「バイオハザードⅡ2アポカリプス」のネタバレあらすじと結末の感想

バイオハザードⅡ アポカリプスの紹介:2004年公開のアメリカ映画。原作ゲームソフト『バイオハザード3』とリンクするホラーアクション映画で、シリーズ第2弾である。「アポカリプス」とは「黙示録」の意で、世界の破滅とキリストの再来を謳ったもの。

予告動画

バイオハザードⅡ2アポカリプスの主な出演者

アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)、ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)、チャールズ・アシュフォード(ジャレッド・ハリス)、カルロス・オリヴェイラ(オデッド・フェール)、アンジェラ・アシュフォード〔アンジー〕(ソフィー・ヴァヴァサー)、ティモシー・ケイン(トーマス・クレッチマン)、中尉(ジム・コドリントン)、ロイド・J・ウェイン〔L.J.〕(マイク・エップス)、テリ・モラレス(サンドリーヌ・ホルト)、ニコライ・ジノフェフ(ザック・ウォード)、ペイトン・ウェルズ(ラズ・アドティ)、ユーリ・ロギーノワ(ステファン・ヘイズ)、サミュエル・アイザックス〔サム〕(イアン・グレン)

バイオハザードⅡ2アポカリプスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アンブレラ社のハイブで起きたバイオハザードはラクーンシティにすぐ広まった。アンブレラ社は事態を隠蔽すべく、戦術核爆弾をラクーンシティに投下すると決断。 ②T-ウイルスが効かないアリスは実験により強くなっており、ジルたちと共にシティを脱出。後日さらに実験を受けて超人化したアリスは外の世界へ出た。

【起】- バイオハザードⅡ2アポカリプスのあらすじ1

カメラを前にして、アリス・アバーナシーが状況を説明します。
「私はアリス。世界有数の巨大企業アンブレラ社で、特殊工作員として働いていた。地下極秘施設〝ハイブ〟を警備していた。そこでひそかに開発されていたのは、ウイルス兵器。ある日ウイルスが漏れ、全所員が死んだ。だが死者は目覚めた、T-ウイルスの力で…。
生還したのは私と、環境保護家・マット。2人は脱出後、アンブレラ社に拘束された。
事態は改善されたはず。でも甘かった…」(この、アリスがカメラに向かって説明するシーンは後で出てくる)

…アンブレラ社の極秘研究施設〝ハイブ〟でバイオハザード(生物災害)が起きました。
人工知能レッド・クイーンは直ちに封鎖し、全所員を殺します。
ところが感染が起きたのはT-ウイルスという、死んだ細胞を活性化させるものでした。空気感染し、ウイルスを消す方法はありません。
T-ウイルスに感染した死者たちは動き始め、アンデッドと呼ばれ、食欲の欲求のために人を襲い始めました。
アリスとマットはハイブから脱出します。しかしその際、生体に直接T-ウイルスを投薬してできたリッカーという舌の長い怪物に、マットは左腕をひっかかれました。
2人はアンブレラ社の部隊に捕獲され、アリスは実験を繰り返され、マットはネメシス計画に使われました(映画『バイオハザード』参照)…。

アリスらが拘束されたのは数時間後(およそ7時間後くらい)です。
その後、アメリカのラクーンシティではハイブの内部がどうなっているか知らない特殊部隊が入り込み、アンデッドに襲われます。
アンデッドは平和なラクーンシティになだれこみ、あっという間に街へ散っていきました。あちこちで犠牲者が続出し、犠牲者もアンデッドとなってネズミ算式に増えていきます。
事態を重く見たアンブレラ社は、最重要人物に避難命令を出しました。開発者のアシュフォード博士の家にも避難命令が出て、車椅子のアシュフォード博士は連れられます。
アシュフォード博士は、愛娘・アンジェラの身を心配しました。アンジェラの学校にも迎えの車が来て連れ出されますが、アンジェラを乗せた車は交通事故で横転します。

13時間後。
アンデッドが街じゅうに溢れかえりました。
この頃、『アリス計画』が発動され、アリスは目覚めます。
全身に管をつけられたアリスは、それを剥がして病衣を着用し、荒れ果てた街へ出ていきました(これが映画『バイオハザード』のラストシーン)。

ラクーンシティはレイベンズ・ゲートという橋で他の街と区切られています。その橋には逃げ惑う人が多く集まっていました。
13時間でラクーンシティがアンデッドで溢れたのを見たアンブレラ社は、街に戦術核爆弾を落として街ごと消滅させ、事件の隠蔽を図ろうとします。
中央警備局やアンブレラ社の少佐ティモシー・ケインは街の隔離を決定し、拡声器で市民にその旨訴えました。そして刃向かう者は発砲もやむなしとします。
アシュフォード博士は娘のアンジェラが事故で到着しないことに業を煮やしますが、アンブレラ社は瑣末なことに気をかけません。

【承】- バイオハザードⅡ2アポカリプスのあらすじ2

娘のアンジェラは事故で横転した車から脱出し、近くの小学校に避難していました。
アシュフォード博士は、CCTV(街にある監視カメラ映像)をハッキングし、娘・アンジェラの近くにいる生存者を探します。
それがアリスでした。ほかにもレイベンズ区のレイベンズ教会に、生存者が集まっています。
アシュフォード博士はアリスと交渉しようと考えます…。

レイベンズ区・レイベンズ教会。
ラクーンシティの女性警察官ジル・バレンタインは、停職処分を受けていました。そこへアンデッド出現を機に、主導命令がかかります。
警察へ赴いたジルはスリを働いて拘束された黒人男性ロイド・ジェファーソン・ウェイド、通称:L.J.に手錠の鍵を渡し、逃げるように告げました(L.J.は逃げた後、あとで合流します)。
上司のペイトンと共にジルは街へ出ていきますが、アンデッドの勢いに押されて教会に駆け込みます。
そこには女性リポーターのテリ・モラレスがいました。
教会には素早い生き物が入り込みます。素早すぎて見えにくいのですが、人間に直接T-ウイルスを投与した結果できた、舌の長い四足の生き物、リッカーです。
複数のリッカーに襲われて絶体絶命に陥ったジルたちのところへ、教会のガラスを破ってバイクで乗り込んでくると、二丁拳銃でリッカーを仕留めた者がいました。アリスです。
撃ってもきりがないとみたアリスは、ジルたちを連れて教会を脱出しました。
途中に通った墓場があだになりました。墓から次々にアンデッドが蘇ります。
その頃、ティモシー少佐は『ネメシス計画』を始動させました。ネメシスが街へ出ます。

ネメシスはアンブレラ社が開発した人間の形の生物兵器です。二足歩行をする、いかつい体型の男性です。
リッカーと異なるのは、知能があることでした。アンブレラ社の命令に従います。
『ネメシス計画』とは、人間を兵器化した怪物を上手に操れないかと実験するものでした。そして…判明するのはだいぶあとですが、ネメシスの正体はアリスと共に救助された時に、リッカーによって左腕に傷を負ったマットでした。

スリのL.J.は市民がたてこもる居酒屋に行きます。その建物の屋上には狙撃手がいました。
居酒屋に、武装したネメシスがやってくると、狙撃手をロケット砲で撃ちました。中にいるS.T.A.R.S.という特殊部隊を次々にガトリング砲で殺します。
驚いたL.J.は武器を落として降伏の意を表しました。戦闘能力なしと見たネメシスは、L.J.を殺さずに立ち去ります。

【転】- バイオハザードⅡ2アポカリプスのあらすじ3

逃亡するアリスたちのところへ、公衆電話がかかってきました。最初は罠かもしれないと無視したアリスですが、何度も行く先でかかるので電話を取ります。
電話の主はアシュフォード博士で、アリスたちを街から脱出させる代わりに娘・アンジェラの救出を頼むというものでした。アリスは引き受けます。
その際アリスはアシュフォード博士から、5キロトンの戦術核爆弾をラクーンシティに投下して、事態を隠蔽しようとアンブレラ社が考えていることを聞かされました。アンジェラの避難している小学校へ急ぎます。
ジルの上司のペイトンが、ジルたちを逃がして撃たれました。
ネメシスと会ったアリスは、ジルたちを先に行かせてネメシスと1回戦を行ないました。
ジルたちは学校へ行く途中でL.J.と合流します。

孤立した男性軍人のカルロス、ユーリ、ニコライたちは、ヘリが降下した兵器を見て、自分たちの武器ではないと気づきます。実際その兵器はネメシス用でした。
ヘリに合図をしても、救助せず立ち去りました。自分たちは見捨てられたと感じます。
カルロスたちもアシュフォード博士に取引を持ちかけられ、アンジェラのいる小学校へ行きました。

小学校にはアンデッド化した子どもが大勢いました。女性リポーターのテリが子どもに襲われかけ、逃げます。
ジルは隠れていたアンジェラを見つけました。そこへ、警察犬がアンデッド化したケルベロスが襲ってきます。
男性軍人のひとり、ニコライがジルを助けますが、別のケルベロスに倒されました。
ジルは調理室でガス漏れを起こし、マッチで爆発させてケルベロスを一掃しようとしますが、マッチの火は途中で消えてしまいます。しかしアリスが煙草を投げ、爆発を起こしました。ケルベロスは全滅します。

アリスとアンジェラは会った瞬間から、お互いが感染者だと気づきました。もっとも、これには多少説明を要します。
アシュフォード博士は先天的に難病を抱えており、車椅子の生活を余儀なくされていました。愛娘のアンジェラにも同様の症状が出てきはじめたのを見たアシュフォード博士は、娘を救うために細胞を活性化する薬を発明します。これが、T-ウイルスの正体でした。
アンジェラは病気の発症を防ぐために、定期的にウイルスを投薬しています。
また救助されたアリスは、ウイルスを投薬されても感染してリッカーやネメシスにならない、特殊な体質でした。それゆえに、繰り返しT-ウイルスや抗ウイルスを打たれる実験台となり、今では常人よりも体力的にパワフルになっています。

娘のアンジェラを無事に確保したアリスたちは、公衆電話でアシュフォード博士に連絡を取り、脱出方法を聞きました。

【結】- バイオハザードⅡ2アポカリプスのあらすじ4

47分後に市庁舎を離陸するヘリが最終便だと、アシュフォード博士は答えます。もちろんそれは上層部の者を避難させるヘリです。
アリスたちは市庁舎へ移動し始めました。
アシュフォード博士は勝手に連絡を取っていたのがティモシー少佐にばれ、つるしあげに遭います。

逃げる車中で取材を求められたアリスは、カメラに向かって現状を説明しました(これがオープニングの映像)。ヘリのところへ行き、強奪しようとします。
アリスはロープを結えて壁を水平に走って降りていき、見張りの兵を倒しました。ヘリ周辺の兵も倒します。
ところがアンジェラをティモシー少佐によって人質にとられ、アリスはネメシスと戦うよう命令されました。ためらうアリスを見たティモシー少佐は、アシュフォード博士を銃殺して本気だと示します。
戦いの最中、アリスとネメシス(マット)は互いの正体に気づきます。
記憶が戻ったネメシス(マット)はアリスの味方をして、軍隊を襲撃し始めました。ジルとカルロスは拘束を解きました。L.J.は一足先に操縦席に座っています。
ネメシスは軍隊のヘリを撃ちますが、墜落したヘリが当たって死にました。
アリスたちはヘリに乗り込むと、ティモシー少佐をヘリから落とします。ティモシー少佐は自殺しようとしますが、全弾を撃ち尽くしており、アンデッド化したアシュフォード博士に噛まれました。
夜明けに戦術核爆弾が投下され、ラクーンシティは消滅します。衝撃波がヘリを襲い、アリスたちを乗せたヘリは、アークレー山脈に墜落しました。

爆弾投下直後から、ラクーンシティの郊外にあるアークレー山脈に捜索隊が出動します。
捜索隊はアリスの遺体を見つけると、回収しました。そしてまた実験を続けます。
生還したのはカルロス、ジル、アンジェラ、L.J.でした。テリの動画を公開して告発しますが、アンブレラ社によって後日「やらせ」だと言われ、メンバーたちはデマ犯として追われる身となります。

…惨劇から3週間後。
アンブレラ医療救急施設では、驚異的な回復力をみせたアリスが目覚めます。
アリスは最初、記憶や知性が全くありませんでした。
それを見たアイザックス博士はアリスをあなどり、これがペンだと教えます。
そして「名前は?」とアリスに問いかけた後、他の研究員に応答していました。
アリスは驚異的な回復力と同じく、記憶の回復もめざましいものでした。その間に脳裏にいろんな情報が戻ります。
アイザックス博士がアリス計画(唯一T-ウイルスが効かないとして繰り返し投薬されていた実験)の時に居合わせた人物だと気づいたアリスは、「私はアリスよ」と答えると共に、アイザックス博士に攻撃を加えて立ち去ります(殺してはいない)。
目覚めたアリスは、超能力を持っていました。中央監視室の映像をすべて自分のものに切り替え、脱出を図ります。
外には、アリスの生存を知ったジルやL.J.、カルロス、アンジェラが迎えに来ていました。
その車に乗り込んだアリスを見て、アイザックス博士が「通せ(解放しろ)」と言います。
アイザックス博士は次なる『アリス計画』を考えていました。超人化したアリスが外の世界でどのように成長するかを監視する計画です。
それをまだ知らないアリスは、ジルたちとの再会を喜びました。アンブレラ社のマークがついた人工衛星が、アリスたちの乗る車を監視しています…(映画『バイオハザードⅢ』につづく)。

みんなの感想

ライターの感想

早くもほころび、矛盾が見え始める内容ではある。
『バイオハザード』シリーズは整合性をあまり考えずに、娯楽重視で視聴するのがいちばん楽しいと思う。
1のラストでは、かなり長い時間が経過しているように感じられたのに、ここではたった10時間かそこらだった…という、トンデモ設定が!
(いやいや、実験を繰り返される回想シーンを見ると、だいぶ日にちが経過してるように見えるのに!)
マットくんのその後が切ない…アリスさんは綺麗なままなのに、マットくんがみょうちきりんな怪物化していて、でも最後アリスをかばってくれる…。
ここからあと、物語は実は迷走を続けまして、正直なところ「アリス計画ってなに?」「あれ、T-ウイルスと抗ウイルスの違いってなに?」と
まあいろいろと突き詰めて考えると矛盾だらけの内容になってしまうのだけど、勢いはあるしアクションはあるしで、楽しいシリーズ。

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