「スリングショット」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【転】– スリングショットのあらすじ3

スリングショットのシーン3

画像引用元:YouTube / スリングショットトレーラー映像

その夜、ジエコーはグランドスラム賞を受賞しました。スポンサーもつくことが決定します。これでひとまず、ライオンズの経営危機はまぬかれました。

リーリーのケガは回復まであと2カ月かかります。リーリーはジエコーの練習をみつづけています。ジエコーはレーサーとしてまだ知識も浅く、雨の日の走りも勉強不足でした。ライバルチームのジエがリーリーに、「ジエコーにあまり教えすぎると、自分の座席がなくなるぞ」と言います。練習ができないリーリーはひそかにあせりますが、それでもリーリーはジエコーをサポートします。

雨の夜、ジエコーはリーリーと車でドライブに行きました。途中からリーリーが運転席に乗り、ギア変速は助手席のジエコーが行ないます。楽しいひとときを過ごしたリーリーは、ドライバー選手の枠を譲る気はないけれども、大事な友人だと話しました。

イーフェイは昔、創始者のシェンが健在だったころのことを思い出します。一介のテスト・ドライバーだったイーフェイを引き揚げてくれたシェンに、イーフェイは恩義を感じていました。それを思い返して涙を浮かべたイーフェイは、妻のナーに「今季限りで引退するよ」と言います。「やり切った」と言うイーフェイは、実はジエに勝つという夢を実現していませんでした。ナーはそれを指摘し、チームの車が2台あることも言います。「同じチームの仲間の2台が協力すれば、勝てるかも」というナーの助言は、かつてシェンが言っていたことばでもありました。イーフェイは引退前に望みを賭けます。

【第3レース】

気温の高いなかで行なわれたレースで、イーフェイは雨の予感を感じていました。そこで出走直後に「雨用タイヤを用意しろ」とスタッフに指示し、ピットインします。イーフェイだけでなくジエコーの車もです。アナウンサーはそれを中継します。

もし雨が降らなければ、雨用タイヤは熱い路面でバターのように溶けてしまいます。アーシェンが心配した矢先に雷雨がその一帯を襲いました。イーフェイの読みが当たります。

他の走者は慌ててピットインしてタイヤを交換し始めるなか、イーフェイとジエコーは有利な走りをします。そのなかウルフスのジエは、タイヤを交換せずに走る選択をしました。

イーフェイはジエコーと2台で協力し、ジエに挑むことにします。創始者のシェンが考えた作戦・スリングショットです。仲間同士の車が前後に並んで走ることで、後方の者が力を蓄える戦法を使いました。これでジエを追い抜いた2台は、イーフェイが1位、ジエコーが2位でゴールします。ライオンズの優勝に、観客は湧きたちました。

ところがジエが表彰台に行くと、ジエコーがレーサーの資格がないことを明らかにします。アーシェンは、規約によってゲームのチャンピオンに資格があることを主張しますが、ジエが言わんとする主張についても認めました。そのことが問題視され、ゲーム会社のスポンサーがおりてしまいます。資金繰りに悪戦苦闘するアーシェンに、イーフェイは不満をぶつけました。自分がライオンズを買収すると言います。帰宅したイーフェイは、妻のナーにライオンズを買ったことを話しました。

アーシェンが去りイーフェイがトップに立ってみると、レース業界でいかに金がかかるか判ります。

リーリーのギプスがようやく取れました。イーフェイは自分では乗らず、リーリーとジエコーをドライバーにしようと考えます。スリングショットをより完璧な状態にしようと、練習をさせます。

ケガが治ったリーリーに、ジエがウルフスに来ないかとスカウトします。リーリーは差し出された契約書を破って捨て、相手にしません。

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