分後、着水海域に待機する海軍の中継カメラにパラシュートが開く様子が映し出されました。ヒューストンは拍手喝さいに包まれ、搭乗員の家族たちは歓喜の叫びをあげました。それから間もなく、ジムたちは保護され、やせ衰えながらもカメラの前で笑顔を見せました。

後にアポロ13号の酸素タンク事故の原因は不良コイルにあったことが判明しました。大事故を引き起こしたアポロ13号でしたが、そんな中生還したジムたちの奇跡は「栄誉ある失敗」と呼ばれるようになりました。

その後、ジム、フレッド、ジャック、ケンはそれぞれの道を歩みました。フレッドはアポロ18号の搭乗員に選ばれるも、予算削減で中止。二度と宇宙へ行くことはありませんでした。ジャックは引退後、コロラド州の議員に当選しましたが、就任式前にガンで死去。ケンは結局風疹にかからず、アポロ16号で月に行きました。ジムはその後宇宙に行くことはなく、時々月を見上げる日々を送っています。ジムはその度に運命に翻弄された旅と、帰還に尽力してくれた大勢の人のことを思い出していました。そして、「今度はいつ誰が月へ戻るのだろうか」と思いをはせるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

絶体絶命の危機に陥る中でも冷静さを失わない主人公たちの姿に驚かされました。また、宇宙でのスペクタクルな映像だけでなく、ヒューストンの管制室、家で待つ家族の姿を丁寧に描いており、宇宙と地上で展開する帰還劇は見応えがありました。

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