「シン・シティ　復讐の女神」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（2件）

画像引用元：YouTube / シン・シティ　復讐の女神トレーラー映像

ウォレンクイストの手引きによって、やり手の殺し屋がエヴァの屋敷にやって来ます。殺し屋は自分の女を連れて来ていましたが、その女は変装したゲイルで、殺し屋はドワイトが整形して顔を変えた姿でした。ドワイトはエヴァへの復讐を果たすため、殺し屋に化けて屋敷に乗り込んだのです。

しかし、くり抜かれた片目に義眼をはめて復帰していたマヌートが、殺し屋の目が「ドワイトと同じ」だと気付き、屋敷に入る前に捕えます。その頃、ドワイトが乗って来た車で待機していたゲイルは、屋敷の守衛を誘惑し、車のトランクから現れた女性が守衛を日本刀で切り殺します。

トランクにいた女性は、「殺人兵器・ミホ」の異名を取る日本刀の使い手で、以前ドワイトに命を救われたことがあり、ゲイルと共に屋敷に乗り込んで来たのです。ミホが屋敷の守衛たちを次々に手にかける中、マヌートに捕らわれたドワイトは、エヴァの前に連れて来られます。

エヴァが自らの手でドワイトに止めを刺そうとした時、ゲイルの投げ込んだ爆弾が屋敷の中で爆発、エヴァもドワイトも爆風で吹き飛ばされます。美しい顔にガラスの破片を浴びて血まみれになったエヴァは、必死に銃を拾うと、なんとエヴァを助けようとしたマヌートを撃ち殺します。

エヴァは咄嗟の判断で、攻め込まれた今の状況から、ドワイトに味方した方がいいと考えたのです。エヴァはこれまでのようにドワイトに甘い言葉をかけ、キスをしてきますが、ドワイトは冷静に、エヴァを銃で撃ち抜きます。こうしてドワイトの復讐は終わりを遂げたのでした。

”The Long Bad Night (Part II)”

ロアークにボコボコにされたジョニーは、シン・シティの闇医者・クローニグの元へ行き、残り少ない有り金をはたいて、乱暴な治療を受けてなんとか復活します。もう失うものはないと思ったジョニーでしたが、自分と一緒にいたマーシーの身が危ないと気付きます。急いでマーシーのいる部屋に向かうと、そこにはロアークとその部下がいて、マーシーは無残に殺されていました。

ジョニーはその場から必死に逃げ出すと、ロアークに復讐するための資金さえあればと考えます。そしてたまたま立ち寄ったダイナーで、傷だらけのジョニーを見て同情したウエイトレスのバーサが、「少ないけど」とジョニーに一枚の紙幣をくれます。ジョニーは「これで、月にでも行ける」と、紙幣を握りしめてケイディの酒場に向かいます。

ジョニーは一枚の紙幣で手に入れた一枚のコインで、スロットで再び大当たりを引き当て、ロアークとの勝負に挑みます。今回は調子がなかなか上がらず、最初は負け続けたジョニーでしたが、大物手を引きこみ、最後の大勝負を仕掛けます。自信満々で勝負を受けたロアークでしたが、勝負はジョニーの勝利に終わりました。

茫然とするロアークに、ジョニーは「俺が2回とも勝った。俺の方が上だってことは、町中に知れ渡るぜ。永久に、俺の勝ちだ」と言い放ちます。これが、ジョニーの命を懸けた「復讐」でした。ロアークは「私に逆らうと、こうなる」と、ジョニーの額を容赦なく、銃で撃ち抜きます。