映画:バリー・シール/アメリカをはめた男

「バリー・シール/アメリカをはめた男」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」の感想

ライターの感想

バリー・シールがこなしていた仕事はかなり複雑なので、随所で挿入されるバリー・シール自身の解説とかわいらしいアニメーションがありがたく感じられます。実在の人物ということが観れば観るほど信じがたくなってくる物語で、トム・クルーズの珍しいダメ男ぶりも物語のリアリティを盛り上げています。また、ハイテンションな音楽の連続も魅力的です。特に、この世の春を謳歌するバリー・シールの姿に合わせて流れるディスコ風クラシック名曲のメロディは、主人公が感じている高揚をそのまま観客に伝える役割を見事果たしています。破天荒な物語と俳優の熱演、そして音楽との調和。主人公が迎えるラストは悲劇的ながら、娯楽大作として非常に満足度の高い作品でした。
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