映画:シン・仮面ライダー

「シン・仮面ライダー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

シン・仮面ライダーの紹介:2023年3月18日公開の日本映画。仮面ライダーの誕生50周年を記念して製作されたオリジナル作品。「ヱヴァンゲリヲン」シリーズや『シン・ゴジラ』の庵野秀明が監督と脚本を担当した。『紙の月』の池松壮亮が主人公の本郷猛(仮面ライダー)、『火口のふたり』の柄本佑が一文字隼人(仮面ライダー第2号)をそれぞれ演じる。また、ヒロインの緑川ルリ子に扮するのは『君の膵臓を食べたい』の浜辺美波。

シン・仮面ライダーの主な出演者

本郷猛 / 仮面ライダー・第1バッタオーグ – 池松壮亮 緑川ルリ子 – 浜辺美波 一文字隼人 / 仮面ライダー第2号・第2バッタオーグ – 柄本佑 緑川弘 – 塚本晋也 SHOCKERの創設者 – 松尾スズキ コウモリオーグ – 手塚とおる ヒロミ / ハチオーグ – 西野七瀬 カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ – 本郷奏多 背広の男 – 上杉柊平 サソリオーグ – 長澤まさみ 本郷猛の父 – 仲村トオル 犯人 – 安田顕 緑川イチローの母 – 市川実日子 ケイの声 – 松坂桃李 クモオーグの声 – 大森南朋

シン・仮面ライダーのネタバレあらすじ

【起】– シン・仮面ライダーのあらすじ1

シン・仮面ライダーのシーン1

画像引用元:YouTube / シン・仮面ライダートレーラー映像

車のタイヤが大写しになります。2台の大型トラックに追われているのは、1台のバイク・サイクロン号でした。サイクロン号を操っているのは本郷猛で、後ろに緑川ルリ子を乗せています。本郷らとトラックは蛇行した山道を猛スピードで追走劇を展開しており、阻止しようとしたパトカーは衝突されて崖から転落します。正面からも大型トラックが2台やってきました。トラック同士が衝突、爆発した弾みでサイクロン号が倒れて、ルリ子は崖から落ちます。

下の草むらに投げ出されたルリ子の前に立ちはだかったのは、人外融合型オーグメントのクモオーグでした。クモオーグはルリ子に「本来ならば裏切り者には死を与えるが、生け捕りを命ぜられたので生かして捕える」と言って逃げないためのお仕置きをしようとしました。そこへ崖の上に、バッタオーグに変身した本郷が現れます。

本郷を見たクモオーグは「バッタオーグ、完成していたのですか」と喜んで手下の戦闘員を遣わします。本郷は多数向かってくる戦闘員を、次々に血祭りにあげて行きました。バッタバッタと倒していきます。

(映画タイトル)

古いツタの絡まる小屋がありました。ルリ子を連れて逃げた本郷は、そこに隠れていました。本郷は戦闘員らを倒した自分の力に動揺しています。「僕が殺した? いや、身体が勝手に動いてた。判らない。人を殺して、なぜ僕は平気なんだ」自問自答しながら手袋を外すと、バッタのような手が現れました。マスクを外すと顔もバッタのようになっており、目が赤く光っています。

困惑する本郷を見たルリ子が隣の部屋からやってくると、腰のベルトについているボタンを押しました。すると本郷は元の人間の姿に戻りました。「なんだこの力は、教えてくれ」と本郷がルリ子に質問すると、そこに「私が答えよう」と言いながら、ルリ子の父であり本郷自身の恩師でもある緑川弘博士が姿を現します。

緑川は「私が君をアップグレードした」と言って説明しました。プラーナの力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作である第1バッタオーグに、本郷は改造されたのです。プラーナは生命エネルギーのことで、未知のエネルギーでした。

本郷は大学時代に経験した「ある出来事」により、強い力を欲していました。それを知る緑川は、本郷を実験体として組織に推薦して改造し、その組織「SHOCKER(ショッカー)」を壊滅させる計画に協力させるため、組織から逃がしたのだと話しました。

ルリ子も横で父親の説明に頷きます。本郷のようなコミュ障でも、本郷の性能はあてにしていると言ったルリ子は、「ライダーの必需品でヒーローといえば赤なんでしょ」と言いながら本郷の首に赤いマフラーを巻き付けました。

戸惑う本郷の目の前に、小さなクモが1匹出てきました。次の瞬間ルリ子は倒れ、背からたくさんのクモが出てクモオーグの姿になります。人間の姿に戻っていた本郷はクモオーグのクモの糸で壁に張り付けられて、身動きが取れなくなりました。クモオーグは裏切者の緑川博士を殺害し、緑川博士は今わの際に本郷へ「ルリ子を頼む」と言って息絶えると泡になって融解、消滅しました。クモオーグは本郷の目の前に時限爆弾を置くと、ルリ子を連れ去りました。

本郷たちがいた小屋が爆発します。しかし本郷は脱出していました。運転しながら操作すると、サイクロン号はバージョンアップしました。乗ったまま上半身を起こした本郷が風を浴びると、その力で大量のプラーナを取り込んで本郷も変身します。

クモオーグの行く手に先回りした本郷は、バッタオーグと呼ばれて「仮面ライダーと名乗らせてもらう」と言いました。クモオーグと近接戦を展開した仮面ライダーは、クモが不利な空中に引き寄せるとライダーキックで倒しました。クモオーグは泡になって融解します。

相手を倒した本郷は、「これを被ると暴力の加減ができなくなる」と悩みます。ルリ子が本郷の変身を解くと、本郷は「思ったよりつらい」と呟きました。ルリ子は「辛(つら)いという字に一本足すと幸せになる。幸せは辛さの近くにある。あなたは優しすぎるのかも」と教えました。本郷は緑川博士を助けられなかったことを悔やみ、博士に頼まれたからルリ子を守ると宣言します。

ルリ子は敵の組織が「SHOCKER」という名であること、オーグメントがあと4人いると教えました。本郷とルリ子の姿を、ケイと呼ばれる背広姿のロボットが見ていました。

ケイが用意した花束を見て、ルリ子の兄・イチローが人間くさいと言いました。イチローは本郷との決戦を予期し、バッタオーグの一文字隼人を伴っています。

ルリ子は予備のセーフハウスへ本郷を案内しました。2人の後ろをサイクロン号がついてきます。

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