「バイオハザード1」のネタバレあらすじと結末の感想

バイオハザードの紹介:2002年公開のアメリカ映画。カプコンの人気ゲームソフト『バイオハザード』を原案とした、サバイバルアクションホラー映画である。シリーズ化され、主演のミラ・ジョヴォヴィッチの代表作ともいえる作品となった。

予告動画

バイオハザード1の主な出演者

アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)、マット・アディソン(エリック・メビウス)、スペンサー・パークス〔スペンス〕(ジェームズ・ピュアフォイ)、ジェームス・P・シェイド〔ワン隊長〕(コリン・サーモン)、レイン・オカンポ(ミシェル・ロドリゲス)、チャド・カプラン(マーティン・クルーズ)、J.D.サリナス(パスクエール・アリアルディ)、リサ・アディソン(ハイケ・マカッシュ)、レッド・クイーン〔のモデル〕(ミカエラ・ディッカー)、ウィリアム・バーキン博士&ナレーター(ジェイソン・アイザックス)

バイオハザード1のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①21世紀初頭、全米最大の企業アンブレラ社では、極秘裏に遺伝子実験や細菌兵器の研究をしていた。ある日ラクーンシティの研究所内・ハイブでバイオハザードが発生、所員は全滅する。記憶喪失で目覚めたアリスは到来した特殊部隊に、自分もアンブレラ社の特殊部員だと聞かされる。 ②ハイブで人工知能レッド・クイーンをシャットダウンするとドアが開き、死んだ所員がアンデッドとなり襲ってきた。アリスとマットが生き残るが実験に回され、アリスが目覚めると感染は街に拡大していた。

【起】- バイオハザード1のあらすじ1

21世紀初頭、近未来…。アメリカ・ラクーンシティ。
ラクーンシティにあるアンブレラ社は、全米最大の企業に成長していました。90%の家庭に同社の製品があり、強大な政治力および資金力を誇る、表向きは世界有数のコンピュータ・テクノロジー、医薬、健康関連の会社です。
ところが同社が社員にも極秘で行なっていたのは、軍事技術開発や遺伝子実験、細菌兵器の研究でした。
極秘裏に行なわれている研究は、すべて地下深くにある〝ハイブ〟と呼ばれる施設内です。ハイブはそれ自身が巨大施設となっており、500人の所員が地下にいたまま生活できるようになっています。
ある日、そのハイブで研究中の生物兵器『T-ウイルス』の入った瓶が割れ、通風口を経由してハイブ内に充満しました。T-ウイルスは空気感染することから、バイオハザード(生物災害)がハイブ内で発生し、ハイブのメイン・コンピュータである人工知能『レッド・クイーン』は、所内全部を封鎖しました。これにより、所員は全滅します。
ハイブは完全封鎖されており、入るにはレッド・クイーンを一旦停止(シャットダウン)させねばなりません。
アンブレラ社はハイブの状況を調べるため、同社の特殊部隊を現地へ派遣しました。

若い女性アリス・アバーナシーは、自分がシャワー室で倒れているのに気づきます。
鏡を見てシャワー室を出ますが、記憶がありませんでした。部屋の寝室に置かれた赤い服を着て、そのまま外へ出ます。
外は一見、普通の洋館に見えました。結婚写真には自分とともに男性が写っていますが、頭痛とともに一瞬脳の奥に映像が出てくる程度で、記憶は思い出せません。
その脇には『今日、君の夢が全て叶う』というメモがありました。アリス自身の筆跡ではありません。
洋館を出たものの、不吉な風に戻ろうとしたアリスは、何者かに拉致されそうになりました。
次の瞬間、屋敷のガラスを割りながら上空から特殊部隊が降下し、アリスは助けられて男がねじ伏せられます。男は、警官のマット・アディソンだと主張しました。
特殊部隊の隊長である黒人男性ワン隊長は、アリスに「報告せよ」と言います。アリスに記憶がないと知ると「神経ガスで記憶喪失になっている」と教えました。
アリスは特殊部隊から、自分がアンブレラ社の社員であり、またハイブの緊急時の入り口を守るために偽装結婚をして、その屋敷で暮らしている特殊部員だと知らされます。バイオハザードが起きてレッド・クイーンが所内を封鎖した時に、アリスも神経ガスを噴射されて軽い記憶喪失を起こしたのだろうと言われました。これは4時間ほど意識不明に陥った後、しばらくの間記憶障害が起きるものです。
まだ状況がよく呑みこめないアリスでしたが、特殊部隊らに連れられて、ハイブへ急行することになりました。男の方も、マット・アディソンという警官に該当する人物が確認できませんが、後ろ手に拘束したまま連行します。
屋敷には地下にハイブへ繋がる貨車がありました。その貨車の中に、1人の男が倒れています。
その男はスペンサー・パークス、通称:スペンスで、アリスと偽装結婚している特殊工作員でした。アリス同様、記憶を失っています。
特殊部隊、アリス、スペンス、マットたちは貨車で移動し、ハイブ内に入りました。
施設の内部は悲惨なものでした。スプリンクラーの排水がなされず、溺死したと思しき所員がラボの中に閉じ込められています。

【承】- バイオハザード1のあらすじ2

レッド・クイーン室に到着した一行は、カプランがパソコンに取りついて電源を落とそうとします。ワン隊長は3人を連れて奥のレッド・クイーンの通路を通りますが、その時、唐突に通路に電源がつきました。それと共に、レーザー光線が通路にあらわれます。
1人目の女性は首が切断して死にました(と同時に1人の男性は右手の指を切断され、仰向けになったまま苦しんでいる)。2人目はジャンプして回避しようとしましたが、光線も上に上がり、胴体が切断されて死亡します。
ワン隊長は天井付近にしがみついて逃れますが、戻ってきた光線が格子状になったため、逃げ場がなく細切れになりました(この時、右手の指を切断された男性も犠牲になったのではないか。この男性については詳述されない)。
カプランがなんとかシステム防御をカットし、アリスとカプランは奥のレッド・クイーンのところへ行きます。
コンピュータに、ホログラムのイメージ映像が出てきました。開発者の博士の娘がモデルです。
レッド・クイーンは「私を止めるととんでもないことになるわよ」と警告し「あなたたちはここで死ぬ」と言いました。しかしカプランはシャットダウンします。
レッド・クイーンが停止した瞬間、すべてのドアが開きました。施設内にライトもつき、スプリンクラーの排水が行なわれますが、別のドアで飼われていた怪物も目覚めます…。

扉を開いたのはさらに外部から特殊部隊を入れるためでしたが、アリスたちはすぐに大変な事態に遭遇します。
死んでいる所員たちが、動き始めたのです。彼らはアリスたちを襲い始めました。彼らはアンデッドと呼ばれます。
三つ編みの女性・レインがアンデッドに右手の親指付け根を噛まれ、J.D.がレインを噛んだアンデッドを撃ちますが、アンデッドは死にません。レインも連射しますが、アンデッドはそのままどこかへ移動しました。
アンデッドの血が凝固していると、J.D.が気づきます。
マットは騒動のどさくさで手錠の鍵を拾い、手錠を外しました。
J.D.が何も知らず扉を開くと、中から大量のアンデッドが現れ、J.D.がその集団に噛まれます。
さらに建物を破壊して、怪物が出てきました。怪物が出てくるとともに、アンデッドは急にいなくなります。
アリス、カプラン、レイン、マット、スペンスは建物を見て回りました。
アリスが小さな檻が並んだ部屋に入ると、ドーベルマンが感染したケルベロスというゾンビのような生き物が襲ってきました。全身が黒っぽくぬめぬめしており、獰猛です。
銃で倒しますが1匹だけ残り、アリスは残った1匹を壁走りで蹴って倒しました。
マットが研究室で妹・リサの資料を探していると、背後からリサのアンデッドが襲いました。アリスが頭を殴って倒します。
リサの顔を見たアリスは、記憶が少し戻りました。アリスはリサと取引の打ちあわせをしていたようです。

マットはアリスに事情を説明しました。
アンブレラ社が極秘裏に進めている陰謀を暴こうとする人たちは多くいて、マットもその一人でした。しかしマット自身は目をつけられていて接触が不可能なので、マットは妹のリサを研究員として潜入させていました。

【転】- バイオハザード1のあらすじ3

最近になってリサは研究所内の内部の誰かに通じ、マスコミに暴露するための証拠の遺伝子ウイルスを持ち出す手筈になっていたそうです。
それはT-ウイルスと呼ばれるものでした。
貴重なウイルスはそれだけ闇の世界では高く売れるために、その内通者に裏切られたのかもしれない…そうマットは言います。
施設内でバイオハザードが発生したのは、事実のようでした。
汚染が起きた場合には、完全に封じ込めがなされます。その場合、あと1時間で完全封鎖されて出られなくなります。
アリスとマットはレイン、カプラン、スペンスと合流し、レッド・クイーンを再起動させて逃げる方法を聞けばどうかと言いました。

レッド・クイーンを再起動させて質問したアリスは、バイオハザードの詳細を知ります。
漏れたものはT-ウイルスでした。T-ウイルスは死んだ肉体(細胞)を活性化させる代わりに知能がなくなり、最も本能的な欲求、食欲のみで動きます。これがアンデッドの正体です。
アンデッドは、背骨の上部(脊髄)か脳を撃つと活動が停止します。
T-ウイルスは空気感染し、消すのは不可能でした。アンデッドに噛まれたり、引っ掻かれたりすると感染します。
レッド・クイーンはハイブの下を通る水道管を、逃げ道としてアリスたちに教えました。水道管を通ってアリスたちは逃げます。
そこへアンデッドが襲ってきました。アリスたちはパイプの上に逃げます。
パイプの上を通って四つん這いで移動したアリスたちですが、カプランがゾンビに襲われて絶体絶命の危機に陥りました。カプランは反対側の水道管にのぼりますが、アリスたちとは別れてしまいます。
「行け」とアリスたちに言い、カプランは拳銃自殺しようとしますが、思いなおして反対側から逃げました。

研究室に入った瞬間、アリスは唐突に思い出します。
T-ウイルスには2種類あり、青い液体がT-ウイルスで、緑の液体が抗ウイルスでした。つまり感染したレインを救う方法があるのです。
アリスはマットに「私がリサに譲るつもりだった」と告白しました。「但し失敗した理由は記憶が戻っていないから分からない」と言います。
同じ頃、偽装結婚した夫・スペンスも思い出していました。
スペンスとアリスは偽装結婚したものの、愛し合うようになっていました。
スペンスは、アリスとリサの打ちあわせを聞き、その情報をたまたま知ります。
アリスとリサはマスコミに暴露するために外部へ持ち出そうとしていましたが、スペンスは、アリスと新生活を送るために、裏社会に高く売ろうと考えていました。その時に出された条件が「アンブレラ社を潰してくれ」というものです。
スペンスはアリスに『今日、君の夢が全て叶う』と書き残し、アリスたちよりも先にT-ウイルスを手に入れました。
そして逃げる際に、アンブレラ社を潰そうと思って青いウイルスの入った瓶を落として、割りました。ウイルスは通風口を通して、空気感染が拡大します…。

【結】- バイオハザード1のあらすじ4

アリスとスペンスはほぼ同時に思い出しました。スペンスは銃を手に取り、アリスとマットを脅します。
T-ウイルスと抗ウイルスがあるのは貨車でした。スペンスはその2つを持って貨車で屋敷に戻る最中に神経ガスにやられ、記憶を失ったのです。
その時、スペンスの背後からリサのアンデッドが現れ、スペンスは噛まれました。スペンスはアリス、スペンス、レインを閉じ込めて去ります。
スペンスは貨車に移動して、抗ウイルスを打とうとしました。
ところが何かの気配を感じて見上げると、怪物に襲われて食われます。
スペンスを襲ったのは、リッカーと呼ばれる四足の生物兵器でした。人体に直接T-ウイルスを投与してできた生き物で、舌が異様に長く、巨大な生き物です。DNAを取り込むと速やかに変異するので、スペンスを取り込んだことでさらに巨大化しました。
リッカーは、最初にアリスらがレッド・クイーンをシャットダウンした際に、檻から逃げていました。
リッカーは、アリスたちが閉じ込められている部屋の外まで来ます。
レッド・クイーンのホログラムが現れ、「解除コードを教える代わりに、レインを殺せ」と言います。感染しているレインは自分を殺せと言いますが、アリスは拒否しました。
その時、メイン・コンピュータが破壊され、別の扉からカプランが現れます。カプランは逃げ延びて、過負荷を起こしてレッド・クイーンをシャットダウンさせたのです。
アリス、マット、レイン、カプランの4人で逃げます。

貨車にはスペンスの遺体がありました。2種類の液体が入ったカバンを回収しようとすると、スペンスがアリスを襲ってきたので、アリスはスペンスを斧で殺します。
結婚指輪をその横に捨てて貨車に乗り、アリスはレインに抗ウイルスを打ちました。時間が経過すると効かない可能性があると、レッド・クイーンから聞いていたので、レインは「発症したら迷わず射殺してくれ」とアリスに言います。
貨車にリッカーがやってくると、貨車を運転するカプランを咥えて素早く立ち去ります。
その後、貨車の背後からリッカーが襲ってきました。マットは左腕をリッカーに引っ掻かれます。
アリスはリッカーの舌を鉄パイプで刺して、扉を開けるようマットに言いました。
その時レインが発症して、マットを襲ってきました。マットはレインの眉間を撃って殺します。そして貨車の後部扉を開けました。
リッカーは舌が固定されたままレールに落ち、ひきずられて発火します。扉を閉め、アリスとマットは助かりました。

アリスとマットは屋敷に戻ります。
そこへ防護服を着たアンブレラ社の研究員たちが入り込むと、2人を拘束し、薬物を投与しました。
朦朧とした意識のなか、アリスはマットの左腕の傷から剛毛が生えてきているのを見ます。
マットを「ネメシス計画に使おう」「女は隔離して、監視と検査をしろ」と言っているのが聞こえました…。

…再び目覚めたアリスは、無人の白い研究室にいました。全身にチューブの管が通されています。
それを外して外へ出ますが、誰もいません。病衣を羽織って外へ出ると、「死者が歩く!」という新聞記事が道に落ちており、街は荒廃しています。
事態を察知したアリスはそばに止まっていたパトカーから銃を取ると、新たな戦いの覚悟を決めました…。(映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』に続く)

みんなの感想

ライターの感想

映画『バイオハザード』の記念すべき第1弾。これがいちばん綺麗にまとまっていて、面白いように思う。
もちろんシリーズ化するといろんなゾンビが出てくる面白さはあるんだが、シリーズ化によって矛盾も生じてくる。
いたしかたないことではあるものの、この作品は矛盾が多すぎるような気がする。
とにかく名シーンが多い。レーザー光線が通路に出てくるところ、ぬめぬめのゾンビ犬ケルベロス、ケルベロスを倒すために壁を走る!
この壁走りをする、赤いドレスのアリスはかっこいい…。
シリーズは全部で6作品。全部見るのがきついというかたは、ぜひともこの1だけでも手に取っていただけたらと思う。

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