映画:バイオレンスアクション

「バイオレンスアクション」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アクション映画

「やわらかスピリッツ」で配信された、原作:沢田新、作画:浅井蓮次のハードボイルド・アクション。一見、派手目のデリヘル女子大生だが、派遣型の凄腕殺し屋ケイの活躍を描く。冷酷な殺し屋ながら、夢は簿記検定2級合格である。橋本環奈主演、瑠東東一郎監督、PG-12、2022年8月劇場公開作品。111分。

あらすじ動画

バイオレンスアクションの主な出演者

菊野ケイ:橋本環奈 テラノ:杉野遥亮 渡辺:鈴鹿央士 店長:馬場ふみか 金子:森崎ウィン アヤベ:大東駿介 だりあ:太田夢莉 クラ:猪塚健太 りっか:箭内夢菜 国津:兵動大樹(矢野・兵動) 謎の大男:くっきー!(野性爆弾) 三代目組長:佐藤二朗 みちたかくん:城田優 木下:高橋克典 ヅラさん:岡村隆史

バイオレンスアクションのネタバレあらすじ

【起】– バイオレンスアクションのあらすじ1

バイオレンスアクションのシーン1

画像引用元:YouTube / バイオレンスアクショントレーラー映像

大都会、東京。

とある女性が写真を撮られている、笑顔で、少しぶりっ子に。

彼女の写真は「ぷるるん天然娘特急便」に掲載された。するとそれを見た一人の男性が電話をラブホテル前から、電話を掛けてくる。

「今すぐ女の子を頼む、何でもできる子」

指名を受けたラブホテルの部屋がノックされる。強面の男が扉を開くと目がパッチリしたピンク髪のショートボブ姿の小柄なデリヘル嬢が笑っている。

「はぁ?デリヘルなんて頼んでねぇよ」

扉を閉めようとしたヤクザは、ナイフで喉を掻き切られた。

デリヘル嬢の目つきが変わり、ヤクザが銃を出そうとしたが時すでに遅し、ヤクザは倒れた。中にいた他のヤクザたちが一気に臨戦態勢に入ったが、デリヘル嬢こと菊野ケイは凄腕の若手の女殺し屋だった。

先程、ホテルの前から電話を掛けたのは依頼主だったのだ。

巧みな身のこなしで銃弾を避けると次々とヤクザをナイフで抹殺、奥で囚われていたアイドルを助けだし表で待っていたマネージャーに笑顔で託すとその場を後にする。

デリヘル「ぷるるん天然娘特急便」は世間への仮の姿で、凄腕の殺し屋組織であった。

ケイをはじめとした殺し屋の少女たちの精神バランスを心配して、事務所スタッフで運転手ことヅラさんは事細かに話しかけてくれた。

しかしケイはあっけらかんと、ヅラがいつも被っているリーゼントのかつらをはがし、ハゲ頭を笑顔で揶揄う。

「俺は、この毛の事をあざけられても耐え忍び、君らとスキンシップを図り心の健康の保全に身を砕くのも僕の仕事の一つと自負している。壊れやすい君らのために…」

なあ、悩みはあるんか?というヅラさんの言葉に、ケイは真剣に考え込みこう答えた。

「うーん、小さい夢でもずっと持ち続ければいいと思うの」

と告げると、笑顔で一冊の本を見せた。

”日商簿記検定二級”

実はケイは検定に受かるために、昼間は普通の専門学生として学校に通っていた。

ある日、学校を出て殺し屋アジトのひとつ、仲間の店長が営むラーメン屋に移動しようと定期を出そうとするが見つからない、焦るケイ。すると通りすがりのスーツ姿の男性、テラノが払ってくれた。

運賃をあとで返そうとしたケイだったが手持ちが30円足らず、テラノは特に気にせず

「今度、会った時に返してくれればいいよ」

と爽やかに微笑んだ。その姿に、どこかきゅんとくるケイ。

キックボードで華麗にラーメン屋に辿り着いたケイの後ろを、誰かがそっと追いかけてきていた。それは同じ専門学校の茶色いマッシュ頭の渡辺であった。

ケイが店内に入るとゴリラのような要望の男が死んでいた。ヅラさん曰くぷるるんの女の子が毒殺したらしい。

店長がラーメンを食っていけとぶすっとした顔でケイに告げるが、ケイは華麗にスルーする。

ケイを追ってきた渡辺はそっと店内に入ると、ヅラさんに銃を返そうとするケイと死んでる男に度肝を抜かす。ケイの知り合いと知った店長がヅラに銃をしまい、倒れてる「酔っ払い」を奥に連れていけと命令した。

渡辺は、銃も死んでる男も本物だと気づかずに、本物かと思ったーと笑った。その顔を見た店長が

「ラーメン食っていけ」

と促すと、渡辺が応じる。しかし出されたラーメンはとっても不味い。

店内にいる全員分のラーメンを出されてしまったので、ケイも食べなくてはいけないことに。文句を言いながら、皆でラーメンを啜る。

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