「クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神の紹介:2021年製作の中国映画。中国で何度も映像化されている伝奇小説『封神演義』を原作に、総製作費60億円をかけて、最新鋭CGで映画化したファンタジー・アドベンチャー。3000年前の殷の時代を舞台に、人類の存亡をかけて、少年神・哪吒(なた)や伝説的英雄が妖怪と壮大な戦いを繰り広げる。監督は李白勳(リー・バイシュン)。中国時代劇ドラマ『花と将軍~Oh My General~』やサスペンスドラマ『失踪人口』の張植緑(ジャン・ジーリュー)が哪吒(なた)を演じている。また、2015年の時代劇ドラマ『封神英雄』で主人公の姜子牙(きょうしが)を演じた陳鍵鋒(チェン・ジェンフォン/サミュル・チャン)が本作では楊戩(ようせん)を演じているのも見逃せない。その他、「モーニング娘。」のメンバーだったジュンジュンこと李沁谣(リー・チンヤオ)が女神の鄧婵玉(とうせんぎょく)を、尹揚明(イン・ヤンミン/ヴィンセント・ワン)が姜子牙(きょうしが)を、車保羅(チェ・パオラウ/ポール・チェ)が通天教主を演じている。「未体験ゾーンの映画たち2022」にて上映。

あらすじ動画

クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神の主な出演者

リュウジュ・ジャン ジャン・ジーリュー(哪吨) ジュンジュン(妲己) ミュル・チャン サンムル・チャン(楊戩) ポール・チェ(通天教主) ヤンミン・ワン ヴィンセント・ワン(姜子牙)

クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神のネタバレあらすじ

【起】– クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神のあらすじ1

クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神のシーン1

画像引用元:YouTube / クラッシュ・オブ・ゴッド 神と神トレーラー映像

中国の殷王朝の時代。その時代には「人界(人間界)」のほかに、仙人や道士、妖怪がいる「仙界」がありました。

殷の第30代の王・紂王(ちゅうおう)は名君でしたが妲己(だっき)という悪女を得たことで慢心し、仙界との誓いを違えて承諾を反故にして民に暴政を敷き、仙界との関係を絶ちました。殷の民衆は苦しんでいます。

現状のままではよくないと思ったのは、周の国の武王です。武王は女性・鄧嬋玉(とうせんぎょく)と共に、紂王へなんらかの働きをしようと考えます。

武王を支える者に、姜子牙(きょうしが)がいました。「我々は天下の豪傑を集めて天罰を下さんとす」と言うと、封神榜(ほうしんぼう)の力を借りて、紂王と結託した仙人や道士を討とうと考えました。姜子牙は緑が全く生えていない切り立った岩山にある祭壇、封神台で封神榜を広げると、豪傑を呼ぼうとします。

地上では馬に乗った武王と鄧嬋玉が兵を率いて、姜子牙の儀式を見つめていました。姜子牙のそばには黄天化(こうてんか)が見守っていますが、岩陰に人影が見えたので目を凝らしました。その人影は、儀式をする姜子牙のそばにやってきます。

やってきたのは申公豹(しんこうひょう)と呼ばれる、姜子牙の元弟子でした。申公豹は紂王のほうに肩入れをしており、4人の鬼神を連れて姜子牙の儀式を邪魔すると、封神榜を奪おうとします。

黄天化が申公豹に立ちはだかりますが、とてもかないません。申公豹は豹を操って戦い、4人の鬼神もそれぞれ動物を操りました。1頭の大きな象が地上で暴れ始め、武王は兵士とともに戦います。

姜子牙は雷震子(らいしんし)を呼び出すと、「封神台を壊せ」と命じました。封神榜を奪われて勝手に儀式をされては困るからです。雷震子は言われるまま封神台を破壊しました。

鄧嬋玉は申公豹が率いる豹を退け、姜子牙を守ります。黄天化も申公豹と戦いました。封神台を破壊した雷震子は助太刀にと豹と虎に攻撃を仕掛けます。そのときに申公豹の術で混乱した雷震子は周囲の敵味方関係なく雷を落としてしまいました。その隙に申公豹は封神榜を姜子牙から奪い取ると、去っていきました。

味方にダメージを与えてしまった雷震子は、自分の術で倒れた兵士たちを見て嘆きました。「この戦い、どうやって打ち勝つ?」と大声で叫びます…。(映画タイトル)

武王の兵には多くの犠牲者が出ました。武王のいる陣営に、武将の楊戩(ようぜん)仙人がやってきます。楊戩は人界の争いに仙界まで巻き込んだと話して、黄天化を責めました。それに対して黄天化はこの地の惨状を見せて、申公豹がしたことだと教えます。申公豹が封神榜を持ち去ったと聞いた楊戩は、取り返す必要があると納得しました。協力する姿勢を見せますが、楊戩は人間たちをどことなくバカにしています。

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