映画:キングスマン:ファースト・エージェント

「キングスマン:ファースト・エージェント」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

キングスマン:ファースト・エージェントの紹介:2021年12月24日公開のイギリス&アメリカ合作映画。『キック・アス』のマシュー・ボーン監督によるスパイアクションの第3弾。第一次世界大戦勃発の危機が迫るヨーロッパを舞台に、表向きは高級紳士服テーラー、裏の顔は世界最強のスパイ組織である“キングスマン”の誕生秘話を描く。「ハリー・ポッター」シリーズのレイフ・ファインズ、『マレフィセント2』のハリス・ディキンソンが新たに参戦。

キングスマン:ファースト・エージェントの主な出演者

オーランド・オックスフォード公爵(レイフ・ファインズ)、コンラッド・オックスフォード(ハリス・ディキンソン)、若い頃のコンラッド・オックスフォード(アレクサンダー・ショウ)、ポリー・ウィルキンス(ジェマ・アータートン)、グリゴリー・ラスプーチン(リス・エヴァンス)、キャプテン・モートン / シェパード(マシュー・グッド)、ジョージ5世(トム・ホランダー)、ヴィルヘルム2世(トム・ホランダー)、ニコライ2世(トム・ホランダー)、エリック・ヤン・ハヌッセン(ダニエル・ブリュール)、ショーラ(ジャイモン・フンスー)、ハーバート・キッチナー(チャールズ・ダンス)、アーチー・リード(アーロン・テイラー=ジョンソン)、フェリックス・ユスポフ王子(アーロン・ヴォドヴォズ)、アルフレッド・ル・デュ・ポン(トッド・ボイス)、アレクサンドラ・フェオドロヴナ皇后(ブランカ・カティク)、マタ・ハリ(ヴァレリー・パチナー)、H.M.S.G. (ヒュー・マシン・シャーク・ガード)(オリヴィエ・リヒターズ)、アメリカ合衆国大使(スタンリー・トゥッチ)、キャプテン・フォレスト(ニール・ジャクソン)、ガヴリロ・プリンツィプ(ジョエル・バスマン)、コーポラル・ジョンストン(ロス・アンダーソン)、リタ(アリソン・ステッドマン)、アトキンス軍曹(ロバート・アラマヨ)、エミリー・オックスフォード(アレクサンドラ・マリア・ララ)、カデット警察官(ティアゴ・マーティンス)

キングスマン:ファースト・エージェントのネタバレあらすじ

【起】– キングスマン:ファースト・エージェントのあらすじ1

キングスマン:ファースト・エージェントのシーン1

画像引用元:YouTube / キングスマン:ファースト・エージェントトレーラー映像

〔南アフリカ 1902年〕

英国は南アフリカの領有権をめぐって、ボーア戦争を行なっていました。その戦地にオーランド・オックスフォード公爵は、何台かの馬車で戦地を訪問します。オックスフォード公爵は赤十字の活動を行なっていました。軍を退役した後に、救援物資を届けようとしています。

馬車にはオックスフォード公、妻・エミリーの夫婦と、幼い息子・コンラッドが乗っています。馬車の御者は、オックスフォード家の執事・ショーラがしていました。

キッチナー将軍を訪問したオックスフォード公は、双眼鏡でさりげなく現地の視察も行っています。捕虜の扱いが悪いことに気づき、オックスフォード公はそれを指摘しました。キッチナー将軍はむっとします。

妻のエミリーもおくれて馬車を降りました。コンラッド少年に馬車に残るように言い、ひとりでオックスフォード公に近づきます。

突然、発砲音が響き渡りました。草むらから攻撃を受けて、オックスフォード公も左太ももに被弾しました。倒れます。

キッチナー将軍を狙った銃弾が、エミリーに当たりました。執事のショーラが相手を仕留めますが、エミリーは腹に弾を受けています。エミリーは「この世界からあの子を守って。二度と戦争を見せないと約束して」と言って亡くなりました。

駆け寄ってきたコンラッド少年を抱きとめたオックスフォード公は、強く抱きしめて母親の遺体を見せないようにしました。着ていた背広を妻の顔にかけます。その襟には「キングスマン」というタグがついています…(これが映画タイトルになります)。

〔12年後〕

青年に成長したコンラッドが小型飛行機を操縦し、父・オックスフォード公がその後ろに乗っています。オックスフォード公は妻・エミリーの遺言を守り、コンラッドを過保護と思うほど大事に育てていました。「平和主義者」として知られるようになっており、オックスフォード公は息子のコンラッドを戦場に出したがりませんでした。コンラッドはそれを不満に思っています。

父親をおろしたあと、コンラッドは執事のショーラに飛行機へ乗らないかと誘いますが、高所恐怖症のショーラは断りました。

オックスフォード公はメイドであり、コンラッドの教育係であるポリー・ワトキンズを書斎に呼ぶと、態度の悪さを注意します。しかしポリーはあまり気に留めていないようです。

ショーラはコンラッドにナイフの実技を教えています。その2人に向けてポリーが銃を発砲し、銃の方が強いことを見せつけます。

オックスフォード公はコンラッドを連れて、キングスマンへ連れていきます。世界一の仕立て屋だと話して奥へ進むと、コンラッドに背広を仕立てました。オックスフォード公は息子に背広を着せるのを喜びますが、コンラッド自身は狩猟用のジャケットが欲しかったようです。

店にキッチナーと副官のモートンがやってきました。キッチナーはオックスフォード公を型紙部屋に連れていくと「フェルディナンド卿の護衛をしてほしい」と言います。フェルディナンド卿はオーストリアの皇位継承者でした。イギリスの国王ジョージ5世はフェルディナンドと従兄弟の関係にあります。

断り切れないオックスフォード公は、息子のコンラッドに「狩猟用の服が必要になる(ので仕立てる)」と言いました。コンラッドはにっこり笑います。

同じ頃。

ある場所では(映画の終盤で場所が判明します)高く切り立った崖の上に、リフトで人が上がっていきます。崖の山の上にはヤギが住んでいます。

その場所には、「羊飼い」を名乗る謎の男が小屋で会議を開いていました。出席者はロシアの怪僧・ラスプーチン、女性のスパイのマタ・ハリ、ロシアの革命家・レーニン、セルビアのテロリストであるガヴリロ・プリンツィプ、ドイツのエセ預言者エリック・ヤン・ハヌッセンなどです。彼らは「闇の狂団」と呼ばれています。

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