映画:バックドラフト2ファイアチェイサー

「バックドラフト2ファイアチェイサー」のネタバレあらすじと結末

バックドラフト2/ファイア・チェイサーの紹介:2019年製作のアメリカ映画。大ヒット作『バックドラフト』の続編。亡き父・スティーブンと同じシカゴの消防署で働く消防捜査官・ショーン。彼は投獄されている放火犯・ロナルドの手も借りて、犯罪を阻止するべく調査を行っていたが…。前作でも出演した、ウィリアム・ボールドウィン、ドナルド・サザーランドがそのままの役柄で今を熱演する。

あらすじ動画

バックドラフト2ファイアチェイサーの主な出演者

ショーン・マカフレイ(ジョー・アンダーソン)、マギー・レニング(アリーシャ・ベイリー)、ブライアン・マカフレイ(ウィリアム・ボールドウィン)、ジェニー(ジェサミン・ブリス・ベル)、ワッツ隊長(アラステア・マッキンジー)、クンツ(ドミニク・マッハム)、ロナルド・バーテル(ドナルド・サザーランド)

バックドラフト2ファイアチェイサーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①火災調査官のショーンは代々消防士の家系で、父・スティーブンの殉職が叔父・ブライアンのせいではないかと疑っている。ハンター夫妻の家がバックドラフト火災を起こし、少年5人が焼死。ショーンは放火事件だと調査開始。 ②ハンター夫妻の会社がミサイルを開発し、敵国に売ろうとしていた。からくりをしったショーンはミサイル受け渡しを阻止、解決後に消防をやめた。

【起】- バックドラフト2ファイアチェイサーのあらすじ1

バックドラフト2ファイアチェイサーのシーン1 アメリカ・イリノイ州シカゴ。

ショーン・マカフレイは、消防士の父と祖父を持つ男性です。
祖父・デニス、父・スティーブンともに、殉職していました。
ショーンは自身が幼い頃に、父が殉職したときのことを覚えています。

長じてから、ショーンも火災調査官の職業に就きました。
叔父のブライアン・マカフレイは、シカゴ署の副署長になっています。
ショーンは父と同じ第17小隊に所属しています。


火災現場に出場したショーンは、カップルの女性だけ焼死し、彼氏のディランが生き残っていることに疑問を抱きました。
火元はマットレスで、そこへ寝ていたのは彼女だけです。
彼氏のディランは火災発生時に、ソファで映画を見ていたとのことでした。
しかし、普通に寝ているだけだったら、火災が起きたときに炎から身を遠ざけるなどの動作が起きていたはずです。
火災現場に残ったテキーラに薬を盛り、彼女を殺害する意図があったのではないかと考えたショーンは、ディランにその説をぶつけて鎌をかけました。
ショーンの見立てどおり、ディランが彼女を殺害していました。

ショーンは火災調査で放火を見抜く才能があり、亡き父や祖父のように「殉職したくない」と思っています。
苗字が同じマカフレイということで、叔父のブライアンの身内だと、業界ではすぐに分かってしまいます。
父が亡くなった件に、叔父も関係しているのではないか…そうショーンは考えていましたが、なかなか聞けずにいます。

本署のOFI(火災調査係)に戻ったショーンに、ワッツ隊長が相棒を紹介します。
ショーンには若い女性のマギー・レニングがつけられました。
マギーは5年、消防士としての経験があります。


ハロウィンで近所の家を回っていた少年5人が、リンカーン公園の北にある屋敷で、バックドラフト火災に巻き込まれて焼死しました。
バックドラフトとは、室内などの密閉された空間で火災が生じ、不完全燃焼で火の勢いが衰えたときに、ドアを開いて酸素の供給があると、一瞬にして爆発を起こす現象のことです。
火災の一報を聞いたショーンは、相棒のマギーとともに現場へ行きました。

火災現場を見たマギーは、コンセントのあるプラグが発火源だと指摘します。
正解ですが、半分だけだとショーンが言います。
火が下よりも上で盛んに燃えていることに気づいたショーンは、地下にあるエアコンから出火し、ダクトを通って地下から上に火が回ったと気づきました。
つまり…放火犯がおり、過負荷による事故を装った「犯行」だと、ショーンは気づいたのです。

【承】- バックドラフト2ファイアチェイサーのあらすじ2

バックドラフト2ファイアチェイサーのシーン2 火災現場の家主であるハンター夫妻は、行方不明でした。連絡が取れず、詳細も分からないままです。
いったんその日は帰宅したショーンですが、火災が気になって、夜中に発火装置の再現をしてみます。

いっぽうで、ショーンはマギーの過去についても調べました。
マギーは警防部のいわば花形で、人助けをして2度も表彰された過去がありました。
それなのに地味な火災調査の仕事に回されるとは、何かしら不祥事があったのだろうと、ショーンはみていました。


発火装置を検証した結果、ショーンは、この火災は放火事件だと確信します。
単にエアコンから出火しただけでは、こうまで勢いよく燃えることがないと踏んだショーンは、硝酸ベンジルとリノリウムという助燃材があったと結論付けました。
ただの素人ではなく、火災についての知識がある「プロ」の手口だと見抜きます。

署内には、殉職者の遺影が飾られている一角があります。
父・スティーブンの遺影を見ていたショーンは、叔父のブライアンに声をかけられました。
その日は、ショーンの母親の誕生日です。
会いに行かないのかと聞かれますが、ショーンは無視しました。

その日、地元の馴染みのダイナーに行ったショーンは、女性客のジェニーと話をします。
その店はライバル店がやっかみ、排気口に油を撒いて連続でボヤが発生するトラブルがありました。
ショーンが解明して、犯人を捕まえました。
ジェニーはその店主の娘ですが、30歳にもなって結婚していないということで、父親と縁を切っています(そんなに険悪な感じでもなさそうだが)。
意気投合したショーンは、ジェニーと交際を始めます。


ハンター夫妻のプライベートを調査したショーンは、夫妻が過去に何度か倒産を繰り返していたと知ります。
ハンター夫妻は、ハンター・システム社という会社を経営しています。
NATOにも輸出するミサイルを作っていました。謎は深まります。

その調べ物をしている最中に、商業ビル火災の一報が入りました。
「青い煙が出ている」と聞いたショーンは、急いで出場し、犯人と思しき若者を追い詰めました。
タックルして現行犯で捕まえます。裏を返せば、現行犯で捕まえる必要性があるのです(あとで証拠固めが難しい&時間がかかるから)。

【転】- バックドラフト2ファイアチェイサーのあらすじ3

バックドラフト2ファイアチェイサーのシーン3 商業ビルに放火した若者から「保険金が満額おりるから、建物の主に放火を依頼された」と聞いたショーンは、ハンター夫妻の家も同じだったのではないかという仮説を立てました。
しかしハンター夫妻の家は、専門家ではないと思いつかない手口が使われています。
ショーンは、過去に消防署の職員であり、放火で捕まったロナルド・バーテルと会い、意見を聞きます。

ロナルドは、「燃やした家に秘密があったのではないか(燃やすことで隠したいものがあったのだろう)」「2つめの発火源があったはず、セルロイドと水銀を試したか(1つめの発火源だけでは、家を丸ごと燃やすには足りない)」という助言を、ショーンに与えます。
「セルロイドと水銀」という言葉から、マイクロ電池を使った使い捨て装置が使われたのだと、ショーンは直感で気づきました(ロナルドが暗に示した)。

夜、再びショーンが火災現場に行くと、相棒のマギーもやってきました。
ショーンはマギーに、火災調査部への異動の理由をぶつけます。
マギーは人助けをしていましたが、消火に入った家で、小さな盗みも重ねていました。
それが発覚して、警防部から火災調査部へ異動になっていたのです(左遷)。
ショーンの見立てどおりでした。
マギーも認め、名誉挽回を図りたいと言います。


ハンター夫妻の会社を調べたショーンとマギーは、あるミサイルのプロトタイプのテスト中に、実験室で火災が起きたと知りました。
実験場へ行ったふたりは、その火災がベンジルとリノリウムを使った、意図的なものだと気づきます。
目的は2つ(直後に3つと判明)でした。
「火災でおりる、保険金が目当て」「火災が起きたことで、納期を遅らせることができる」だと、ショーンは分析します。

さらに調べたショーンは、「燃えたのは模型」だと気づきました。3つめの目的も判明します。
ミサイルを燃やしたことにして、ハンター夫妻の夫は、ミサイルを敵国に売ろうと考えたのでした。
妻はそれを妨害しようとしてFBI(連邦捜査局)に知らせたと、ショーンは知ります。


ハンター夫妻の家のものは大半が燃えましたが、パソコンのハードディスクのデータの一部は残りました。
そのデータから座標が割り出されます。
そこへ行ったショーンは、放火犯を見つけました。ショーンは現行犯逮捕し、建物にいた少女を救います。
現場で犯人を宙づりにしたショーンは、あとで「逮捕時に乱暴を働いた」ことを責められます。

【結】- バックドラフト2ファイアチェイサーのあらすじ4

バックドラフト2ファイアチェイサーのシーン2 落下したものの無事なショーンは、叔父のブライアンに、父・スティーブンの殉職の真相を聞きます。
ショーンは、父の死に叔父のブライアンが関与しているのではないかと、疑っていました。
それを否定したブライアンは、「お前の父は、親友を助けようとして素因だ。だが、それは放火犯(ロナルドのこと)だった」と答え、ずっと黙っていたことを謝ります。
ブライアンが黙っていた理由を知ったショーンは反省し、母へ電話をかけました。


今回のハンター夫妻の家の放火に、ロナルドの「知恵」が使われていると気づいたショーンは、ロナルドの過去1年間の面会記録をチェックします。


先の現場で宙づりにした犯人に文句を言われたショーンは、不利な立場に立たされました。
署内でも問題になり、ショーンは謹慎処分を受けます。
時間がかかっているために、ハンター夫妻の放火は、事件ではなく「事故」として片付けられそうでした。
謹慎処分で動けないショーンは、あせります。


あせるショーンに、恋人のジェニーがアドバイスをしました。
「携帯基地局のログは?」
ミサイルの荷物にGPSを仕込んでいた場合、その履歴を見ることで分かることがあるのではないかと、ジェニーが助言します。
ショーンは早速、調べさせました。

ショーンとジェニーの寝るベッドに、爆発物が仕掛けられます。
知らずにベッドを離れるとセンサーが作動し、爆発が起きるというものです。
ショーンはジェニーに通報するように言い、自分が残りました。
ブライアンがやってきて、ガスを下に逃がそうとして爆発に巻き込まれ、犠牲になって亡くなります。

叔父のブライアンの葬儀は、殉職として行われました。ショーンも見送ります。
ジェニーの案が当たり、場所が特定できました。
謹慎中のショーンに、仲間が協力してくれます。


ロナルドに再び会ったショーンはヒントをもらい、ナイジェリア行きの船舶貨物にミサイルを見つけます。
ミサイルを取りに来る犯人が、ロナルドに知恵を授けられた者たちでした。偽名で面会に来ていたので、名前では判明しません。
ショーンは先回りして、犯人と戦いました。
マギーも駆け付けて被弾しますが、ともに犯人を捕まえます。


後日。
事件を解決したショーンは、「生きて消防を辞める」と宣言しました。
マカフライ家の男性は、代々殉職しています。
火災調査官を辞めたショーンは、恋人のジェニーと一緒に暮らす決意をしました。
なついていた犬を、飼うつもりです。
(ハッピーエンド)

みんなの感想

ライターの感想

あの名作『バックドラフト』の、正当な続編。ブライアンとロナルドは続投。
しかし…『バックドラフト』を好きな人であれば、不満に思うだろう。
前作品に較べると、あらゆる面でショボい。正直なところ、これは…続編を作らないでほしかった。
話をむだに大きくしすぎ。結果、回収しきれていないところもある。ハンター夫妻はどこに?
火災の映画なんだけれど、そして火災シーンは出てくるけれど、本質がちがうところにある。
ロナルドが、レクター博士みたいな扱いになっているし…微妙な出来。ブライアンの死は不要だと思う(無駄に殺すな~)。

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