映画:ハンター(1980年)

「ハンター(1980年)」のネタバレあらすじと結末

アクション映画

ハンター(1980年)の紹介:1980年製作のアメリカのスリラー映画。実在の賞金稼ぎ、ラルフ・ソーソンを描いた作品で、主演はスティーヴ・マックィーンが務めた。1980年11月に肺がんで死去したマックィーンの遺作となった作品。

あらすじ動画

ハンター(1980年)の主な出演者

ラルフ・ソーソン(スティーヴ・マックィーン)、ドティー(キャスリン・ハロルド)、トミー・プライス(レヴァー・バートン)、スポッタ(リチャード・ヴェンチャー)

ハンター(1980年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ハンター(1980年)のあらすじ1

舞台はアメリカ。かつてこの国では民間人の賞金稼ぎが数多く存在しましたが、今ではその数は激減していました。そんな時代にあって、ラルフ・ソーソンは賞金稼ぎとして生計を立て、これまでに多くの保釈違反者を逮捕してきました。

ラルフは違反者をしつこく追いかけ回す非情さを持っていましたが、その一方で、違反者の更生の支援を行っていました。あるとき、ラルフがトミーという若者を捕まえたときのことでした。トミーが電気修理を得意としていることを知ると、ラルフはトミーに手を差し伸べ、自分の元で社会復帰すると裁判で主張するように勧めました。ラルフの言葉通り、トミーは裁判を終えるとラルフの家に身を寄せ、電気修理工として働き始めました。ラルフを慕う他の仲間たちと同様、トミーはラルフをパパと呼んで慕うようになっていきました。

違反者を追うために各地を転々とするラルフにとって、癒しとなっていたのは年下の恋人ドティーの存在でした。このとき、ドティーはラルフの子を妊娠、出産の日を心待ちにしていました。しかし、ラルフは父親になることに実感を持てず、夫の助けを得ながら出産したいというドティーの望みにも気乗りしていませんでした。

そんなある日、ラルフにある人物から脅迫電話がかかってきました。電話の主はかつてラルフに捕まり、刑務所送りにされたメイソンという男で、ラルフを殺すと宣言してきました。万が一のときのため、ラルフはドティーが自分の身を守れるよう拳銃を預けました。

【承】- ハンター(1980年)のあらすじ2

そんな中、ラルフは賞金稼ぎの仕事のためにネブラスカに向かいました。今回捕まえるのは爆弾魔のブランチ兄弟で、ラルフはトウモロコシ畑の近くにある兄弟の潜伏先に侵入を試みました。すると、ブランチ兄弟は突然ダイナマイトをラルフに放り投げてきました。しかし、ラルフはダイナマイトにひるまず、車で畑の中に逃げるブランチ兄弟を収穫用トラクターで追走し始めました。ブランチ兄弟はダイナマイトでラルフを撃退しようとしますが、ラルフは兄弟の走路を先読みし、兄弟の前方に突然現れ行く手を遮りました。兄弟はとっさに車をバックさせますが、その先には爆発直前のダイナマイトがありました。ラルフが後方にいると思い込み、先ほど路上に投げ込んでいたものでした。兄弟は自らのダイナマイトの直撃を受け重傷を負い、ラルフによって逮捕されてしまうのでした。

その後、自宅に戻り、ラルフがドティーと二人きりで話したとき、ドティーはある女性が出産したときの話を紹介しました。その女性は息むタイミングを誤ってしまいましたが、とっさに夫が息を吐けと語りかけ、夫自身も息を吐いてみせ妻をリラックスさせたといいます。そのおかげで、その女性は息むのをやめ、その後無事出産。ドティーはこのときの父親のようにラルフにコーチの役割を果たして欲しいと語りかけるのでした。

【転】- ハンター(1980年)のあらすじ3

その後、ラルフは悲しい出来事に直面しました。ある日、友人のスポッタ警部を訪ねると、スポッタはひどく酔っ払い自暴自棄になっていました。このとき、スポッタは麻薬の横流しがバレ、逮捕が時間の問題となっていました。ラルフはそんなスポッタを心配しますが、スポッタはすでに自殺することを決断していました。警察官が刑務所に入る恐ろしさにスポッタは耐えられなかったのです。ラルフはそんなスポッタを止めようとはせず、酒を飲み交わしスポッタの家を後にしました。

その後家に戻ったラルフは友の自殺に心乱れ、仲間たちに八つ当たりをして家から出て行かせました。そのうえ、ラルフは子どもを望んでいないとひどい言葉を口にし、ドティーをひどく悲しませてしまいます。この言葉に傷ついたドティーは家を出ることを決断しました。

その後、ラルフはベルナルドという違反者を捕まえるため、シカゴを訪れました。ラルフはベルナルドの潜伏先のアパートに突入しますが、ベルナルドから拳銃で威嚇されてしまいます。その後すばしっこく逃げ回すベルナルドをラルフはしつこく追いかけ回しました。やがて二人は近くの駅に着き、ちょうど到着した電車に乗り込みました。すると、ベルナルドは乗客を人質に取り、ラルフはやむなく電車の中から外に出て、電車の上部によじ登り、反撃の機会をうかがいました。ラルフはパンタグラフに掴まりながらベルナルドの銃撃を避けていると、電車はトンネルに突入しました。

ラルフは暗闇の中ベルナルドが電車から降りたのを見逃さず、すぐにその後を追いました。ベルナルドは立体駐車場に逃げ込み、車に乗って逃亡を試みますが、ラルフも車に乗り込んでベルナルドを執拗に追いかけ回しました。追い詰められたベルナルドは運転を誤り、立体駐車場の上階から転落。近くの川にベルナルドの乗った車は沈んでいくのでした。

【結】- ハンター(1980年)のあらすじ4

その後、ラルフが家に戻ると、トミーが頭から血を流してキッチンに倒れていました。事情を聞くと、変な男が突然家を襲撃し、ドティーを近くの学校に連れ去ってしまったといいます。ラルフがすぐに学校に向かうと、ある教室でドティーが椅子に縛り付けられていました。そのすぐ近くにはライフルを構えるメイソンの姿がありました。その顔には、アメリカ先住民のように赤と黄のペインティングが施されていました。メイソンはついにラルフを殺せると興奮していましたが、ラルフは隙をついて教室から脱走、化学実験室に向かい、実験室中のガス栓を開きました。ラルフの作戦に気づかず、化学実験室にやってきたメイソンはライフルを発砲、たちまち化学実験室は大爆発を起こし、メイソンも火に包まれました。

その後すぐにラルフはドティーを解放しますが、ドティーは産気づき、ひどく汗をかいていました。ラルフはすぐにドティーを車に乗せて病院へと急ぎますが、ドティーは耐えきれず息み始めていました。ラルフは運転をしながら必死に「息を吐くんだ」、「俺はコーチだ」と語りかけ、自分自身も息を吐いてみせました。

その後病院に着くと、そのまま車の中で分娩が開始されました。ラルフは気絶しかけてしまいますが、すぐに意識を取り戻し、車に戻りました。すると、そこには笑顔のドティーと産声を上げる赤ちゃんの姿がありました。ラルフが赤ちゃんを抱き上げると、赤ちゃんはくしゃみをしました。ラルフはそんな我が子に「お大事に」と笑いかけるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

スタイリッシュなアクションをいつも見せてくれているスティーヴ・マックィーンですが、本作では泥臭く、ときにお茶目さを感じさせるアクションを披露しています。また、ラストシーンの赤ちゃんに笑いかける表情は心温まる印象的な場面で、マックィーンが不器用で愛らしい主人公を好演していました。

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