「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

滝本竜彦による同名小説の映画化で、「アツくなれない日々」に悶々とする平凡な男子高校生が、チェーンソーを振り回す謎の怪力男と戦う女子高生と出会ったことで、自分の存在意義を見出していく・・・という物語を、市原隼人主演で描いた作品です。主人公が目標とする同級生を、2020年に急逝した三浦春馬が演じ、劇中流れる楽曲「根性無し」は、主役トリオ(陽介・渡辺・能登)を演じる3人の俳優が実際に歌唱しています。

あらすじ動画

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂの主な出演者

山本陽介(市原隼人)、雪崎絵里(関めぐみ)、渡辺(浅利陽介)、能登(三浦春馬)、下宿のお姉さん・裕美(野波麻帆)、加藤先生(板尾創路)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂのネタバレあらすじ

【起】– ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂのあらすじ1

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂのシーン1

画像引用元:YouTube / ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂトレーラー映像

悶々とした日々を過ごす高校生・山本陽介は、ある日の学校帰り、スリル欲しさに肉屋で万引きをして、店員たちの追跡から必死に逃げのびます。夢中で走り続けた末にたどり着いた夜の公園で、寂し気に佇む女子高生を見つけた陽介は、何か気になって声をかけてみます。

しかしその女子高生は陽介に「あたしに関わらないで」と冷たく言い放ち、ナンパを警戒しているのかと思われましたが、更に「あたしに関わると、死ぬわよ」と言葉を続けます。思わぬ言葉に陽介が唖然としていると、そこにひとひらの雪が舞い降りて来て、それが合図かのように、女子高生は「来た」と言ってすっくと立ちあがります。

陽介が女子高生の目線の先を追うと、なんと夜空を切り裂くようにして、巨体の男が降下してきました。その男は巨体に黒いフードを被り、顔や表情はわからず、そして手にしていたチェーンソーを起動し始めます。女子高生は謎の男を待ち受けていたかのように、木刀を取り出して戦いを挑みます。

チェーンソーを振り回す巨体男に対し、女子高生の方も脅威的な身体能力を発揮し、ひらりと宙を舞って攻撃を交わします。しかし木刀がチェーンソーにへし折られたところで、陽介はなんとか女子高生を助けようと、咄嗟に万引きした肉を巨体男に投げつけます。

フードを被った顔にベタリと肉が貼りつき、巨体男は攻撃の矛先を陽介に変え襲ってきます。そこで女子高生は懐から手裏剣のような小刀を取り出し、巨体男の心臓へ投げつけます。小刀で心臓を射られた巨体男は、再びどこへとともなく飛び去っていきます。

あまりの出来事に、陽介は警察に連絡しようと女子高生に訴えますが、女子高生は「こんな話を誰も信じてくれるわけがない」と、巨体男に傷つけられた陽介の頬にハンカチを添えると、そのまま帰宅していきます。陽介も仕方なく、親元を離れて暮らしている学生寮に戻ります。

寮に戻った陽介は、友人の渡辺に「公園で見た女子高生戦士の話」をしますが、当然渡辺は信じませんでした。しかし陽介は渡辺に、「女のために命を懸けるって、いいんじゃないか。それが、能登を超えるってことだよな」と、神妙に語りかけます。

陽介と渡辺は、同じ高校に通う能登という生徒と3人でバンドを組み、いつも一緒にツルんでいました。しかし、目的を見いだせない高校生活に冷めた気持ちを抱えていた陽介に対し、普段はクールな態度を見せている能登は、何かあるとむやみにアツくなる、好感の持てる熱血漢でもありました。

そんな能登はある日、バイクの事故で命を落としてしまいます。陽介はずっと能登みたいになりたい、何かにアツくなってみたいと思っていましたが、それが叶わぬまま能登が帰らぬ人になってしまったことで、自分はこのままずっと能登に「追いつけないまま」なのではないかと考えていました。

そんな時に出会った「女子高生戦士」は、現実離れした出来事ながらも、陽介が初めて何かにアツくなれるかもしれない対象だったのです。そして渡辺もまた、自分には何か特別な才能があるはずだと、音楽だけでなく画家や小説家など色んなジャンルに挑戦していましたが、どれも中途半端で終わっているような状態でした。

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