映画:サラリーマンバトルロワイアル

「サラリーマンバトルロワイアル」のネタバレあらすじと結末

サラリーマン・バトル・ロワイアルの紹介:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーズ」のジェームズ・ガン監督が書いた脚本を、「ウルフクリーク 猟奇殺人谷」で注目されたオーストラリア出身のグレッグ・マクリーンが監督した、過激なバイオレンス・アクション。ジェームズ・ガンは本作で、製作総指揮も務めている。ある企業の高層ビルに閉じ込められた社員たちが、謎の指令により否応なしに殺し合いをさせられてしまう過程を描いた、不条理かつサスペンスフルな作品。

あらすじ動画

サラリーマンバトルロワイアルの主な出演者

マイク(ジョン・ギャラガー・Jr)、バリー(トニー・ゴールドウィン)、ウェンデル(ジョン・C・マッギンレー)、レアンドラ(アドリア・アルホナ)、ダニー(メロニー・ディアス)

サラリーマンバトルロワイアルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- サラリーマンバトルロワイアルのあらすじ1

サラリーマンバトルロワイアルのシーン1 コロンビアはボゴタの中心部から外れた地に建つ、高層ビル。それは、「南米にあるアメリカ企業に対し、アメリカ人の雇用を促す非営利団体」ベリコ・インダストリーズのビルでした。その日はなぜか会社に入るのに厳重なチェックがあり、銃を持った警備員が1人1人念入りに調べた上に、会社に入れず帰らされる社員もいるほどでした。
普段より出社した人数は若干少なかったものの、いつものように業務が始まろうとした、その時。突然、全館一斉にアナウンスが入ります。その内容は、社内にいた全員を唖然とさせるものでした。
「現在、社内には80人の社員がいる。そのほとんどが、これから死ぬことになる。ただし、これから与える課題をクリアすれば、生き残る確率は上がる。課題とは、今から30分以内に、同僚を2人殺すこと。30分以内に死体を用意出来なければ、その余波を受けることになる。」
一体なんの冗談なんだ?と皆が首を傾げる中、ビルの出入り口や窓に次々とシャッターが降りていき、社員たちは完全にビル内に監禁された形になりました。社内のリーダー格であるバリーという男が、ざわめく皆を落ち着かせようとします。また、一般社員のマイクは、社内恋愛中のリアンドラと一緒に、事態の成り行きを見守っていました。これは会社の心理テストではないかなど、それぞれにこの状況を考えているうちに、30分が経過します。すると突然、社員の何人かが、銃で撃たれたように後頭部から血を流して倒れます。それは撃たれたのではなく、後頭部が頭の内部から爆発していました。

【承】- サラリーマンバトルロワイアルのあらすじ2

サラリーマンバトルロワイアルのシーン2 これを見たマイクは、自分の後頭部をナイフで切り裂き始めます。ベルコの社員は全員入社時に、治安の悪いコロンビアで誘拐などに会った際、すぐに居場所がわかるようにと、後頭部へGPSを内臓した機器を埋め込む手術をしていたのです。出社時に帰らされていたのは、機器を埋め込んでいない地元出身の社員だけでした。
マイクは、爆発したのはこの後頭部に埋め込んだ機器だと判断し、自分で取り出そうとしたのでした。そこでアナウンスの声が響き、取り出すのをやめないと今すぐ爆発させると警告します。社内のあちこちに隠しカメラが仕掛けられていて、社員の行動がこの事態を起こした何者かにわかるようになっていたのです。マイクはやむなく、取り出すことを中止します。
そしてアナウンスは、これで先ほど言った事が本気だとわかっただろうと、次の指令を出します。それは、今から2時間以内に30名を殺せ、さもないと2時間後には60名を殺すというものでした。30名殺すか、3時間後に60名死ぬか、選択を迫られる社員たち。バリーは「30名殺す」考えを主張し、社内にある武器庫へと向かいます。マイクはバリーに反対し、リアンドラが提案した、屋上から垂れ幕を下げて救助を助けを呼ぶという案を実行します。しかし屋上で垂れ幕を下ろそうとすると、外にいた警備がすかさず発砲してきて、この案は失敗に終わりました。
対してバリーと、バリーの考えに同意した数名は、武器庫のカギを持っている警備員にカギを渡すように脅しますが、警備員は拒否し、カギを投げ捨てます。すると怒った社員の1人が、警備員をナイフで刺してしまいます。別の社員はその行為を責めますが、もう事態は動き始めてしまいました。こうして、恐るべき殺人ゲームの幕が上がりました。

【転】- サラリーマンバトルロワイアルのあらすじ3

サラリーマンバトルロワイアルのシーン3 武器庫にあった拳銃を手にしたバリーたちは、社員を1階のロビーに集めます。そしてバリーが数名ずつ社員を選抜し、その場に座らせます。銃を持った相手に抵抗出来ず、なすがままになる社員たち。バリーは座らせた社員を1人ずつ、後ろから撃ち始めます。拳銃を持った社員が殺した数を数えていきます。するとそこで、密かに別行動をしていた女性社員が、社内のブレーカーを落とします。
暗闇になったロビーを、必死に逃げだす社員たち。バリーたちは逃げる社員を追いかけて、無差別に撃ち殺します。レアンドラは、自分を殺そうとした社員に抵抗し、逆に相手を殺そうとしますが、命乞いをされて思いとどまります。そこで、無情なアナウンスの声が流れます。「2時間経過した。30名に、1人足りない。今から、60名を殺す。」
その声と共に、社内を逃げ回っていた社員たちが、次々に後頭部を爆発させて倒れていきます。朝の時点で80名いた社員は、マイクやレアンドラ、バリーなど、残りわずか数名になっていました。ここでアナウンスが、最後の指令を告げます。「残った社員の中で、最も多くの同僚を殺した者を、生き残りとする。」
これまで「殺されそうになって、身を守るためやむなく相手を殺していた」社員も、この最終指令を聞いて、自ら殺戮を開始します。また別の社員は、自分が殺した数を手のひらにメモしながら必死に殺戮を続けます。マイクはレアンドラと逃げ延びようとしますが、レアンドラはバリーに撃たれて絶命しました。マイクとバリーの、1対1の対決が始まります。戦いは、軍隊経験のあるらしいバリーが優勢でしたが、隙を突いてマイクがバリーを押し倒します。そしてバリーに止めを刺し、遂にマイクが「最後の生き残り」となったのでした。

【結】- サラリーマンバトルロワイアルのあらすじ4

サラリーマンバトルロワイアルのシーン2 マイクは兵士に連れられ、ビルの外にあった倉庫へと向かいます。そこには顔が傷だらけの男がいて、そしてその男こそ今まで社内にアナウンスをしていた当人でした。男は、今回のことはさる「国際的な組織」がやったことで、彼らは偉大な思想家であり、いつかよりよい世界を実現するため、常識にとらわれず研究すべきだと考えていると語ります。しかし自分はただ、彼らの意思を受け実験を実行し、データを収集するだけの役目だと言うのでした。
マイクに「最後の質問」をするその男に、マイクは「俺が爆弾をどこへやったか知ってるか?」と逆に問います。実はマイクは、社員同士で殺された者たち=後頭部の爆弾が爆発せずに残っている社員から、小型の爆弾を幾つか抜き取っていたのでした。それを倉庫に来た時に、兵士たちや目の前にいる男のポケットにそっと忍ばせていたのです。マイクは男の背後にある爆破スイッチに飛びつき、自分以外を全て「オン」にします。兵士たちと男のポケットに入っていた爆弾が、一斉に爆発。こうしてマイクはただひとり、「生き残こった」のでした。
しかし、そんなマイクの姿を、別のカメラから見ている視線がありました。その視線は、マイクを含め、別の場所で同時に行われていたらしい「生き残りゲーム」の勝者たち数十人を映し出す幾つものカメラをじっと見つめ、そっと呟くのでした。
「第一ステージは終わった。さあ、第二ステージ開始だ。」

みんなの感想

ライターの感想

ジェームズ・ガンと「ウルフクリーク」の監督とのタッグなんて、夢の組み合わせかよ!とわくわくしがら見始めたのですが、いやあ、これは面白かった!しっかりとグロいところはグロい、これだけ爽快な大量殺戮劇を久々に見たな!と、何か晴れ晴れとした気分です。さすがガンさん、外しません。さすがグレッグさん、殺戮描写に容赦がありません。
邦題はやはり日本の「バトル・ロワイヤル」を思い出させますが、その社会人版と言った感じでしょうか。日本のバトロワは首輪をさせられてましたが、本作は頭に機器を埋め込まれる、現実的にはどうよというやや近未来的な設定ではありますが。その分、後頭部が「ぶばっ!」と弾け飛ぶ描写は気合入ってます、終盤一気に60人がやられるシーンは見ごたえ十分!
テーマとしては、人間の「闇の部分」を浮き彫りにしたというところでしょうけど、自分が生き残るために30人殺す、その処刑シーンがまたエグくて素晴らしいです。一人一人丁寧に背後から撃ちぬく場面を描写し、「今6人!」「これで7人!」とカウントしていく、これをあと20人以上やるの?と思うと気が狂いそうですが、まあやってる奴らはとうの昔にいっちゃってるってことでありましょう。
そして迎えるラスト、普通はこういったゲームを支配していたバックの「巨大な組織」の前に、助かった人間が途方にくれるみたいな感じで終わっちゃうところを、主人公の「一発逆転!」描写を盛り込んだところが最高です、やってくれるぜ!という。まあ、最後の最後は更に大きな「神の視線」の前に佇むだけになっちゃいますけどね、あれはオマケみたいなもんだと思えば。
とにかく、ゲームが始まってからの中盤は、やったらめったら人が死にまくりますので、そういった映画に耐性がない方にはちょっとシンドいかもしれない映画で、逆にそういう映画が大好きなんだ俺は私は!という方にはこれ以上ない贈り物と言えましょう。ジェームズ・ガン&「ウルフクリーク」「マンイーター」のグレッグ・マクリーンという組み合わせに「ピクッ」と来る方には、ぜひにとお勧めの1本です!

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「サラリーマンバトルロワイアル」の商品はこちら