映画:ジャングル不滅

「ジャングル不滅」のネタバレあらすじと結末

アクション映画

ジャングル -不滅-の紹介:「ブラック・ウォーター」でワニの襲撃、「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」でサメの襲撃を描いたアンドリュー・トラウキ監督が、今度はインドネシアの密林を舞台に、謎の猛獣が襲撃してくる恐怖をPOV形式で描いた作品。野生のヒョウを保護するべくジャングルに向った青年が、ヒョウを追いかけるうちに、村人が話していた「森の悪魔」の脅威に晒され始める・・・という物語。

あらすじ動画

ジャングル不滅の主な出演者

ラリー(ルパート・リード)、ブーディ(アグン・ビンダ)、アディ(イグスチ・ブディアンシカ)

ジャングル不滅のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ジャングル不滅のあらすじ1

ジャングル不滅のシーン1 2011年10月、ヒョウの研究をしているラリーは、絶滅寸前と言われているヒョウの一種・ジャワヒョウを保護するため、生息していることを確認すべく、インドネシアの奥地へ出発します。生息の確認が出来れば、政府から保護のための援助が出るのです。プロのカメラマンである、ラリーの兄のベンが、記録係としてこの遠征に同行することになります。
ラリーとベンは、現地で案内をしてくれる、顔馴染みのブーディという男性と面会します。そしてブーディから、ヒョウの追跡係として、こちらも現地に住む、アディという男性を紹介されます。ラリーは自分が追跡係をするつもりでしたが、アディは誰よりも森に詳しいと、政府から派遣されたのだとブーディから説明を受け、ラリーは渋々了解します。
ブーディは、最近現地の家畜が数対殺された、ヒョウの可能性があると話し、ラリーは研究の成果への期待を膨らませます。しかし、ブーディは一緒にいた女性と何やら揉めていました。話を聞くと、女性は「森の悪魔」の存在を怖れているというのです。森の悪魔とは、現地の迷信深い人々が怖れている悪霊だとブーディは説明します。ブーディ自身は熱心なヒンズー教徒なので、悪霊は信じていないと言いますが、現地の人々の中ではかなり怖れられている存在のようでした。

【承】- ジャングル不滅のあらすじ2

ジャングル不滅のシーン2 ラリーは、この「悪霊の迷信」は、ヒョウの保護に悪影響があると考えます。村の人々が、家畜を襲うヒョウを「悪霊の使い」だと思って、殺してしまう可能性があるからです。ラリーはブーディに頼んで、村の呪術師のデュカンの元へ連れていってもらいます。呪術師と話をつけて、ヒョウを殺さないよう頼むつもりでしたが、悪霊を信じるデュカンはラリーの言うことを聞かず、話し合いは平行線のまま終ります。
10月14日、一行は遂にジャングルへと出発します。ジャングルに入ってすぐに、山から降りて来たとスーブーという男に出会います。スーブーは森の中で、オリに入れられたヒョウのような動物を見たと語ります。ブーディは、それは密猟者の仕業だろうと言います。この森は悪霊のウワサがあったりするので、現地の人々が入りたがらない。なので密漁者にとっては、やりやすい環境なのだと。
スーブーの案内で、一行はオリのある場所へと向います。そこにはニシキヘビの子供が入った小さなオリと、ヒョウが入るくらいの大きな空のオリがありました。ヘビをオリから放してやり、更に森の奥へ進もうとすると、スーブーは「この先は不吉な土地だ」と、一行から離れて去って行きました。

【転】- ジャングル不滅のあらすじ3

ジャングル不滅のシーン3 一行は森の地面に、動物が争ったような跡を発見。ヒョウの可能性があると、ここで野営することにします。「エサ代わり」のニワトリを放ち、動くものに反応する自動録画機をセットして、一行はヒョウの出現を待ち構えます。
一日目の夜は何も起きませんでしたが、録画機の録画を見ると、ニワトリの前を何か動物が横切った姿が残されていました。こいつの跡を追おうと、ラリーは森の北へと進路を定めます。追跡係として来ているのに、ラリーが進行方向を次々決めていることにアディは不満そうでしたが、皆に説得されてラリーと行動を共にします。
北へ進むうち、アディは森の木々に、人形のようなものが吊るされているのを見つけます。それは呪術師などが、悪霊を呼び出す際に使う人形でした。この人形がひとつではなく、あちこちに付けられているのを見て、アディはこの先へ進むのは危険だと言います。
しかしラリーは、せっかく手がかりを掴んだのに、ここで引き返すわけには行かないと、捜索続行を指示します。アディもブーディに説得され、先へ進むことを承諾します。アディはお守りの小さな人形を首から下げていて、「これが私を悪霊から守ってくれる」と、祈り始めるのでした。
ラリーたちはヒョウを探すため、二手に分かれます。するとアディが、ヒョウの死体を見つけます。死体のヒョウは、頭部が無くなっていました。せっかく見つけたヒョウが死体だったことにがっかりするラリーでしたが、これはヒョウをこんな姿にすることの出来るもっと大型の動物か、もしくは残忍な密猟者の仕業だと、ブーディも先に進むのは危険ではと言い始めます。

【結】- ジャングル不滅のあらすじ4

ジャングル不滅のシーン2 しかし、死体とはいえヒョウの姿を見たことで、ラリーの意思はより強固なものになります。そしてその夜、自動録画機で、動いてるヒョウの姿を撮影することに成功します。間違いなく、この森には絶滅寸前のヒョウが生息している。それは何よりラリーを勇気付け、ブーディも再び先へ進むことを決めます。それでもアディだけはやはり、森の奥へ進むことに消極的でした。
アディの進言もあり、慎重に森の奥へと進む一行は、地面に大きな動物を引きずった跡を発見します。跡を追っていった一行は、その先の地面に落ちていたものを見つけて衝撃を受けます。それは、千切れた人間の手でした。さすがにブーディも兄のベンも、これ以上の捜索は危険だ、戻って警察に連絡しようと言い出します。ラリーはなおも、大きな手がかりを掴んだのに戻ることに反対でしたが、命の危険があると皆に諭され、一度森を出ることを承諾します。
野営しつつ、来た道を戻る予定の一行でしたが、その最初の夜に、異変が起きます。ブーディーとアディがいたテントを、何者かが襲撃してきたのです。襲撃の後に姿を消したアディを、必死に探す一同。更にブーティが襲われ、酷いケガをしている状態で見つかります。撮影しながら「もうイヤだ、早く帰りたい」と言い出すベン。ラリーはアディを探すうち、木の上からゆっくりと降りてくる動物を見つけます。それは「両手」を使って木を降りてきており、明らかにヒョウではありませんでした。
アディを探すうち、知らぬ間に再び森の奥へと足を踏み入れていたラリーとアディ。獣の雄叫びと共に、ベンが持っていたカメラの映像が激しく乱れ、地面に横倒しになります。そこに襲い掛かってくる、猿人のような姿の獣。凶暴なその獣の襲撃に、ラリーたちの声は途絶え、そして映像もそこでプツリと切れ、終了しました。

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みんなの感想

ライターの感想

ワニの次にサメと、水辺と海とで襲撃され成すすべなく恐怖におののく人々を描いてきたトラウキ監督が、次の舞台として選んだのはジャングルの奥地だった!という設定からしてどうなるのかと、期待と不安がないまぜでありましたが。
もういい加減飽き飽きしてきた「POV形式」でありますが、本作は映像を撮るのが素人さんではなく「プロのカメラマン」という設定ですので、いわゆる「手ブレ」がほとんどないんですね、これはなかなか見やすくて良いかなと。なんですが、物語が始まってからかなりの時間、カメラを持った人が「焦る」ような場面に出くわさないんですね、それゆえの「手ブレなし」というのも、いささか寂しいものがあるかなと。
ただトラウキ監督も、「ブラック・ウォーター」ではそれなりに評価された方ですから、ジャングルの中を主人公たちがじっくりと進んで行く過程はキッチリ描いていて、見るのがツラくなるようなことはありません。ただ、あまりに「何も起きなさ過ぎる」かなと、森の中に「人の手」が落ちていて「うわおぅ!」と思わせてくれるのが始まって1時間以上経ってからですからね!
それまでは、「何か気配を感じる」と言いながら暗視カメラなどでジャングルを映し出し、結局何もなし!というケースが続いてしまうので、amazonでの評価が低いのも致し方なしかなという気はします。しかし、単純に野生の動物に襲われるだけでなく、「森の悪霊」話を持ち出してオカルト的なテイストを加えたのは、上手い設定だったのではないでしょうか。
それだけに、ラストに出てくるのは、もっと「得体の知れない怪物」でも良かったかな?と思います。人間と同じか、少し大きいくらいの「猿人」かしら?といった按配のモンスターが、数秒映ってジ・エンド!なので、ここは思い切って「なんだったんだ今のは?!」と、見る側が呆気に取られるようなハッタリカマしちゃっても良かったんじゃないかなと。予想の範囲内で収まる締めくくりで終了だったのが、少し残念な作品でありました。

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