「トゥームインベイダー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

「シャークネード」シリーズなどの、B級映画や「パクリ作品」で知られるアサイラム社の製作した、アクション・アドベンチャー映画です。若く美しい女性考古学者が、同じく考古学者だった母親が探索に行って死を遂げた「竜の心臓」と呼ばれる秘宝を探し当てるため、危険な冒険に挑戦する・・・!という物語で、アサイラムらしく低予算ながら、仕掛けられた数々のトラップをヒロインが切り抜けていく展開が見ものになっています。

あらすじ動画

トゥームインベイダーの主な出演者

アリー(ジーナ・ヴィットーリ)、ネイサン(アンドリュー・カーターズ)、ティム(エヴァン・スローン)、ヘレナ(サマンサ・ボウリング)、ベニー(ショーン・マコーミック)、イザベル(リンゼイ・ソーヤー)、アリーの母親(タミー・クライン)、ジアン(ヴァル・ヴィクタ)

トゥームインベイダーのネタバレあらすじ

【起】– トゥームインベイダーのあらすじ1

トゥームインベイダーのシーン1

画像引用元:YouTube / トゥームインベイダートレーラー映像

中国の臨潼区(りんどうく)にある、人里離れた山奥に建つ、古代遺跡で。女性学者が若い助手を連れて、遺跡内で「7つの石」と呼ばれる謎を解こうとしていました。目の前の台には、その通り四角い7つの石が並べられ、台の中央に開いた穴に7つの内のどれかをはめれば、「戦士の心臓」と呼ばれる秘宝への扉が開く仕掛けになっていました。

違う石をはめれば死ぬ可能性もあると思いながら、女性学者は選んだ石を穴にはめこみます。その途端遺跡の壁や天井がグラグラと揺れ始め、待機していた地元の案内人は、壁から飛び出した矢に刺されて死亡。若い助手も、壁から飛んで来た毒矢に当たって死んでしまいます。

そして女性学者も、崩れて来た天井の下敷きになってしまいますが、学者はその前に、自分の考えを書き連ねていた「日記」を、扉の向こう側に投げ込んでいました。それから20年後。若い考古学者・アリーは、複雑な仕掛けがなされた古代遺跡から財宝を発掘することに成功します。

するとそこに、ギャングのような男が銃を持って「それを渡せ」と凄んで来ますが、アリーは素手のまま男に立ち向かい、格闘技でなぎ倒してしまいます。アリーが教授をしている大学に戻ると、イザベルという新聞記者が訪ねて来ます。イザベルは、考古学者は遺跡から発掘した遺物を盗んでいるのではないかとアリーを問い詰めて来ます。

アリーは、発掘したものは自分のものではないという意識は常にあると反論しますが、イザベルはアリーに古びた箱を渡して去っていきます。その中には日記が入っていて、それは同じく考古学者だった母親(冒頭で遺跡の中に埋もれた女性)の書いた日記でした。

箱の中にはスマホも入っていて、アリーがスマホに記録された番号に電話してみると、ティム・パーカーという男が電話に出ます。ティムはアリーとその母親のファンだったと語り、なぜ自分が母親の日記を持っているのか、アリーに直接会って話したいと告げます。ティムが指定した場所は、中国の臨潼区、秦の始皇帝の墓があると言われている場所でした。

アリーは条件として、自分の友人も連れて行くことをティムに告げます。大学の友人である、地質学者のベニーと言語学者のヘレナと共に、アリーはティムが手配した自家用機に乗って、中国へと旅立ちます。飛行機を降りたアリーたちが、ティムのいる山中のテントへ向かっていると、1人の男が現れます。

男は「発掘屋」として知られるネイサン・カーターという男で、遺跡から発掘した遺物を「高い買値をつける者」に売りさばくことで有名でした。アリーはそんな輩のせいで、考古学者までが盗賊よばわりされるとネイサンを嫌っていましたが、母親のことを知りたくないかと言われ、やむなく一緒にテントへ向かうことにします。

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