「ディストピア2043 未知なる能力」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

【承】– ディストピア2043 未知なる能力のあらすじ2

ディストピア2043 未知なる能力のシーン2

画像引用元:YouTube / ディストピア2043 未知なる能力トレーラー映像

ドローンが上空に飛来すると、パウチに入った食料を落としていきました。そこにいる者たちが食料に群がります。

ニスカが扉のひとつをノックして、なかの女性に話しかけます。その女性はニスカとワシースを見ると、扉のなかに急いで招き入れました。ニスカの古い友人の女性・ロバータです。ロバータはピエールの母でした。

ロバータはワシースが幼いころに会ったことがあるらしく、飼い猫のスプーキーを触らせました。何年ぶりかとニスカに聞くと、ニスカは「6年」と答えます。6年間ニスカは森に隠れて住んでいたのです。ロバータは息子のピエールがパイロットになっていると言って写真を見せ、ニスカはモニターで見たと話します。

ニスカはロバータに、ワシースの傷が膿んでいるので病院に行きたいと言いました。しかし病院も監視が強化されており、難しいとロバータは答えます。

ロバータはニスカに、ワシースを学校に行かせて市民権を取らせればどうかと言いました。隠れて子どもを育てず連邦アカデミーに任せればいいというのです。エマーソン州の軍事政権下で育てば苦労しないで済むと言いますが、ニスカは気乗りしませんでした。ニスカは、熱があるワシースを気遣います。

翌朝。ニスカは外で不審な物音がするので警戒します。通報があったのか、外に兵士が集まろうとしていました。ワシースを連れて逃げようとしますが、家が包囲されつつあるので逃げ出すのは無理なようです。

ロバータに「保護されれば治療してもらえるのか」と確認したニスカは、ワシースを置いてアカデミーに任せようと決めました。ワシースには「薬を持ってくる。すぐ戻るからね」と声をかけて家を出ると、兵士に「あのなかに未成年がいる」と言って自分への注意をそらすと、ニスカはその場を去りました。ワシースは兵士らに保護されます。

娘のワシースを手放したニスカは、悲しみます…。

【10ヵ月後】

ニスカは都市部の廃墟のマンションの一室で寝起きしていました。そこには自分同様に廃墟で暮らす民衆がいます。ドローンが飛来すると、食べ物を撒いて去っていきます。

自転車に乗ってニスカが出かけると、ランディという男性が話しかけてきました。ランディはニスカが好きなようで、晩に「動物園(ズー)」と呼ばれる地域の民衆が集まる場所で会おうと約束します。

ニスカは自転車で私有地へ入りました。リュックを背負って奥に進みます。そこは草原が広がっており、一角には「デイヴィン・アカデミー」に子どもを奪われた人たちが作った記念碑のようなものがあります。ニスカはそこへ行ってワシースが好きだった人形を置き、悲しみます。

夜、ニスカが廃墟のマンションに戻ると、人が集まっていました。どうしたのかとニスカは、マンションの角でいつも寝ているローナというホームレスみたいな女性に聞きます。アカデミーを襲撃したテロリストが見つかったらしく、それで騒動になっているとのことでした。

その頃、ワシースはアカデミーのなかで訓練を受けています。他の少年少女と同じ制服を着て、命ぜられたとおり軍事的な訓練をしていました。デイヴィン・アカデミーでは1週間後に、エマーソン州にあるエリートのアカデミーへ転籍できる生徒を選抜する試験を行なうのです。

学長は生徒のヴィクトリアを呼び、忠誠のことばを唱えさせました。他の生徒も復唱しますが、ワシースは無表情で唱えません。反感を持ったままです。

「動物園」という酒場に行ったニスカは、ランディに声をかけられました。ランディは知り合いの老人に頼んで、エマーソン州の市民になれるようIDを書き換えられる手配をすませていました。4日後には市民権が得られると言い、いっしょに行こうとニスカを誘います。「子どもが卒業したらいっしょに暮らせるぞ」と言われ、ニスカも悩みます。

アカデミーでのワシースは、「野生児」と呼ばれていじめられていました。アカデミーに反感を持って他者と交わろうとしないからです。ワシースは気にせず、施設の見取り図を描いていました。学長がやってきたので枕の下に隠し、寝た振りをします。学長はエスターという少女を呼び出すと、連れていきます。

次のページで起承転結の「転」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ディストピア2043 未知なる能力」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×