「ディストピア2043 未知なる能力」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

ディストピア2043 未知なる能力(字幕版)

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エル=マイヤ・テイルフェザ―ズ（出演）,ブルックリン・レテクシエ・ハート（出演）,アマンダ・プラマー（出演）,アレックス・タラント（出演）,ショーン・サイポ…

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価格・情報の取得：2022-10-27

画像引用元：YouTube / ディストピア2043 未知なる能力トレーラー映像

「あいつらが我々を襲撃に来たのは判っていた。襲撃に警戒するよう他の部族にも伝えたのだ」という声が聞こえます。「4年前、私は断食のために森のなかに入ったときに、巨大な蚊が群れをなしてやってくるのを見た。それは北から現れて、私たちを救う守護者も現れる。守護者は我々をビッグストーンという地へ導いてくれるのだ」と、予言のことばが聞こえます。（映画タイトル）

近未来2043年。北米。

世界大戦が終焉し、北米では軍事政権が年を支配していました。軍は子どもたちを5歳になると徴集し、軍事国家の所有物としています。大戦前と同じ生活を送れるのはエマーソン州に暮らせる特権階級の者のみで、あとの民衆は廃墟で貧しい暮らしを余儀なくされていました。

11歳の少女・ワシースは森を走ります。木に止まっている鳥を見つけるとパチンコで玉を当てようとしますが、その手を止めて小さく話しかけます。同じ単語を何度も繰り返し小さく呟いて、ワシースは手を差し伸べました。しかし鳥は無反応でそのまま飛び去っていきます。

ワシースの背後で「なぜ殺さないの？」という声が聞こえました。ワシースの母・ニスカです。「話をしていた」とワシースは答えます。

雪がちらつく森を母子が話をしつつ歩いていると、ワシースがトラバサミの罠にかかって右足を挟まれます。ニスカがトラバサミを両側から引っ張って外し、応急手当をしました。ニスカとワシースは森のなかに停車しているバスで寝起きしていました。すぐに連れ帰って手当てをし、寝かせます。

夜、ニスカが寝かせたワシースの傷をチェックしますが、ケガの様子はかんばしくありません。熱も出ているようで、ニスカはワシースの額を触ってチェックします。

外で物音がしました。窓から外を見ると、近くにドローンが来ていました。ドローンは窓から洩れた光に気づいたようです。ニスカはすぐに出ていくとドローンを打ち落としましたが、もう本部に連絡が入ったと思います。すぐにワシースを起こすと「もっと来るわ」と言ってバスに油を撒くと、火をつけました。ニスカはワシースをおぶって移動します。

翌朝、ニスカはワシースを連れて歩いていますが、ワシースはケガをしているので移動はたいへんです。川べりに出てカヌーを拾い、それに乗って川下へ移動します。

上陸したニスカは、ビルが立ち並ぶ一角に来ると、ワシースの顔をスカーフでマスクのようにして隠しました。そして母子で移動します。

その町は廃墟同然でした。見捨てられた町は荒れ果てています。その向こうでアナウンスが流れています。「2039年9月以前の者は、アカデミー徴集局へ」という呼びかけがなされています。黙って子どもを育てているのは罪なのです。

ニスカがワシースを隠しながら移動していると、黒人男性に見つかりました。ニスカが警戒してナイフを持つと、男性はトレイという少年を見せました。男性も息子を隠れて育てていたのです。ニスカは「干渉はなしよ」と言って、廃墟に入って眠ります。

翌朝、ワシースが廃墟から出て近くを見て回っていると、トレイ少年が出てきました。トレイは落ちて破壊されたドローンを見せると、警戒するワシースに「平気だ、ずっと前からある」と言います。しかしワシースは「まだ息をしている」と言います。ワシースのことばを裏付けるように、ドローンが動き始めました。それを見てニスカがドローンにとどめを刺します。

ドローンから通報がいったのか、すぐに軍隊がやってきました。ニスカとワシースは廃墟内に隠れましたが、トレイ少年と父が見つかります。トレイは手首のIDをスキャンして15歳と判明し、連行されました。盾突いた父親は取り押さえられます。ニスカは廃墟に隠れて、なにもできませんでした。

ワシースのケガが膿んできているので、ニスカは薬を手に入れようと都心のほうへ移動します。都心に近づくと、巨大なモニターに映像が流れていました。エマーソン州にある連邦アカデミーでは、子どもたちが教育を受けて立派に育って出世しているとアナウンスしています。そこには成長して出世した兵士の映像が映っており、ニスカが「ピエールだわ」と呟きます。

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